佐伯昌優九段の5手必至 2019-03-14 21:04:19 | 将棋 本日、佐伯九段将棋サロンが開かれた。 毎回、 必至問題1題と 7手詰め詰め将棋が 課題として出される。 写真は、今回の課題の5手必至問題である。 5手必至としては、 易しい。 腕に自信のある方は、 挑戦してください。
佐伯昌優九段将棋サロン終了後の茶話会 2019-03-14 20:47:39 | 将棋 佐伯昌優九段将棋サロンに出席した。 毎回、 3手必至と 7手詰め詰め将棋 の課題が出題され、 次の回に解説がある。 そのあと、 佐伯昌優九段による実戦講座があり、 終了後、 自由対局となる。 本日は、 サロン終了後、 茶話会が開かれた。 メンバーは12人。 顔ぶれは、 大学教授 元大学教授 元パイロット 主婦 元エレクトーン教師 行政書士 大工 飲食店経営者 等、 多様である。 本日は、 中華料理屋の経営者に、 面白い話をしてもらった。
介護士からプロ棋士へ~その後の今泉健司四段~ 2019-03-13 12:34:21 | 将棋 異例の41歳で、将棋プロ棋士になり、 世間をあっといわせた今泉健司四段。 「介護士からプロ棋士へ」 という本を出版し、よく売れた。 今泉健司四段は、 プロ棋士の卵の集まる 奨励会に入っていたが、 26歳にして年齢制限のため、 退会を余儀なくされた。 その後は、職を転々とし 介護士になっていたが、、 41歳にして衝撃的な将棋界デビューを果たした。 その後、深浦九段や 藤井聡太七段を破って、 話題になった。 今期は、C級2組で4勝6敗の成績。 今年度は、ここまで19勝20敗である。 45歳になった。 飛躍を期待したい。
藤井聡太七段、久保利明九段に敗れ、年間最多勝利に暗雲 2019-03-12 09:56:06 | 将棋 藤井聡太七段が、 タイトル戦の予選で、 久保利明九段に敗れた。 中盤で、63飛車成を軽視し、 小ミスを連発してしまった。 これで、藤井聡太七段の年間勝率記録が、 危うくなった。 師匠杉本昌隆八段が昇級し、 本人が昇級を逃してから、 少し調子を崩しているようである。 今期藤井聡太七段の タイトル挑戦はあるのだろうか?
夢の対戦~藤井聡太七段対谷川浩司九段~ 2019-03-11 17:55:52 | 将棋 夢の対決。 今話題の藤井聡太七段は、 羽生善治九段 渡辺明二冠 とは、 すでに対決し、勝利を収めた。 もうひとり、 天才がいる。 現役であり、 藤井聡太七段とおなじように 中学生棋士であった 谷川浩司九段である。 谷川浩司九段は、 B級1組に属しており、 A級に昇級してもおかしくない強豪である。 谷川浩司九段のファンであるわたしが、 切望する組み合わせなのである。
谷川浩司九段、福崎文吾九段、南芳一九段、塚田泰明九段に共通すること 2019-03-11 17:42:59 | 将棋 谷川浩司九段 福崎文吾九段 南芳一九段 塚田泰明九段 に共通することは何か? それぞれに、 ツボにはまると、 恐ろしく強い、 ということである。 それはなぜか? いずれも、かつてのタイトルホルダーであり、 恐ろしい底力を持つ。 谷川浩司九段は、いまだB級1組に在籍しており、 別格だが、 他の九段は、 B級2組 C級1組 C級2組 に属しており、 勝率も5割を切る。 一流棋士といえないかもしれない。 しかし、 彼らは、 ツボにはまると、恐ろしく強いのである。 これは、若い一流棋士に聴いたことである。
哲学者A級棋士糸谷八段と哲学研究者戸谷洋志の対談「棋士と哲学者」 2019-03-10 21:38:22 | 将棋 A級棋士糸谷八段は、 今期順位で6勝3敗の好成績を上げ、 来期、名人戦挑戦者の有力候補となった。 竜王のタイトルを獲ったことでも有名である。 ところで、将棋棋士と哲学者は両立するのだろうか? 周知のように、糸谷八段は、 大阪大学大学院哲学科を修了した英才である。 おもにハイデッカーを研究し、 哲学修士の資格を取った。 勝負と哲学の研究は関連を持っている。 そのことをふまえながら、 面白い説を展開する。 また、共同体の在り方、 若者文化と哲学、 という問題も話し合っている。 糸谷八段は、全体に、バランスがとれた 考え方をする。 来期名人戦挑戦者になるとともに、 哲学者として、社会の在り方を示してほしい。
深浦九段降級?!A級順位戦最終局 2019-03-01 20:27:39 | 将棋 今日は、「将棋界で一番長い日」。 A級順位戦降級争いでピンチに立っていた深浦九段が、 糸谷八段に敗れ、 来期B級1組に降級が決まった。 勝った糸谷八段は6勝3敗。 負けた深浦九段は2勝7敗。 他の勝負の結果を待つまでもなく、 深浦九段無念の陥落。 来期のA級復活を目指してがんばってほしい。
和気あいあいの佐伯九段将棋サロン 2019-03-01 19:10:13 | 将棋 毎月第2,4木曜日に、佐伯九段将棋サロンが開かれている。 時間は、1時から5時まで。 受講生は約50人、その半数が毎回参加する。 このサロンの特徴は、女性が半分を占めること、 受講生が仲が良く、将棋だけではない付き合いをしていることもある。 また、受講生という立場であるにもかかわらず、 毎回、準備、後片付けをメンバーが自主的に行う。 棋力は、初心者から高段者まで。 講座終了後は、 半分は飲み会 半分は茶話会に 参加する。 将棋が飯より好き、という人々なので、 付き合いの輪は、広がる一方である。
