京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間。

2013-04-04 09:38:36 | 日記

明日4月5日は「晴明」の日。
草木の花が咲き始め、天地万物が清らかになる日。
そこで「晴明神社」の写真です。
「安部晴明」の名前はこのような由来があったのですね~!
また、今日から「京都御所」の一般公開の日が始まりました。

京都観光には一番良い季節がやってきた。
今日4日から23日まで「水澄美恵子」さんの人形展が開催されます。
今回は「昭和の子供」がテーマ。
宮澤賢治の世界などをモチーフにした作品が印象的な作家さんです。

残念ながら会場が「美術館駅kyuto」なのだ。会場が狭く換気がよくない。
50人も入ったら息が詰まりそうな場所。
企画がいいので一番通っているギャラリーです。ところがいつもがっかりして帰ることが多い。がっかり確率100%!を維持している。
今回は閉店直前か開店直後のトワイライトタイムを狙いたい!

最近中国人の観光客が少ないので今年の工房は例年になく穏やかです。
狭い工房にいきなりどかどか入ってきて大声で騒ぐので一般の客には大変迷惑。
時計にべったりと油がこびりつくので後の掃除が大変。
時計の修理だけなのですぐに出て行くが嵐が去った後のように疲れる。

また、京都市内のアパートが中国人の留学生専用の施設になったことで周辺住民は反対運動がおきているようです。
「公共」の振る舞いが出来ない。入居者以外の不法滞在者が多く出入りするなど、犯罪やウイルス感染など病気の巣窟になるところもあるので不安なのでしょう。

周辺の住民に説明がなかったことも怒りが広がっているようです。
夏は裸同然で外出するなどトラブルが多いなどむやみに反対しているだけではないようです。この問題は根が深そう。

個人主義の「中国共産党」政権で育った中国人が嫌いなのだ。
それ以前、京都・中国間の歴史では中国からの恩恵が大きいだけに残念です。

逆に時計メーカーの生産拠点をさらに海外に集約しているようです。

長野県や東北の時計生産地ではまたもリストラに見舞われています。
私の仲間は50歳代だ。この世代は子育ての最終段階に入っている人が多い。

退職か中国へ行くかの選択が悲しい。どちらを選択しても地方では仕事が見つからないので仕方なく中国へ異動する。

「年賀状、カモメール」受け取ったオヤジ通信媒体のハガキにびっしりと状況が書かれています。
「10年以上リストラを繰り返している経営者の無能」にだれも追求しない日本社会が恨めしい。
資本原理主義社会では地方が破壊されても本社東京にある企業の利益が優先されるのです。「落ちんピックの無駄使い!にも腹が立つ。」

「セイコー」の生産地国内回帰の運動を邪魔をする「なんちゃって日本製」の問題があります。「そんなんありか~!」

量販店に行くと中国人向け「日本製」コーナーがある。これが嘘!
ほとんど中国組み立ての安物モデルです。MOVT・JAPANの記載はケーシングがチャイナと判断しましょう。

時計を購入する際にはしっかりと日本製である事を確認してください。
オリエント・秋田工場、セイコー・盛岡、諏訪生まれの時計を買ってください。
日本製なら私たちの修理も安心して取り組めるのです。














コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時計師のお花見! | トップ | 時計師の京都時間。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事