緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

篤姫もいよいよ最終回☆釣鐘のような人西郷さんに迫る本

2008年12月08日 | 本の紹介
篤姫も来週の12月14日でいよいよ最終回ですね♪
とうとう篤姫様も江戸城を出て行ってしまいました~

今、ママはこちらを読んでいます。


明治維新をなしとげた、西郷・大久保が「征韓論」をめぐって
対立していき、日本中を巻き込んで混乱を極めて行く過程が
描かれています。

登場人物は、西郷・大久保・木戸・岩倉・・など倒幕&明治政府
をつくった人々はもちろん、若手?として伊藤博文・井上馨・大隈
重信・・・・などなどです。薩摩の軍人さんも動き回りますが、間に
元薩摩藩主の 島津斉彬 久光の逸話も紹介されていて、大変
面白く読んでいます。

「一心同体」だった西郷と大久保が、目的達成後、袂を分かつなん
て、切ないですね・・その止められない歯車が回ってゆきます。

西郷さんといえばそのお人柄はかなりつかみ辛い方の様で、謎?
が多いのですが、坂本竜馬は「釣鐘のような人」と評しています。
「大きく打てば大きく響き、小さく打てば小さく響く・・・」そんな
魅力が西郷さんの悲運を導いたのでしょうか・・
とにかく男臭い小説です。

全10巻・・少しの間退屈しなさそうです。

補足ですが、こちらの小説は、NHK大河ドラマ化されたことがある
のですが、そのときの主演西郷さんの役は西田敏行さんでした。
先日たまたまその映像を見ることができました。
びっくりするほど・・・暑苦しいです(苦笑)見事になりきっていらっしゃ
いました。