詩 髪を洗う女 2019-09-02 22:11:19 | 思い出の詩 髪を洗う女水道の水はとめどもなくあの人の金遣いに似て流れる洗い粉の手触り冷たく返した人の後ろ姿がなぜかしょんぼり気にかかる風呂に漂う名も知らぬほのかな匂いはたよりないような、あるようなついこのごろの、されば、人のそぶりかむしゃくしゃ腹に髪を洗えば髪さえ痩せて櫛もすべりぬ大河で鳴る汽船の笛がふいと消えればどうやら涙がどうやら涙がにじみ出すわが幻覚のあやしさよ浜町河岸の夏のあさ
詩 乳母車 2019-08-29 22:07:48 | 思い出の詩 乳母車母よ-------淡くかなしきもののふるなり紫陽花色のもののふるなりはてしなき並木のかげをそうそうと風の吹くなり時はたそがれ母よ わたしの乳母車を押せ泣きぬれる夕陽に向かって凛々とわたしの乳母車を押せ赤い房あるビロードの帽子をつめたき額にかぶらせよ旅急ぐ鳥の列にも季節は空をわたるなり淡くかなしきもののふる紫陽花色のもののふる道母よ わたしは知っているこの未知は遠く遠くはてしない道
8月27日 セ・リーグの結果 2019-08-27 22:31:13 | 思い出の詩 広島対巨人 2対0で広島の勝ち。 2回松山のソロ 4回メヒアのソロ 勝ち、ジョンソン9勝目。 セーブ、フランソアヤクルト対DeNA 5対3でDeNAの勝ち。中日対阪神 中止1 巨人 M202 DeNA 5.03 広島 0.54 阪神 3.55 中日 4.06 ヤクルト 5.5
未熟の晩鐘 2019-08-27 21:59:53 | 思い出の詩 「未熟の晩鐘」という歌がある。作詞、作曲、歌唱、小椋佳。「未熟」 熟してないこと。「晩鐘」 夕方の鐘。年をとっても、いつまでも、人間は未熟だ、という。それを告げる如く、夕方の鐘が鳴る。私は、病弱のため、50歳まで生きられないと思っていた。ところが、馬齢を重ねてしまった。ところが、高齢者になった今も、毎月の検診で異常が出ない、という果報者である。頭痛が続く、ということはあった。しかし、MRIを撮っても、何の異常もない、という。ついでに、最近ボケてきた(時々自分の年を忘れる)ので、認知症ではないだろうか、と聞いてみた。「一切の異常はありません」「安心してお帰りください」という診断であった。定期検診でも、血圧血液検査レントゲン内視鏡検査ひっかかったっことがない。未熟の晩鐘。たしかに、60歳を超えて、まったくの未熟者である。が、若者のような健康に恵まれている。年齢を気にせず、のびしろを感じている。「まだまだ」これから。未熟の晩鐘。
人生の目標を変える 2019-08-25 21:21:26 | 思い出の詩 これまで、自分の人生の目標、と思い決めていたことがある。幸運にも、その目標は、すでに達成した。人生の目標を再設定する。ひとびとが、そして私が幸せになるために。
豆棋士に教わる 2019-08-25 21:15:35 | 思い出の詩 地域の道場で、将棋を指していた。仲の良い友人と楽しく指していると、小学校2年生くらいの子どもが観戦に来た。ちょうど、桂馬で飛車角両取りをかけられたときだ。「飛車を逃げたほうがいいよ」との助言。おおせのとおりにした。すると、勝った。豆棋士を侮ってはいけない。
老棋士の強さ プロもアマも 2019-08-24 22:20:09 | 思い出の詩 将棋の強さの要素に、「若さ」がある。どうしても、ある一定の年齢になると、棋力が衰えてくるのはしかたがない。100タイトル目前の人でも、そうである。しかし、なめてかかるとたいへんなことになる。昇級をはばまれたりする。アマ棋士でも、年令による衰えから逃れることはできない。しかし、若いうちにとても強くなった初段が、老人になっても、高段者を木っ端微塵にやっつけて、トーナメント戦で優勝したりする。老人をなめてはいけない。
「利用される」ことを喜ぶ 2019-08-24 21:44:42 | 思い出の詩 「利用されると思っても、そのまま、尽くしてあげなさい」という教えを受けている。わたしは、人がいいものだから、過去において、「利用されてしまったなあ」と思うことは多々あった。が、怒りはしない。その報いは、必ず巡り巡って、帰ってきて、癒やされてきた。これからも、真心をもって人に接したい。利用されるということは、自分に、利用される価値があることの証明なのだから。
