オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【16メタニウムMGL・HG】久々のシマノ・セルフオーバーホール。ギアからグリスが蒸発してました。

2023年07月01日 14時56分19秒 | オズマのバスタックル


まずはLEDデスクスタンドを購入。仏像は重要な祈り

 16メタニウムMGLを購入して,届いてみるとやはり「ギアから何も油分を感じない」

 これは,ジュラルミンギアの特性(というか,シマノの特性)なので,やはりまずはセルフでOHすることにしていた。

 この数年,OHでうまく行かない場合のほとんどが老眼による「見落とし」だったので,アマゾンでLEDデスクスタンドを購入した。

 しかし,電源がUSBだった。PCからとることもできるがチョット電源供給不安なので,充電器を買ってみた。


これで安心の作業準備完了。

 あとは,時間のあるときに作業することも重要。初めての機種なので「組間違い」ってあるからね

 一応動画で予習したけど,久々のシマノは「バネの押し返す力」がダイワより強いと感じる。同じ2016年モデルであるSTEEZと比較すると,この点だけはダイワの方が作業しやすい。

 「隠しネジ文化」(18アルデバランMGLが自分ではよくない評価)のない機種であることも事前確認しているので,必要な工具は「マイナス」「10mmソケットレンチ」「極小プラスドライバー」「精密ピンセット」である。


音出しピンのバネを無くしました。トレイに入れていたのに。なくてもいいパーツなので「レス仕様」で行きます

 あとはスプールを外して分解していくだけだが,やはり「初開封」リールのようで,ネジロックが少し効いている...。


メインギアがデカイ。そしてグリスがない。想定内だ。

 1個ずつパーツを外す。今回は「クラッチが硬い」のでその分解整備もする。

 汚れたパーツをパーツクリーナーで洗浄したらドロドロになった

 ベアリングをチェックすると,ベアリングはすべて問題なしのようだ。「サイレントチューン」たるベアリングも生きていた。まあ,お店で簡単なメンテナンス(ハンドルノブが新品グリスUPがされていたのは嬉しい誤算)がされている,という謳い文句通りだ。

 あとは組み付けて行くのだが,1回目は「クラッチヨーク」を上下逆向きにしてしまった。ラインを巻こうとしたらクラッチが切れないんだもの。まあすぐに「クラッチヨークの上下間違いだろう」と想像がつくのは,さすがに若干の経験値あり。

 問題は,なんといっても「メインギア」へのグリスUP。最初はABU純正でやってみるがなんとも馴染まない。そこで,運良く間違えた2回目の組み直しでシマノ純正でやってみると,これが実にいい感じ

 はっきりいって,これが中古とはいえ15000円とはビックリの程度だね。


大きなキズ,欠品もなし。動作不良なし。


新品のような輝き。ハンドルノブが腐っていないのも実にいい。

 相当人気のあったモデルのはずだし,少なくともアンタレスより1つ下の「最も売れ線」モデルのはず

 もっとも,2016年はダイワがSTEEZ-SVを出したし,シマノも「MGL」「サイレントチューン」「HGN思想」等を持ち込んでリールは革命的だった年度。

 そういう,他社のみならず自社モデルにライバルが多かったのも事実だろう。だから安価なのかもね

 さて,これで使って見るかな(と,久々のレフトハンドルに糸巻き時に違和感を感じたのも事実)。


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