緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

感想文は三つの柱でサクサク!ドッカンメモを書いてみよう-②

2010年10月21日 | 低学年の勉強・読み書き・計算・家庭学習

引き続き下の記事の続きです。
白紙の原稿用紙を前にして手が固まってしまう子
(ウチはナミダ のオマケ付き!)に、どうやって
読書感想文を書かせるか??がテーマです。

前回は、物語を読んで、心に引っかかった箇所を
取り出し、 「ドッカン(読感)メモ」をつくりました。

今回はそこから「柱」を決めてドッカンを書き始め
ます。

感想文は三つの柱で書きましょう。

① 大柱(おおばしら) ② 小柱(こばしら)
③ 外柱(そとばしら) の3本です

ドッカンメモで挙げた箇所から、①大柱(一番取り上げ
たい箇所)②小柱(次に取り上げたい箇所)を決めます。

決めたら、さっそく原稿用紙に書いてしまいましょう。

書き始めに悩むところですが、奇をてらわず、「わたしが
「スーホの白い馬」を読んでこころに残ったことは、まず
○○の場面です。・・・」大柱に選んだ箇所の場面・
心に浮かんだことをメモどおりに書いていけば良いの
です。

そして、「それから、○○のところです。・・・」と接続詞で
つなぎ、小柱に選んだ箇所のメモを書いていきます。
だいたい200文字余りは埋まったでしょうか?

最後に「外柱」をたてます。 「外柱」は、特定の場面に
限定せず、物語全体を眺めて、心に浮かんだことを
書きます。できれば、物語の中に書いていない言葉を
使って、物語の印象などを語れれば良いでしょう。

ドッカンメモで挙がった言葉を使ってもうまくいくかも
しれません。ここが一番難しいのですが・・

スーホであれば、
「モンゴルの風景がきれいだ 行ってみたい」
「王様はいばりすぎだ 日本のソウリはあんなことは
しないでほしい」「馬頭琴という楽器を弾いてみたい」
などでしょうか・・

娘は
「美しくひびいて、聞く人の心を休めるという馬頭琴。
授業中にテレビで聞いた音色は思ったよりずっと美し
かったです。このすばらしい音色をぜひ生で聞いて
みたいと思います。」とまとめました。

やはり「外柱」があると、感想文はしまりが出ます
これでだいたい300字~350字くらいかな?

何文字要求されるかによりますが、埋まらないよう
なら「○○を思い出しました」とか「○○のようでした」
と比ゆや自分の体験を追加しましょう。

ドッカンメモをつくるときには、ママと語り合うように
言葉を引き出し、ママはそれをなるべくメモしましょう。
そのメモが最後の外柱ををるのに活きてきます。

・・ということで、子どもが語り、ママがメモするという
形で「ドッカンメモ」をつくる方法&実際にをたてて
ドッカンを書く方法を紹介してみました。

これで「当たり障りの無い感想文」を何とか書ける
と思います(個性的なものはムリですが・・・

でも、子ども自身がドッカンメモをつくれる方が良いに
決まっています。
次回は「ドッカンメモをつくる力を養う方法
を紹介したいと思います。
あくまで我が家の試みですが・・

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