石のうへ 2019-08-22 22:22:39 | 思い出の詩 好評だった詩を、再掲する。……石のうへあはれ花びらながれをみなごに花びらながれをみなごしめやかに語らひあゆみうららかの足音空にながれをりふしに瞳をあげて陰りなきみ寺の春をすぎゆくなりみ寺の甍みどりにうるほひ廂々に風鐸のすがたしずかなればひとりなるわが身の影をあゆまする石のうへ
道程 2019-08-20 21:35:29 | 思い出の詩 想い出の詩です。……道程僕の前に道はない僕の後ろに道はできるああ、自然よ父よ僕を独り立ちにさせた広大な父よ僕から目を離さないで守ることをせよ常に父の気迫を僕に充たせよこの遠い道程のためこの遠い道程のため
プロ棋士のなかで、指導対局が上手な人 2019-08-18 21:45:44 | 思い出の詩 今年も、あちこちで将棋まつりが開催されている。プロトップの花形同士の対局を見ることができる。祭りに参加する際、プロ棋士に指導対局をしていただくのも、大いなる楽しみになる。トップ棋士であれば指導がうまいのか、となると、一概にそうは言えない。ひとりだけ、優れた指導対局をするプロ棋士を紹介する。上野裕和六段。希望者に札を選んでもらってから対局を始める。鬼普通やさしくなど、そのつど工夫される。着物姿で出演されるのも、よく見かける。丁寧な指し手、対局後の指導も一流である。将棋まつりに参加されるときは、ぜひ上野先生を選んでいただきたい。
8月17日 プロ野球セ・リーグの結果 2019-08-17 21:37:36 | 思い出の詩 セ・リーグ全試合終了。巨人対阪神 4-2 で巨人の勝ち。ヤクルト対中日 7-5 で中日の勝ち。DeNA対広島 8-3 でDeNAの勝ち。順位1巨人 ---2DeNA 5.03広島 0.54阪神 5.05中日 2.06ヤクルト 5.0
対局日誌83 93歳のアマ棋士と闘う 90代のアマ棋士4人 2019-08-14 16:28:03 | 思い出の詩 年をとっても、将棋の強い人がいる。わたしは、4人の90代アマ強豪棋士を知っている。皆、健康で、人々に愛されている。4人に共通するのは、優しい心根。欲がない。うち、二人はバイクで通っておられ、無事故無違反。ひとりは、一人暮らし、自炊で、バスで道場に通われる。残りのひとりは、人柄が好まれている。それぞれについて、いずれ、発表する。本日は、93歳のH四段。バイクで通っておられ、今まで事故を起こしたことはない。矢倉が得意だが、なにしろ棋歴85年。振り飛車棒銀相掛かりなんでも指しこなされる。入玉が得意。本日は、6局。3勝3敗。急所になると、7~9手読まれる。本日は、本気になられたようで、長考が多かった。顔が、真剣さを物語っていた。「負けてあげる」など、失礼である。キッチリ負かし、またやる気を出させる。これは、慈善事業である。今日も、しっかり仕事をした。満足、満足。
8月12日プロ野球の結果 2019-08-12 22:19:14 | 思い出の詩 8月12日 プロ野球セ・リーグの結果巨人対広島は8対7で巨人の勝ち。DeNA対ヤクルトは5対4でヤクルトの勝ち。阪神対中日は5対1で中日の勝ち。この結果、上位3チームの成績は次のようになった。1 巨人 ---2 DeNA 3.03 広島 1.5巨人は、大リーグからの助っ人が、追いすがる広島を封じた。今日も、緒方監督の采配ミスである。投手リレーの工夫が望まれる。
将棋ファンに朗報 将棋を学びながら英語の上達ができる秘法 2019-08-12 21:51:22 | 思い出の詩 写真は、NHKの「英会話」のテキストである。英語を学ぶには、良い教材だ。しかし、将棋ファンにこそできる英語上達法がある。それは、日本将棋連盟のホームページの英語版を読むことだ。ただし、英検2級ないし準1級以上の英語力がないとだめである。つまり、「TIME」がスラスラ読めるくらいでないと無理である。甘くはない。英語上達を図るには、絶好の教材であるが、まずは、基礎を固めること。ご検討を祈る。