いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

淡く深い友情

2019-09-01 23:02:35 | 人生


今日の午後、
2人の知人と会った。
ひとりは女性で、楽しく趣味に生きている。
活躍が楽しみだ。
もうひとりは男性で、思想を追求する哲学者である。
趣味に生きる女性と話していると、
自分の関わり方が、
淡く
そして
深く
なっているのに気づいた。
自らのことは、
多くを語らず、
相手の話に深く耳をかたむける。
淡い、
表面的な交わりだが、
相手の深みに触れていることを感じた。

哲学者とは、
お互い、手を挙げただけだが、
表情から、変わらぬ深い哲学探求を続けていることが感じられた。

人は、変わる。
いかようにも。







身に突き刺さる言葉

2019-09-01 22:48:26 | 人生


今日から9月だ。
今は、一斉に各学校で2学期が始まるとは言えない。
国の方針で、授業日を各学校に大幅に委ねているからだ。
良し悪しは別として、教育の多様化が進んでいる。
以前は、9月1日が「魔の日」と呼ばれた。
各学校が一斉に休み明けとなり、
それもあって、
子どもの自殺の多い日であった。
学校教育の役割も、劇的に変わった。
「ひとつの教育機関」として、
その存在意義を主張しなければならなくなった。
が、
子どもの姿が多様になっただけ、
よけいに学校教育への要求水準も高まっている。





「評判」という目で決めつけてないか?

2019-08-28 21:23:13 | 人生


人は、「評判」で他人の評価を決めがちである。
評判の悪い人もいる。
自分を除外例にしない。
よく言われることだが、
評判の悪い人には、それなりの理由はあるのだろう。
しかし、
実際に付き合ってみると、
評判は悪いといえど、
少々わがままであっても、
心根の優しい、
素朴な人であったりする。
皆の前で仲良くすることをひかえたりする人もあるが、
型にはめて人を見ることは、控えたい。

友に感謝

2019-08-27 23:33:18 | 人生


ついつい走りすぎることがある。
しかし、
がんばりすぎると迷惑をかけることがある。
そういうとき、
「ちょっと待て」
と言ってくれる友がいるのは、ありがたい。
誰しも、平安な日々を過ごしたい。
それを侵しそうになったとき、
ストップをかけてくれる友がいる。
そこから平安が生まれる。
励ますのは友。
ストップをかけてくれるのも友。
友に感謝。
友は、ありがたい。

畏友に学ぶ~高齢期の生き方~

2019-08-27 20:58:55 | 人生


人生の第一の目標は、すでに達成した。
それは、病に対するひとびとの認識を高める、
ということであった。
それで、ブログもやめようと思ったのだが、
続けている。
それは、つたない私のブログを読んでくださる
ありがたい方があるからだ。
そういうわけで、突然やめるわけに行かず、
こうして、パソコンに向かっている。
もう、SNSにたよらずに生きていけるところまできた。

人に嫌われないようにするには、
アナログオウンリーのほうが良い。
ブログを使っても、思うことの1%も伝えられない。

さて、ある畏友が生活の仕方を、
具体的に教えてくださった。
長い付き合いで、わたしの良さも悪いところもご存知である。

最も大切なのは、
シンプルな生活をすること。
よく掃除をすること。
それに尽きる。

高齢期の生き方である。

今は立派に一家をなしておられる方の過去を知っている。
みなさん、不幸な過去のことは思い出したくないと言われる。
今がよけりゃ、それでいいじゃないか。
他人の過去をほじくるのは、
人間への冒涜(神聖なものを汚すこと)である。

今日も、こうして、ナマイキなことを言っている。
今がよけりゃ、それでいいじゃないか。







ここまで生きてきました

2019-08-26 22:56:25 | 人生


わたしは、病弱であったので、
50歳まで生きるとは思わなかった。
つまり、21世紀は知らぬままあの世へ、
と覚悟していたのである。
ところがどっこい、
ついに、2019年まで生きてしまった。
余分な生だ、
と思っていたら、
最近、次々と友達ができるようになり、
あたたかで
すごしやすい
生活になってきた。
早死にするつもりで、
財産も蓄えなかったが、
こうなってみると、
もっと人生を楽しみたい、
と思うようになった。

友あり、遠方より来る、また愉しからずや。






ものをくれる友

2019-08-26 22:45:30 | 人生


徒然草に「物くるる友」という話がある。
良き友として、
物をくれる人を挙げている。
若い頃は「そんなもんいらん」
と思っていたが、
ある友が、
「余った服をあげる、」と言ってくれたのはありがたい。
プロ棋士の扇子をあげよう、というと、
普通の扇子でいいよ、という。
そのことがあり、余裕のある服をあげる、と。
60歳を過ぎると、なかなかそういう友には恵まれないものである。
無償の贈り物はありがたい。
私も、将来、彼が必要とするものをあげようと思う。
お互い様だ。
向こう三軒両隣。











遠い親戚より向こう三軒両隣 「いじめは犯罪である」

2019-08-25 21:02:00 | 人生


古いことわざに
「遠い親戚より向こう三軒両隣」
というのがある。
距離的に離れていると、
親戚であっても、助けることができない、
ということは、IT時代でも真理である。
だから、まずは隣人を愛する、
ということからはじめなければならない。
今はひとりでも、
そのうち、
仲間が増えてくる。
まずは、ひとり、近隣に
とても仲のよい友人をつくることから始めたい。