名人戦挑戦者は誰か~将棋界で一番長い日~ 2019-03-01 17:20:52 | 将棋 A級順位戦最終局が行われている。 佐藤天彦名人への名人挑戦権をかけた2局、 降級をかけた2局を中心に、 凄まじい戦いになっている。 昇級がかかっているのは、 羽生九段対広瀬竜王戦、 豊島二冠対久保九段戦である。 豊島二冠が勝つと、自動的に豊島二冠が挑戦権を得る。 豊島二冠が敗れると、羽生九段対広瀬竜王の勝者と 豊島二冠とのプレーオフが行われる。 降級争いも激しい。 ひとりは、0勝8敗の阿久津八段に決まっている。 もうひとりは、 2勝6敗の深浦九段 3勝5敗の稲葉八段、三浦九段 のうちのひとりとなる。 したがって、 深浦九段対糸谷八段戦、 稲葉八段対三浦九段戦が、 降級をかけた価値の高い戦いをしていることになる。 ちなみに、 A級順位戦の今期順位戦成績をまとめておく。 豊島二冠 7勝1敗 羽生九段 6勝2敗 広瀬竜王 6勝2敗 糸谷八段 5勝3敗 佐藤康光九段 4勝4敗 久保九段 4勝4敗 稲葉八段 3勝5敗 三浦九段 3勝5敗 深浦九段 2勝6敗 阿久津八段 0勝8敗 暑い戦いが、深夜まで続く。 将棋界の一番長い日。
対四間飛車57銀左戦法と57銀右戦法~山田定跡~ 2019-03-01 06:20:32 | 将棋 将棋の対四間飛車戦法には、 急戦では、 57銀左戦法と57銀右戦法がある。 現代の主流戦法は、 前者である。 山田定跡と呼ばれる57銀左戦法は 絶大な力を持つ。 あらゆる変化が詳細に研究されており、 定跡の完成度が高い。 有名な定跡集 「羽生の頭脳」 では、 はじめに簡単に57銀右戦法を紹介し そのあと、詳細に57銀左戦法を 詳説する。 実に細かいところまで明らかにされている。 四間飛車対居飛車の闘いでは、 どうしても知っておかねばならない変化である。 とくに、中級方には、 57銀左戦法をお薦めする。 57銀右戦法の優秀さも間違いはないのだが。
佐伯九段の57銀~46銀急戦の解説 2019-02-28 23:25:03 | 将棋 佐伯九段将棋サロンのときに、 深浦九段がNHKの将棋番組で 紹介している 「振り飛車は怖くない」を題材に、 先手居飛車の46銀右戦法の解説があった。 多岐にわたる変化があるが、 今回は、 そのひとつを、わかりやすく解説された。 これから、諸変化をとりあげられる。 いずれにせよ、 相手の出方により、想定通りにはいかないものである。 だから定跡ならべは意味がない、 という人もいるが、 本当に強い人は、 大筋としての指し方、手筋をしめすから、 きわめて有益だ、という。 これが、もっとも的を得た説だと思う。
プロの自戦記から学べること~将棋の真髄~ 2019-02-02 18:37:36 | 将棋 わたしは、将棋の初心者ではなく、上級者でもない。 ちょっと中途半端なのだが、 上達の方法はあると思っている。 特に役立つ強化法は、 プロの実戦の棋譜を並べることである。 とくに、自戦記がよい。 将棋のプロの棋譜を並べると、 いいことがたくさんある。 手筋を覚える、 実戦の勘を養える、 定跡がわかる、 対局心理を学べる、 等々。 とくに、将棋用語が、 実感を以て体感されるのはありがたい。 棋譜と図面をみながら、 将棋用語を覚え、 その生きた使い方を 体得できる。 捌く 味が良い 筋が良い 攻めが続く 時間の使い方がうまい、 などなど。 それぞれ、 図面を見ながら、 生きた知識として身についていく。 定跡書を読むとか、 実戦を積むとか、 それは大切だが、 自戦記を読むと、 理論的なこと、 技術的なこと、 心理的なこと、 考えるツボ、 そういうことが、 生き生きと実感され、 実際の闘いに役立つのである。
名人挑戦者は誰か~A級順位戦~ 2019-02-01 11:23:07 | 将棋 昨日、将棋のA級順位戦が行われた。 名人挑戦を狙う広瀬竜王は敗れた。 あと2人、有力な棋士がいる。 豊島二冠と羽生九段。 これは、豊島二冠が勝った。 これで、豊島二冠が圧倒的に 有利になった。 豊島二冠7勝1敗。 最終戦の相手は、久保王将。 まだ、挑戦をあきらめていない 広瀬竜王と羽生九段戦が、 最終戦として組まれている。 1位 羽生九段6勝2敗 3位 広瀬竜王6勝2敗 8位 豊島二冠7勝1敗。 豊島二冠が敗れれば、 羽生九段対広瀬竜王の勝者と プレーオフとなる。 筆者は、 いずれにせよ、 豊島二冠有利、 とみている。
A級順位戦、豊島二冠、羽生九段をくだす 2019-01-31 21:58:16 | 将棋 将棋のA級順位戦が進行している。 挑戦権と残留を目指す 広瀬竜王対深浦九段は、 白熱の闘いである。 挑戦権を目指す 豊島二冠対羽生九段は、 角換わり腰掛銀に。 接戦であったが、 豊島二冠が勝ち、 7勝1敗に。 現時点では、 広瀬竜王対深浦九段の決着はついていないので、 豊島二冠が、トップに立った。 これで、 広瀬竜王と豊島二冠が 圧倒的に有利になった。 佐藤天彦名人に挑戦するのは、 どちらの棋士だろう?