「韓国 葛藤の先進国」内山清行著(日経プレミアムシリーズ)読了。
北朝鮮と対峙しながら、独特の発展を見せる韓国。少子高齢化など、日本と同じような
背景を持ちながら、進みゆく韓国。日本の後を追う部分、日本の先を行く部分、
様々な様相。
現代史をふまえながら、問題点を活写。
中国に遠慮せざるを得ないという地理的、歴史的な運命を受け入れながら、
アメリカ、日本との関係を続ける韓国。
日本とも共通する、そしてそれに輪をかけた大学入試の問題もあり、
財閥を擁しての問題点、非正規職の比率の多さ、福祉問題における
高齢者と若者のせめぎあい。
矛盾を抱え込みながら、世界に存在感をアピール。
領土問題、精神的な問題、どれをとっても簡単ではない。
とくに、大統領問題は複雑で、強力な権限を持つと同時に
5年任期、1期だけの就任という脆弱さ。
朴大統領に期待される部分、危ぶまれる部分。
隣国のもつ複雑な事情を、事実に基づいての述べてある。
この書を読み、韓国の様々な面を認識し、
どうつきあったらよいか、ひとつの考え方を
形成することができた。
韓国理解のための良書と思われる。
北朝鮮と対峙しながら、独特の発展を見せる韓国。少子高齢化など、日本と同じような
背景を持ちながら、進みゆく韓国。日本の後を追う部分、日本の先を行く部分、
様々な様相。
現代史をふまえながら、問題点を活写。
中国に遠慮せざるを得ないという地理的、歴史的な運命を受け入れながら、
アメリカ、日本との関係を続ける韓国。
日本とも共通する、そしてそれに輪をかけた大学入試の問題もあり、
財閥を擁しての問題点、非正規職の比率の多さ、福祉問題における
高齢者と若者のせめぎあい。
矛盾を抱え込みながら、世界に存在感をアピール。
領土問題、精神的な問題、どれをとっても簡単ではない。
とくに、大統領問題は複雑で、強力な権限を持つと同時に
5年任期、1期だけの就任という脆弱さ。
朴大統領に期待される部分、危ぶまれる部分。
隣国のもつ複雑な事情を、事実に基づいての述べてある。
この書を読み、韓国の様々な面を認識し、
どうつきあったらよいか、ひとつの考え方を
形成することができた。
韓国理解のための良書と思われる。
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