永田和宏と河野裕子は、
永田が京都大学の学生20歳
河野が京都女子大学の学生21歳の時、
京都大学短歌会で知り合った。
その後も愛を保ち続け、結婚する。
そして、ふたりとも歌壇の頂上までのぼりつめた。
河野が64歳で逝くまで40年間、
2人は相聞歌を作り続け、
各々約500首を捧げた。
エッセイ集「たとへば君」に、主要なものが
書かれている。
恋愛絶頂期の歌とエッセイを見てみる。
……
たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに私をさらっていってはくれぬか
河野裕子
君に逢う以前のぼくに遭いたくて海へのバスに揺られていたり
永田和宏
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