子供が始めて使う腕時計に気をつけましょう。
ピノキオ君はディズニーのウッドペッカーを着けています。
子供が使う時計はアナログをお勧めします。
むしろ子供用の時計にはデジタル時計は作らないように言ってきました。
バイヤー時代もお子様向きのデジタル時計はほとんど仕入れはしません。
子供が育つ時に時針、分針の角度で時刻を読み取れるように子供の頃から慣れておくことです。
電車の発車時間、テストの開始時間など絶対遅れてはいけないシーンが大人になってから出会う。
そのときにはアナログ式の針が経過時間を把握でき易い。
ビジネス時計にアナログが圧倒的に多いのはそのような理由のようです。
デジタルが活躍できるのがスポーツシーン。カウントダウンなどで必要不可欠なアイテム。
ところが20年前、カシオGーSHOCKの発売で子供までもがデジタル時計を付けるようになりました。
このシリーズの時計はあっと言う間に広がりました。
壊れないなどメリットが大きいこともあったがデメリットもありました。
その後の体験学習の講義の折、中学生にアナログ式の時計を時刻合わせを指導する際ほとんどの子供が正確に時刻合わせが出来ませんでした。
「10時10分に正確にあわせてください!」という指示に秒針まで正確さを求める子供はほとんどいません。
分針もずれているのがほとんど、中にはリューズを引くことすら出来ない人もいました。
これでは大人になったとき、社会との間に時間とのトラブルが目に見えている。
与えられた仕事を優先順位別、時間内に仕上げるなど経過時間が要求されるようなスキルのトレーニングに時間がかかる。
「教育委員会は「自転車の乗り方、靴の選び方、時計の合わせ方」など基礎を指導してくれよ~!」などとぼやいていました。
「時は金なり」金融関係の面接をする友人、「デジタル時計をつけて会場に来る人は不合格にする。」
「遊びに来ているわけではないのだから社会人として常識を持つように!」
「大切な時間」を扱う仕事に応募するのですから「デジタル時計1個しか持っていません!」のいいわけはまた余計に不利になる。
「就職活動」も追い込み時期です。
電池交換に来るお客様にはそれとなくお話します。
私のような時計オヤジもいるので面接に連れて行く時計は安全なアナログ時計にしておきましょう。
「何時に東京駅に着きました?」とさりげなく聞いて来る面接官。質問の目的はこの人がどれほど時間の感覚を日常身につけているのかの審査なのだ。
社会の時間の流れから飛び降りた私だ!
今では何の時計をつけても誰からも文句を言われなくなりました~!
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