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おジャ魔女どれみと徒然

おジャ魔女のこと、

日常のこと、

いろいろ。

HUNTについて、その餌

2023-10-06 08:24:00 | モンスター映画

 オランダ・アムステムダム近郊の牧場で惨殺死体を発見。
 警察は遺体の損傷から獣害を疑い、獣医であるリジーに調査を依頼。
 
 しかし、リジーの調査から驚くべき報告が出され──。

 オランダ製作のモンスターパニック映画。
 まずオランダ映画とは珍しい。それだけで目を引く。

 まぁ、内容はそんなでもないがw 普通の作品です。
 ライオンのCGも普通。ちょっと上品なアサイラム映画みたいなw

 手足千切れたり、ゴア表現はしっかりしてて見応えはあります。
 途中のリジー・ジャック・デイブの三角関係はいらんかったが。

 ただ、ジャックはカッコいい。車椅子ハンターというこれまた珍しい設定。
 ジャックVSライオンは面白かった。ジャックを主人公にして最初から出してほしかったな。

 まぁ、話としてはすっきりしてて良かったですかね。
 見応えはあるが、特別、見所はない普通の映画ですw

 一風変わったオランダ映画。見る価値あり。
 では、また。



キラージーンズについて、そのスーパーシェイパーズ

2023-08-09 20:19:00 | モンスター映画

 世界的なアパレルブランド・CCC。
 その最新商品の発売を明日に控え働く店員達。

 しかし、その商品にはある秘密が隠されていた──。

 という、テンプレの前説は置いといてw
 怨念の宿ったジーンズが人を殺し吸血する。一風変わったモンスタースプラッターですが、表面の馬鹿馬鹿しさとは違い、中身は真面目。

 面白さ自体はそこそこだけど、ギャップ、意外性があり。
 この作品でしか見れない、唯一無二の作品に仕上がってると思う。

 登場人物の納得がちと早すぎなのが玉に瑕。
 殺人鬼が紛れ込んでるんじゃないか、ミスリードを誘う雰囲気もあったのに。もうちょい泳がせるというか、正体見せるのが早かったな。

 まぁ、グダるよりかは話早い方が良いけど。多分、見せたい所も怖さとかそういう話じゃないんだろうし。
 まずグレイグのクソっぷりねw この作品一番の特徴と言っても過言じゃないw 久々にこんなコテコテの小悪党見た。
 
 アホ過ぎて痛快。逆に肝が据わってるという。変な魅力を持ってるw
 ちょっとかわいそうだしな。出世欲にまみれても根本的な原因じゃないし。綿の仕入れ先なんて、そりゃ知らんわ。ホント哀れな人やった。

 後は不正労働か。レビューサイトやと「社会派」「SDGs」だの書かれてましたが。
 ユニクロのウイグル問題とか。多分、まんまテーマにしとるんやろうな。

 原題『Slaxx』ですが、邦題は造語ではなく本当にある言葉なんだとか。
 ジーンズを古着っぽくするために砂を吹き掛ける加工があり、それが労働者の健康に悪く、その加工が施されたジーンズを『キラージーンズ』と呼び、労働者の人権を守る活動が実際にあるんだそう。

 邦題が意図して付けられたのかは知らんけどね。ホラーにもついにポリコレが導入される時代か……。
 まぁ、説教臭くはないから。何かを決め付けて非難するんじゃなく、見る人に委ねる、見る人に問う流れになってる。そこは好感を持てたかな。

 リビーの最後といい、切ない、印象的な展開やった。
 続編あるんですかね? 怨敵ハロルドを討つ話になりそうですが。復讐か、はたまた別の答えか。

 もし続編があるなら非常に楽しみな作品。
 では、また。
 


ジュラシックワールドについて、その新たなる支配者

2023-07-14 01:47:00 | モンスター映画

 ついに出ました。足掛け30年のジュラシックシリーズ完結作。
 炎の王国から何年だ? ようやっと拝むことができた。

 とはいえ、見るの怖かったな。
 最近は人気シリーズの完結作詐欺が横行しとるからw

 期待して肩透かし、けっこう多いぞ。
 まぁ、この作品に関しては評価高いし、そこまで心配してなかったが…

 先に総評を言っておくと、そこそこ。まあまあでしたかね(^^;
 良く言えば期待通り、悪く言えば期待は越えない。そんな出来。

 ストーリーは炎の王国から4年後の世界。
 恐竜が解き放たれ、人類が四苦八苦してる中、生物企業バイオシンの野望が動き出す。という筋書き。

 この4年間の話はゲームやアニメになってるらしい。まぁ、興味ありませんが。
 久々ですが特に違和感や視聴し辛さみたいなのはなかったです。ストレスフリーで、そこは良かった。

