小安中学校第10期生 Version 2

自然豊かな栗駒山麓にたたずむ学び舎から巣立った、我等40人の恋と涙と心の交流を綴るサイトである。

「田園風景から雑踏への旅」

2012年09月12日 | 共に生きる

 

   先日(9,10日)、JRの「大人の休日倶楽部パス」(東日本・北陸)

を使って東京の一泊の旅に、妻と出かけてきた。ホテルも2日前に予約

するという急な旅であった。

朝早く山形新幹線「つばさ」に乗り込んだ。

 日暮里駅を降りて、「谷中ぎんざ」を散策した。日が暮れるまで過ごし

ても飽きない里という意味合いから、「日暮里(日暮らしの里)」の字を

当てたと言われている。「谷中銀座」は庶民感覚のお店が軒を連ねる

レトロな雰囲気が漂う商店街である。昼食はなぜかしらインド料理で

あった。(?)店のクーラーがあまりきかないで暑く、“秋田県人も

ビックリ”であった。

 ねぎし三平堂を見学。昭和の爆笑王と呼ばれた落語・林屋三平師匠の

記念館で、思い出の品々が展示されていた。堂内には楽しい仕掛けが

ほどこされていた。三平の「ネタ帳」には、観客の爆笑を誘った世相噺

のモトがぎっしり書き込まれていた。・・・・・・・・

その夜は上野の不忍池近くのパークサイドホテルに泊まった。

 

人形町の水天宮「弁財天」         

 

   「からくり櫓(やぐら):町火消し」        (明治座)

次の日は日本橋の歴史と人情の町、「人形町」に出かける。「人形町」の

由来は、人形に携わる職人達が多く住むようになったことからと言われている。

1924年頃から江戸歌舞伎、人形芝居、浄瑠璃などの小屋が集まり賑わった

という。安産のお宮として有名な水天宮「弁財天」を参拝。人形町通り、

甘酒横丁を通っていくと明治座があった。・・・・・・・。

  東京駅直結の大丸東京店の「デパ地下」でお土産と弁当を買い込み、

午後3時近く、秋田新幹線「こまち」に乗り込んだ。

雑踏の都会から、秋の虫の音がする田園風景の故郷に帰ったのは、夜の

8時近くであった。楽しくもあり、また忙しい旅でもあった。

                                                                             (サトー)