１１月３日（月） 
ガソリンも高いことだし、電車での旅も良いかと思い、
小さな旅ホリデー・パスで、秋を拾いに夫と二人で、
ローカルなプチ旅行に行って来ました。
日帰りでエリア内なら乗り降り何回でもOK
さらにお得な、￥２４００のチケットを所持して、いざ出発
夫が考えて選んだコースは、
太子堂駅―仙台駅―小牛田駅―鳴子駅―瀬見温泉駅
―新庄駅―山形駅―仙台駅―太子堂駅
仙台駅１０時４０分発 東北本線一関行
天気は曇天で今にも雨が降りそうでした。
それでも、心はうきうき曇りなんかなんのその・・・・・
車窓から撮影
『鳴瀬川』ここだけ、時間が止まり静寂に入り込んで、
川の流れに溶け込みそうでした。
小牛田駅１１時２５分着～陸羽東線に乗り換え
１１時３６分発鳴子温泉駅行きに乗り込む。
車窓から望む景色を見渡しながら、穏やかな気分になりました。
そろそろお腹も満たさなければ
仙台駅で購入してきたお弁当登場
『牛タン弁当』と『宮城丸ごと弁当』でーす
所が食べようとしたら、箸が一膳入ってなーい
でも、この頃携帯しているマイ箸のおかげで、一件落着
問題は又起きました。
牛タン弁当を、はやる気持ちで開けていたら、
夫が「おいそれ、暖めて食べるんだからまてまて
」との制止の声
「えー何
」何も知らない私に、
「知らなかったの、牛タンは冷たいと美味しくないとのことで開発された
んだよ、よく読んでごらん。」
何かめんどくさいけど、どうして暖められるか疑問なのと、
面白さで、きゃーきゃー騒ぎながら、説明の通り黄色い糸を引くと、
急に湯気がぶわーそして見る見る温かくなるので、
またまた、大騒ぎの私でした。
キャーおいしそう 
熱くて持ってられなかったよ
マイ箸持参してて良かった
これが発熱したのよ
温かい牛タン弁当に、満悦
そんなこんなで、楽しみながらお腹を満たして、一件落着イエ～ィ
車窓から撮影
山はすっかり紅葉なのですが、曇りなので見た目はいまいち
鳴子温泉駅１２時５５分着～新庄駅行き１３時発に乗り換え
この電車は、『奥の細道ゆけむりライン』と称して、小牛田～新庄まで
２６駅に停車しながら走る、ローカル電車です。
途中、景色のいいところで、徐行運転のサービスがあります。
程なく、鳴子峡に差し掛かり、右側を見るようにとのアナウンスがあり、
乗客は一斉に右に寄りました。
カメラを構える人や、景色に期待をしながら車窓を見てましたがー
感動の声は上がりませんでした。
だから、おばかな私が、一人で「わー凄い～」と声を上げてみました。
当然皆さんの笑いもの、夫も苦笑い・・・・・
窓のゴミで映り悪い
折角徐行してくれたので撮影してきました。
私は素敵だなーと思いましたが、
何で皆声を出さなかったのかなー
瀬見温泉駅１３時４２分着
ここで下車して、日帰り入浴をすることにしました。
夫が調べてくれて、駅から徒歩で近い温泉にしたのです。
（私の腰を心配してくれて、うれしかったです）
ここは無人駅で遮断機もなく、静かで、小さな駅でした。
瀬見温泉についた頃から天気が回復してきました。
駅舎から見た景色です。やはり晴れると綺麗ですねー
のんびり温泉街のほうに歩いていくと、発見
これは何でしょう関所・・・・いえいえトイレでしたー
瀬見温泉は、義経が平泉に落ちていく時に、
発見したという伝説が語り継がれていて、
古くから新庄の奥座敷としてにぎわっていて、
風情とぬくもりがあふれている温泉です。
＊泉質ーナトリウム・カルシウム・塩化物・硫酸塩＊
しばし散策してから、『ゆめみの宿 観松館』で入浴
私達の好きな乳白色ではないけれど、体が温まりました。
温泉街はレトロな雰囲気がプンプン漂っていました。
１５時４０分発の電車に乗る為、駅舎に戻って待っていると、
電車の到着が、１５分遅れるとのアナウンスがありました。
新庄から乗る電車に間に合うか心配になっていたら、
駅で案内してくれるボランティアの方が、
「待っててくれるから大丈夫ですよ。」と説明してくれました。
待ってる間、この方が瀬見温泉の説明をしてくれました。
この時間が、後で二人に不穏な影が迫ってることなど知る由もなく、
楽しく話を聞いていました。
結局、２０分遅れで瀬見温泉を出発
新庄に着いたら、山形行きの電車が待っていたので、
そそくさと乗り込みました。
ちょっと小腹が空いた私達でしたが、
山形駅で、食べることにしてたのでしばしの我慢 ・・・・・
新庄から山形までは１時間１０分
程なく眠りについてしまいました。
やがて山形駅に着き、下車して食事をしようとしたら、
仙台に行く最終快速電車が、後３分で出るとのこと、
その後は鈍行になるので、仙台につくのが遅くなるというので、
あわてて飛び乗りました。
お互いお腹がすいてるので機嫌が悪く、
なんとなく気まずい思いで１時間を過ごしました。
ローカルなのでコンビにはもちろんのこと、
ホームに売店もなく
乗り継ぎにゆとりもなく、
ないないずくしでしたー 
外食する気力も失せ、家に着いたのは２０時
それからあわてて食事を作り、やっと乾杯にこぎつけました。
ふ～
それはそれで、いい思い出になりましたとさ・・・・
長々と読んでくださりありがとうございました。
次回のアップは１００回記念になりますので、
どうぞ又いらしてくださることを、心よりお待ちしています。