緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

夕日とミッシェルと・・

2012年03月30日 | 本の紹介

書評を見て手に取りました。
この作家さんの本は初めてです。

本を終わるページに差し掛かると、自然に涙が出る
ことがあります。感動して・・ということではなく、この
本の世界と離れたくないという気持ちで、泣けてくる
のです。

この本の終わりも、そうでした。

この本の主人公は四年生の女の子。
ママの前では言いたいことの半分も言えない子・・。

そんな「波」ちゃんが知り合いの家の二階で不思議な
男の子「朝夫」君と出会います。朝夫君は将来ピアニ
ストになるのですが、昭和の香がするよそのお宅の
二階で夕方に、朝夫君の弾くピアノを聴いています。

ビートルズの「ミッシェル」

何だか分からないけど・・きっと「恋の歌だ」と波は
思うのでした。そして朝夫君と会うときには、何か
心の奥底がぎゅっと来る感じを覚えるのです。

初恋・・ですね

娘は将来どんな恋をするのだろうか?

時折想像することがあります。

あさのあつこ さんが「福音の少年」で描かれたよ
うな心の闇を探りあうような恋愛??それとも
漫画の「タッチ」のようなスローで切ない恋愛??

そのとき、娘の側にはどんな曲が流れているの
でしょうか・・・・

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