今、昭和33年頃が舞台の本を読んでいます。
ちょうどNHKさんちの「梅子」さんと同じ時代で
すね。
「漬物ばかりでなく、せめて魚の塩漬けでも食べたい」
とこの本の主人公は言っています。
住んでいる所も、家庭環境も違いますが・・・
話がある・・と大げさに家族が集まっては、すき焼き、
テーブルいっぱいの御馳走、イチゴの生クリームケー
キ・・梅子の寝室のテーブルには、飴がたくさん入っ
た可愛らしいビンが並び・・・ きっと私が読んでいる
本の主人公からしたら、おとぎの国の光景でしょうね。
歯をくいしばって、はいつくばって生きる姿を見たい
わけではないんですでも・・せめて自分を支えて
くれている、助けてくれている人たちへの感謝の気
持ちだけは持とうよ・・
学費・開業費・生活費・・全てを支えてくれた父親へ
家事・育児を一手に引き受けてくれている母親へ
工場のまかないや家事を全てやっている姑へ
工場を切り盛りし、自分を養ってくれている舅や夫へ
「ありがとう」と言う気持ちが全く無いのが態度でわ
かります。身内の手助けを当然だと思い、恵まれた
環境にふんぞり返っているといつか痛い目に合い
ます。きっと・・ いや、合ってほしい・・
久しぶりの「丸亀」ありがたや・・ありがたや(笑)