加えて、
自分の属するグループの中に、
まずはひとり、
仲の良い人をつくるのが大切である。
そこから、
仲間の輪がひろがる可能性が生まれる。

小学生の自殺が多い。
まず、
ひとり、仲の良い友人をつくることから
道を切り開いてほしい。
はじまるのは、それからだ……

「いじめは犯罪である」








相談できる人がいるのは幸せ、相談してくる人がいるのはもっと幸せ

2019-08-24 00:01:20 | 人生


苦しくて助けがほしいとき、
相談できる人が身近にいるのは、
幸いである。
しかし、苦しくて相談して来る人がいるのは、もっと幸せである。
人生で一番幸せな人は、隣人と愛し合える人である。

情報の断捨離

2019-08-23 22:56:36 | 人生


最近、いろいろなところから、次々と情報が入ってくる。
すべて、目を通している。
ただ、長い時間見ることができないので、
必要がないものは、
直ちに捨てる。
情報の断捨離である。
そうして、シンプルな生活に行き着く。
どうしても必要な情報など、そうあるものではない。
みなが、同感だと言っている。
残った情報は、
大切なものばかり。
部屋も、シンプルになってきた。
目指せ、クリーンライフ。

自分が変わらなければ周りは変わらない~論文とエッセイ~

2019-08-23 22:25:28 | 人生


心を開いて素直に、透明な心で、あるがままの自分を見つめて生活してください。
それが恵みです。

……

なるほど、そうなのか。
「あるがままの自分」が見えてきた。
これまで、なぜ気づかなかったのだろう。

大学の教員をしていた頃、
優れた中学校の先生が、
「自分が変わらなければ周りは変わらない」
という論文を書かれた。
論文はエッセイではなく、
理論的なこと、
筋の通ったことを書かねばならない。
ただ、試験ではないから、エッセイ風の感想を述べるのもあり、である。
それを許すかどうかは、
担当者の権限である。
その限りにおいて、
高評価は与えられなかった。
随筆を評価する、ということであれば
たいへん優れている。
しかし、論文においてはそれを許してはいけない、
ということで、
それなりのコメントをしておいた。

ただし、
「自分が変わらなければ周りはかわらない」
というのは立派な真理である。
















今日の茶話会

2019-08-22 22:38:20 | 人生


今日は、高齢者の茶話会に出た。
若い方に学ぶことは多いが、
高齢者の方と話すのも好きだ。
できごとを円熟した目でとらえておられること。
若い方にも素晴らしい方は多いが、
高齢者の方は、
豊かな経験から、
優れた識見を明らかにされる。
今日も、学ぶことは多かった。

自分を思い切って変える

2019-08-22 22:34:05 | 人生


パターン化した反応や行動から、自分を思い切って変えるように心がけましょう。
心の扉の鍵を開けて、苦しくても変えていくことが、心の成長へとつながっていくのです。

はい、わかりました。
そうします。

雑用係を侮ってはいけない

2019-08-21 22:18:24 | 人生


多くの高齢者は、1度や2度は、骨折したことがある。
ところが、わたしには、それらしい経験がない。
不思議だ。
ただ、
所属するソフトボールチームで三塁を守っていたとき、
相手が、ヘタクソな私めがけて集中的に攻めてくるので、
だんだん腹がが立ってきた。
その怒りの瞬間、
相手は、またも私の右に強烈な打球を飛ばしてきた。
カッときた私は、グローブをはめていない右手で、
ドーン、と受け、そのまま1塁に投げて、アウトにした。
が、右手の薬指が激痛を訴えた。
雑用係をしている方が、
処置してくださった。
ところが、いつまでたっても痛みが消えない。
整形外科に行ってみた。
レントゲンを撮った。
見ると、右手の薬指の先は、花火が散るようにばらばらな骨片のかたまりになっていた。
ほれぼれすするくらいに。

雑用かかりの方の善意はわかる。
しかし、
きちんと状況を把握できないと、
人を殺すハメになるかもしれない。

雑用係を侮るなかれ。
彼らは、とても責任重大な仕事をしているのだ。

これに同意される方は、
賢い。
このブログを読んでくださっている方も、
同様な経験をされているだろう。

優れた雑用係の方も見てきた。
管理職に優遇されていた。

He deserves it.









障害者~あなたも?~

2019-08-19 21:08:51 | 人生


わたしは、団塊の世代に属する。
戦後の、すさまじい時代を生きた。
あるとき、
高齢になったクラスメートが集まって、
同窓会を開いた。
そのとき、
みんな、異口同音に(口を揃えて)
「ぼくは、障害者だ」と言った。
精神や体に障害がなくても、
厳しい時代を生き抜くために、
あまりにも酷なことを、
社会から要請された。
その結果、
上述のような感想がでてきたわけである。
ただ、みんな、もう年をとったから、癒やされている。
今を生きるみなさんはいかがだろう?

……

あなたは、障害者ですか?