日本曹洞宗の開祖・道元禅師の物語。
最初の中国語はびっくりした。さすが角川演出。他にも誇張・強調しすぎなシーン多かったですけど面白く見れました。
波多野とか急に出てきたり、後々調べないと分かんないことも多くてちょっと端折りすぎなとこもあるかな?
道元を知る・禅の思想を知るという点で本当の入門や導入って感じ。仏教に詳しい人は見応えないと思いますが初心者だったら楽しめる。実際に俺は見た後、坐りたくなってきたw
中村勘九郎さんの演技が素晴らしい。
道元という人は只管打坐という一見簡単そうな教義を打ち立てたと思いきや正法眼蔵という学術書も著す二面性や深い見識を持ってたわけですが、その中の人柄や人間的な部分をよく表せてたと思う。
「禅」ってタイトルがちょっと詐欺かもしんないw
道元の伝記物とかヒューマンドラマみたいなもんですかね。
寂円↔️公暁の友情であったり、道元の最後は母親の遺言を果たしたってことでもあるんかな。
そういうストーリー展開も好感が持てる。おりんの入宋はやりすぎだと思うがw
これから道元という人を知りたいとか禅って何?って人にはおすすめの一本。
では、また。
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