2017年もフィッシングショーには行けないが,店頭で情報を仕入れてきた。
ダイワフアンになったからには注目株。
まずはタトゥーラCT-TYPE-Rである。
このモデルが2017年発売モデルでないことを知ったのは,実は最近である。メトロリバーで知り合ったM山君が「このリールほしいんですけど
」と言っていたので調べたのである。
ダイワのシュルシュル音の元と考えられる「スピードシャフト」構造ではないからいいかもしれない。あとはギアがどうやら真鍮である。
ということは,適切なOHでかなり「いい感じ」になりそうな予感がする。
店頭で見てみないことには購入できないが,とにかくどこかで見たら触ってみよう。通販なら2万円を切っているので購入障壁は高くない。
そして,シマノ2017年カタログを入手すると,意外なことを発見
バスワンXTがイケテイル。
これは普通のSVSで自重は200g前半。重量はタトゥーラ CT TYPE-Rとほとんど同じ。
しかも,バスワンだからこその思い切った価格設定。この価格でここまでやるとは,シマノは完全に「やる気マンマン」かと思われた。
そう,カタログを見ていると,あの13メタニウムが消えているのである
不評の声もあったが個人的に嫌いではなかった。
このモデルは,毎回メンテしている僕のような人にはまったく苦労しないリールだが,SVS∞のおかげで,毎回のようにオイルを「塗る」作業が生じる。それゆえに,多くのユーザーから見放されたのであろうか
しかし,歴代「メタニウム」を振り返ると,次のような歴史があるはず。
92バンタムスコーピオン・メタニウムXT(SVS初搭載)
→97メタニウムXT(スーパーフリースプール初搭載)
→00メタニウムMg(マグネシウム時代の始まり)
→05メタニウムXT(質実剛健に戻る)
→07メタニウムMg(かなりのヒットモデル・ベイトフィネスの到来)
→13メタニウムMg(SVS∞とマイクロモジュールギア初搭載)
→16メタニウムMGL(MGLスプール初搭載)
このように,5年だったり,短いものでは2年だったりと,意外と激しく入れ替わっている。このうち,僕が一度も使ったことのないものは「ない」。すべて「使ってはいる」
そう振り返ると,今度のMGLへの方向転換も歴史の一つと,意外に冷静に見ることができよう。
自身,07メタマグを中古で買い戻せば,たしかにOHに自信があるから安心。しかし,このままでは自分のOHの腕がどこまでいけるのか試せない。
とにかく,セールが始まるまでじっくり待つ。いまは買い替えの時期ではない。もっと安くなる時期があるからね。
さて,それにしても「アドレナ2ピース」はいよいよモデル末期の予感がする。
ベイトフィネス168モデルがエクスプライドで追加されるが,八郎遠征用には,ZODIASでフロッグ用の1610H-2を追加するのが,もっともコスパがいいだろうネ。
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