明治時代、
与謝野鉄幹といえば
短歌革新の
旗振り役で会った。
かれに、
2人の若き女性が
恋をした。
得たのは、
与謝野晶子。
想いがかなわなかったのは、
山川登美子。
初めの2首は、
与謝野晶子の歌。
次の2首は、
山川登美子の歌。
諸行無常の響きあり。
‥‥‥
なにとなく君に待たるるここちして出でし花野の夕月夜かな
やは肌のあつき血潮にふれも見でさびしからずや道を説く君
‥‥‥
髪ながき少女としてうまれしろ百合に額は伏せつつ君をこそ思へ
それとなく紅き花みな友にゆづりそむきて泣きて忘れ草つむ
‥‥‥
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