オヨヨのマイペースブログ 

オヨヨ管理官と青鳥刑事の「オヨヨ大捜査線」、投資家としての経験を基にした「オヨヨ金融道」など気ままに更新していきます。

奇策というより脱法行為

2007-06-07 23:45:50 | 経済・金融
 虚偽の申請で事業所指定を不正取得したとして、厚生労働省は訪問介護最大手の「コムスン」に、介護保険法に基づく事業所の指定打ち切りを決定。 
 しかし、すぐに親会社の「グッドウィル・グループ」は別の子会社に事業譲渡させると発表しました。
 これに対し和歌山県の仁坂吉伸知事は
「法の制裁を逃れようと考える人間が、福祉事業に手を出しているのはおかしい。」
と発言しました。厚生労働省も事業譲渡の撤回を要求。
 当然だと思います。問題のある特殊法人を廃止し別の法人を作って人も仕事もそっくり移る、いわゆる「看板の書き換え」を真似た行為と言えるでしょう。
 しかし、特殊法人と違い民間企業は競争があります。事業譲渡が認められることになっても新規の契約を取るのは厳しいでしょうね。
コメント
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