近所に1つ140円の鯛焼き屋があります。
その店は、人通りの少ない商店街で鯛焼きだけを売っているみたいなんだけど、その立地条件で140円というちょっと高めの価格設定をして商売が成り立つっていうのが不思議だったもので、今日その店で鯛焼きを買いに行ってみることにしました。。
店の場所は八王子駅南口から線路沿いを高尾方面へ進む。
駅からは徒歩で5~10分程度の場所。
店へ行く途中、手相や姓名判断などの東洋占術で占う鑑定所があった。料金は1時間3千円と良心的な価格設定だ。。。おおっと、今日は鯛焼きのレポでありました。
この道を歩きつづけると、突き当たりちょっと手前の左手にその鯛焼き屋さんがある。
女将さんが一人で焼いている店のようだ。とりあえず店内に入ってみた。。。
「いらっしゃいませ」もなく黙っている。
とりあえず2つ注文してみた。
女将さんにちょっと話し掛けてみた。
「餡子が凄い量ですねー」
「。。。。。」
「うわぁ~、凄いなぁ」
「。。。。一人で焼いていて忙しいので椅子に座って待っててください」
鯛焼きを焼いている女将さんはこんな調子で帰りの「ありがとうございました」もなく、ちょっと無愛想な職人気質だ。ただ、性格が悪いと言う訳ではなく、悪い感じはしなかった。かえってこういうぶっきらとした人のほうが真っ直ぐで人情深く良い人が多い。
一見さんが気軽に話し掛けてもちょっと敬遠されてしまう感じではあるが、それだけ商品に自信を持っているということだろう。これは鯛焼きにちょっと期待が持てそうだ。
可愛らしいイラストの袋だけど、中身の鯛焼きとのギャップがあり過ぎるかも。
驚くのは、単なる耳付きだけじゃないんだよね。
側面からも見てみてくださいよ、この厚さを。。
まるで餡を2枚のホットケーキで挟んだかのような厚みがある。
測ってみたら厚さナント35mmもあった。
耳の部分以外は甘さの丁度良い塩梅の餡はギッシリと詰まっていて、2つ購入したけれど1つでお腹一杯になってしまった。
これ1つで140円は絶対安いぞと思うのでありました。
しかしここ八王子は、驚かされてしまう個人商店のなんとも多いことでしょうか。。
住所:子安町4-4-12
営業:11~19時 不定休