１人７３役？

　受験予備校や資格試験の予備校が合格者を水増ししているのは前から知っていました。今では高校でもあるようです。
　私立大阪学芸高校は理系の国公立大志望の生徒１人に「関関同立」（関西の有名４私大）７３学科を受験、合格させていました。受験料は学校側が負担したそうです。何故そんなに受験できるかというと、センター試験の成績だけで合否を決める試験が私立大学で行われるようになったからです。
　予備校の水増しもあるので、高校もある程度なら悪くないかな、と思います。しかし、いくらなんでもやりすぎでしょう。
　特待生制度も野球だけはダメというのもおかしいとは思いますが、これも異常に人数が多くて呆れました。野球部だけで１学年で１０人以上も特待生がいる高校も何校もあった。ということは３年生になってもレギュラーになれない特待生が出るわけで、おかしいでしょう。
　受験生獲得のために有効なことなら金をかけるのは悪くないですが、常識の範囲を超えてはダメです。