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前竜王糸谷哲郎八段物語①~棋士にして哲学者~

2019-08-07 20:18:48 | 棋士


糸谷哲郎八段は、順位戦A級棋士である。
つまり、将棋棋士の中でも超一流だということだ。
将棋界のビッグタイトル竜王になったこともある。
と同時に、哲学者でもある。
1988年広島生まれ。
広島県で東大に1番多く入る名門校、広島学院の卒業生である。
小さい頃から将棋が強く、
森信雄七段に入門した。
2006年に高校3年生にして、プロ四段となった。
同年、新人王戦で優勝し、その祝賀パーティーで、
「今の将棋界は斜陽産業。私達の世代で立て直していきたい」を発言して、
話題になった。
プロ四段になってから、
国立難関校の大阪大学に合格。
文学部哲学科。
のち、阪大哲学科大学院に入学する。
母方の父は大学教授でマルクス経済学の権威。
親戚に研究者が多い。
小さい頃から、祖父の書斎から持ち出した本を読んでいた。
三国志
夏目漱石
森鴎外
などなど。
また、哲学書にも親しんだ。
アリストテレス
ヘーゲル
ニーチェ
大学、大学院では、
ハイデッガーを研究した。
早起きが苦手で、会社員にはれない、
ということもあり、
棋士を目指すこととなる。
将棋界に、「糸谷は3人いる」という言葉がある。
普及にも熱心で、
対局
イベント
メールのやりとり
と、3人分の働きをするのである。

同門の先輩に
故村山聖九段
山崎隆之八段がいる。
後輩にも
千田翔太七段
竹内雄悟五段
などがいる。

まだまだ話題があるが、
それは、次に譲る。








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