オヨヨのマイペースブログ 

オヨヨ管理官と青鳥刑事の「オヨヨ大捜査線」、投資家としての経験を基にした「オヨヨ金融道」など気ままに更新していきます。

株主でなくてよかった

2018-10-17 22:30:00 | 経済・金融

積水ハウスが地面師に約55億円をだまし取られた詐欺事件で、警視庁は所有者になりすました女ら8人を逮捕し、グループの主導役ら数人の行方を追っています。

被害の経緯を調査した同社の報告書によると、あきれた失態が見て取れます。

所有者になりすました女は、土地の権利証のカラーコピーを見せるだけで原本は示さず、打ち合わせの際に自分の住所や誕生日を間違えたのです。かなり怪しい。

しかも、契約後の5月上旬には、土地所有者本人を名乗る人物から「売買契約はしていない」「別人との取引で無効」との複数の内容証明郵便が届いたが同社は「怪文書」とみなして対応しなかった、というから話になりません。

その人物に一度は会う必要があったのでは?

さらに、購入代金の残金約49億円を支払った6月1日、同社スタッフが旅館の中に入ろうとしたところ、本来の土地所有者から相談を受けた警視庁大崎署員から任意同行を求められた。それでも同社は「取引を妨害しようとしている人の仕業」と判断した。こうなると疑うことがタブーなのか、積水側に共犯者がいたのか?と勘繰りたくなります。


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