 てか、本当に何回も見た話の繰り返しだしなw
 恐竜の密輸や悪用する組織が現れーの。そりゃ安牌ではあるけど。

 もうちょい捻ってもいいんだぜ?w
 目新しいのは新旧メンバーの集結だけかな。

 ジュラシックワールドのオーウェンとクレアおばさん。
 グランド、サトラー、マルコムの第1作目の初期メン。

 ヘンリーウーも再び。この人の困り顔も見飽きたw
 皆集まって、正直ワッとなることはなかったな。

 ストーリーもテンプレだし、恐竜も似たようなのばっか。
 恐竜の造形やアクション。映像の綺麗さは文句なしやが、後半につれどんどん盛り下がっていったな。NOPEと大違いやw

 原因としては全年齢を目指してるからかグロシーンをボカしてるというか控え目やね。
 もっと豪快な人の死にっぷりが見たいんだが。

 巷では「イナゴワールド」と呼ばれてるらしい。
 確かに恐竜色は若干薄めに感じた。主旨がずれてるような。イナゴは別に良いがもっと危機感煽ってほしかったな。

 まぁ、最後のお祭り騒ぎとしては良かったんちゃう?
 後、クレアおばさんのおぱーいは必見ですw

 では、また。


 

コールドスキンについて、そのLa pell freda

2023-07-11 00:22:00 | モンスター映画

 1914年、南極の孤島。1人の青年が観測員として赴任。
 しかし、その孤島には想像を絶する秘密が隠されていた。

 スペイン人作家アルバートサンチェスピニョル氏が2002年に発表した小説原作。フランススペイン合作のSFホラー作品。
 予告のインパクトが強いですが、ただのモンスターやクリーチャー映画ではない。

 シェイプオブウォーターみたいな。見応えあって面白かったです。
 逆にモンスター的な、バトルや恐さを求めてる人は拍子抜けするかも。

 ちょっとサスペンスとか、ヒューマンに近い話だからね。
 まぁ、そこら辺、ジャンルの間を取った雰囲気作り。上手いです。

 上手くて最後まで飽きずに見れた。
 ただ、終わり方がヌルッとして微妙だった。

 結局、魚人とは和解したってことなんかね?
 まぁ、曖昧なラストだが、それも気にならないくらいには完成度も高いし、文句は言いっこなしだな。

 オススメです。では、また。




 PS.

 500記事達成~。7年で500か。
 1000突破はいつになるやら。


人狼村について、その史上最悪の田舎

2023-05-30 06:27:00 | モンスター映画

 スペイン・アルガ村。
 売れない作家のトマスは20年振りに故郷へと帰省。

 幼なじみのカリストと再会し、親交を暖める中。
 村に漂う不吉な気配を感じ取る。

 「パンズラビリンス」スタッフが送るという触れ込みの本作。
 全くその面影のない狼男ムービーの誕生ですw

 2011年公開と、何気に古いんだな。
 まぁ、古さは関係ない。怒涛のB級ホラーです!w

 本来、こういう安普請の映画は好きじゃないんだが。
 狼男もがっつり着ぐるみだしなw CGとか一切なし。

 だが、そこらのB級とは勢いが違う。かなり楽しめました。
 要はスペインのコント番組みたいなもんすからw

 『ゆるふわアクションコメディ、ホラーもあるよ🤗』みたいなw
 ストーリーもめちゃくちゃ凝ってる訳じゃないけど、面白い。

 ちょっとだけ予想の斜め上を行くというか。それにテンポが良い。
 ディエゴの最後とか、けっこう切なくて好き。

 ラストも秀逸。てっきりヴィトが変身すると思ったらお前かいw
 最後の最後まで、作風・雰囲気を崩さず走り切った。お見事。

 すげー馬鹿らしい映画だから、猛プッシュはしないが。
 暇な時見たら、和むと思いますw

 では、また。