ザ・インド人の日本語ブログ

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2005HEADオープンスカッシュ選手権 in 関西...トップ選手のプレーに受けた刺激

2005-08-23 | 独り言
先週末、京都で行われたHEAD社主催の関西オープンスカッシュ大会2005に参加してきました。公認選手権大会としての一般レベルに加えて、愛好家スカッシャーのためにフレンズAと、フレンズBという二つのグループでトーナメント式で試合が行われました。フレンズBは、スカッシュを始めてまだ2年ぐらいしか経っていない人が参加するグループで、フレンズAそれよりもう少しやっている人が参加できるグループです。一般レベルとは、簡単に言うと、スカッシュがとても上手な人たちのグループです。もちろん、日本のトップ選手も参加するわけだから、一般でもレベルとしてピンからきりまでありますが。

僕はスカッシュに出会ったのは去年の冬で、まだ10ヶ月ぐらいしかたっていません。冬の間、外でスポーツや運動することはできないし、運動をしていないとだるく感じて食欲もなくなる。そうなると、北陸のような僕にとって厳しい冬でやせてしまう可能性が大というわけです。周りの人はその逆の悩みを持ったりしますが。そのため、去年の冬当時家のいちばん近くにあったフィットネスクラブに入ることにしました。最初はトレードミルで走ったり、自転車をこいだりして、少し筋トレをすればいいと思っていました。しかし、入ってみると、やっぱりずっと無言のまま一人で走ったり、バイクに乗ったりすることはいやで、気晴らしにエアロビクスに参加したりといろいろ楽しくやっていました。そんなこんなでフィットネスクラブに通うようになったわけだが、そこは北陸で唯一公認のスカッシュコートがある所だという話を耳にしたのです。スカッシュコートがあることに気付いていたし、人が楽しそうにやっているのも見ていました。でも、自分の中ではスカッシュが少しエリートな感じがあって最初の一ヶ月まったくやってみなかったです。

そんなある日、友だちに「ポーランドで買ったラケットがあるからちょっとやってみたいんだ。付き合ってくれ」と言われたので、一緒にやりました。僕にとってそれは2回目のスカッシュでした。あるいとこのお姉さんが嫁いだところが大手会社の社長で、その会社の住宅地内にあるスポーツセンターでスカッシュコートもありました。そのお家に遊びに行ったときに、お姉さんのだんなさんと少しだけスカッシュをした覚えがあります。10年以上前のことです。その時も、「スカッシュってお金持ちじゃないとできないもんだなあ」という印象の方が強くて、スポーツとしてそのルールや楽しさをあまり覚えなかった気がする。自分の中でそんなエリート意識があったスカッシュは、昔からインドやパキスタンの選手がとても強いです。それはなぜなんだろうと一つ不思議なことですが。

そんなスカッシュを、10年ぶりにフィットネスクラブで友だちととても気軽にできました。やってみるとひじょうにおもしろいし、運動量もかなり多いし、頭も使わないといけないし、いいことばかりでした。これにははまってしまいそうだなあと思いました。ようするに、それがきっかけで10ヶ月前に僕のスカッシュライフがはじまったわけです。それを考えると、先週末の大会でフレンズBに参加してもよかったはずなのに、フレンズAに参加しました。一回戦に勝って、次の試合におしくも負けてしまいましたが。というより、つまらないミスをして自滅しました。しかし、フレンズAの方がおもしろくて楽しくて自分が通用すると思えたのでよかったです。

しかし、しょせん僕はフィットネスクラブに入ったのは楽しく汗をかくためだったし、「部活」的なスポーツをもう卒業したつもりでした。自分で勝手にそう決めていただけのことですが。そのため、スカッシュにおいても僕にとって遊びであって、なにか必死になる気持ちはあまりありませんでした。スカッシュを練習しているというよりも、楽しんでいるという感覚に近いものがありました。それに大きな刺激が与えられたのはこの週末の大会でした。男子の一般レベルももちろんのこと、女子では日本チャンピオンを含めトップ10の選手のうち5人も参加したので、ひじょうにレベルの高い戦いを目の当たりにしたわけです。スカッシュでは初めてですが、久しぶりにプロのプレーを間近に見て圧倒されました。せっかくスカッシュができる環境におかれているから、もう一歩踏み込んでやってみたいという気持ちがわいてきました。だから、今までどおり楽しく、あまり欲も出さず、しかししっかりと上を目指してがんばろうと思っている今日この頃です!

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