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いい日旅立ち

日常のふとした気づき、温かいエピソードの紹介に努めます。

ひとつのいじめ解決史

2018-02-01 15:28:30 | 日記
以下は、2013年11月22日に書いたものです。今は、通用しないかもしれませんが、
いじめられた息子に父親がどんな解決法をとるべきか、古典的な知恵を含んでいます。


いじめ論議がはなやかです。
ひとつ、昔の例を書いておきます。
30年前のことです。お父さんが、中学生の息子がいじめられていることを、風のうわさに聞きました。
おとなしい子で、けんかひとつしたことがない。それをいいことに、息子を3人で、言葉や暴力で好きなようにいじめている。
お父さんは、息子に事実を確かめました。はじめは言いたくないようでしたが、お父さんのつっこみに、
とうとう本当にいじめられていることを告白。おとなしいことをいいことに、徹底的にいじめられている。学校は何も対処しない。
お父さんは、考えたそうです。
「すぐ親がでていくことは、好ましくない。息子に、強くなってほしい。」
そこで、「不条理にいじめられたら、その3人をぶん殴れ。3人とも参ったというまでやれ。
ただし、石や刃物、バットなどは決して使うな」
そうやって、3人がノックアウトされたら、それでいい。息子がやっつけられたら、仕方がない。
もし、息子が本当に3人を退治したら、自信がつく。
いじめている3人の親が学校に訴えたり、父親を非難してくるなら、自分が出て行って、学校や親と対決する、と腹を決めました。
そうして、ある日、息子は本当に素手で3人をノックアウトしてしまったそうです。
「よし、学校や相手の親がでてきたら、俺の出番だ。」
と、待ち構えていたら、学校は何も言ってこない。3人の親も何も言ってこない。
それっきり、いじめられなくなったそうです。
賢い父親ですね。
今は、そんな方法で解決できるほど甘くはないかもしれませんが、昭和の時代、本当にあった話です。


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