株を買う時は慎重に銘柄を決めます。それでも中には失敗することもあるのは仕方のないこと。
アメリカにゲームストップという株があり、数年前に買いました。
その時は業績も良く配当も多くていい株だったのに、赤字で無配に転落。
なかなか、よかった時のように戻らないし、株価は最悪期よりはかなりマシになり、少しぐらいの損なら我慢できると損切りをしようと思うようになりました。ゲームオーバー。
ところが、そうしているうちに株価は大きく上昇し、円換算でも買った値段より高くなりました。助かったと思い、ひとまずA証券で買った株だけ売って何割かの利益を確定。
しかし、売ったその日も株価は急上昇。
何か変だと、調べるととんだゲームチェンジが起きていました。
店舗販売の古いビジネスモデルからの転換を目指し、ネット通販で成功した人を取締役に迎えます。
それだけでは考えられないほどの上げっぷり。
確証はないようですがヘッジファンドが売り叩いているという話があります。ヘッジファンドを金持ちの見方と考え反感を持つ小口の投資家たちが、SNSで呼びかけ株価を吊り上げて一泡吹かせようと買いまくっていたのです。
B証券ではA証券より桁違いの株数を持っていて、これを売りに出すと買い値の10倍以上で売れました。
同じように吊り上げられた株はアメリカでいくつかあるものの、ほんの一握り。宝くじの高額当選ほどの確率とはいいませんが、儲けた金額はそれに近いかも。