雪の見送りを受けて、一路東京に
荒れる車窓の風景が影響しているのか、車内はいつになしか静まり返り、
風にあおられる音と、連続する走行音が、眠気を誘い込み、
疲れた体に、ひと時の休息をもたらしていました。
単身している夫の緊急要請で、私は「車中の女」となり、
そして、トンネルを抜けるとそこは、白梅がが咲く練馬の町並み・・・・
（ぱくりかな～）
成増の駅に降り立った時は、強風の中ほんのり顔を出した青空が、
天気の回復を思わせるようでした。
やがて・・・・・
再開を果たした二人の影は、練馬の町の夜に溶け込み、
練馬の夜は、さらに更けていきました。
カーテンの隙間から差し込む明かりに気がつき、
寝ぼけたまなざしで窓の外をのぞいてみると、
ビルの谷間に、ぼんやりと明けてくる朝の静かな風景でした。
２００９年２月１日撮影
やがて、陽はビルの合間から、光をちりばめるかのように、
急速に差し始めました。
まだ寝息を立てている
夫の顔に差込み、
そして、未だ眠っている練馬の町並みに、活気をもたらすかの様に
大地の恵みである太陽が昇ってきました。
やがて、陽は高くなり抜けるような青空が広がりました。
多少詩的に表現してみました。
遅い朝食後、「おい、富士山が見えるぞ
」との夫の誘いに
窓の外を見ると・・・・・・
そこには、雪化粧をして美しくたたずむ富士の姿が・・・・
ズームイン富士！！
なぜ富士で、心が騒ぐのでしょうか？
相変わらず、キャーキャー騒ぐ私でした。
『 富士にはビルが合う 』 えー違いますよ～
文学の歴史を変えてはいけません
（ホテルの窓から撮影したので、電線が邪魔してますね。）
この風景をご馳走に、二人はしばしホテルにて、
我が家の様にのんびりくつろぎました
ホテル情報
ホテルカデンツァ光が丘
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