都立高専交流委員会ブログ

都立高専と城南地域の中小企業(特に製造業)との交流・連係を図り、相互の利益と地域社会・地域経済の発展を目指します。

7月2日 高専交流委員会 (レジメ)

2008年07月13日 | Weblog

 
 7月2日に開催された
 高専交流委員会の「レジメ」です
 
 
 活動報告なども掲載されていますので、ご笑覧下さい。
  
 
 
        高 専 交 流 委 員 会         2008.7.2
 
 
 
    
① 活動報告
 
 
1.6月4日 学校の先生方との 懇談会 
   
…… 交流の原点を再確認し、次の一歩へ!
 
   同友会 鈴木支部長 大橋 猿渡 久米 熊倉 井上 内田由美子 内田亨 天野 高瀬
       加茂坂 田中 河原
   高 専 荒金校長 田原副校長 井上教務主事 西山 中西 若海 朝比奈 上島 遠山 
       青木 小坂 大野
   他に、日刊工業新聞 大楽和範
 
  ・1984年、交流は、21研に参加された高専の西山先生他との議論、
   求人に訪れた
   高専就職指導部の石田先生、笹原先生他との議論から始まった。
 
  ・双方の立場を乗り越えて、
   人材育成のため、地域の企業と産業の発展のため、
   地域社会での産学の新しい関係を創造していくこと
    …… これが、交流の原点。
   双方の最初のメンバ-が、情熱をもって行動し、
   突っ込んだ議論の中から交流の基点を生みだし、
   これを、次の世代へと引き継いでいった。
 
  ・同友会のメンバ-は、この交流を通して自らを見つめ直し、
   自社製品開発への水路を生みだすなど、
   企業を成長させるきっかけをつかみ、
   学科改組、新校舎と交流センタ-建設を支援した。
 
  ・先生方も学校改革の方向性をつかみ、
   新高専実現の基軸の一つに地域交流(産学連携)が位置づいた。
   総合科学(地域)交流センタ-設置では、
   国立高専に先行して実現し、
  
 「海図なき航海」へ赴く後押しを同友会がすることとなった。
 
 
2.6月13日 インタ-ンシップ会社説明会開催
   
…… 着実に前進・次の課題の明確化を
 
   参加企業 ミクス㈱/フィ-サ㈱/㈱奈良機械製作所/㈱日本コンピュ-タ開発/
    ㈱システム・サ-キット・テック/サンリツオ-トメイション㈱/㈱京浜工業所/
    ㈱関東電子応用開発/㈱大橋製作所/㈱アメディア/㈱アイサ-商事/
    広沢電機工業㈱/㈱レガ-ロ/㈱ヒュ-マンシステム
   
   受入企業 平和工業㈱/フジメタル工業㈱/平賀機械工業㈱/㈱日本デジタル通信/
    ㈱東日製作所/㈱タシロイ-エル/大洋ツ-ル㈱/秀英堂紙工印刷㈱/㈱エム・ソフト/
    ㈱アイオイ・システム/㈱ヒタチスプリング/ダイヤモンドメディア㈱
 
    (大田支部 12社、他支部 8社、経営塾講師企業 2社、その他 4社) 
 
  ・3年目ですが、年ごとに、確実に前進しています。
 
  ・来年以降の改善点、課題。
   開催時間を正規の授業の中に、選択科目から必修化へ?
 
 
3.その他(中小企業家経営塾学生海外派遣、若手技術者技術向上講座、田原先生と打ち合わせ) 
 
  ・中小企業家経営塾学生海外派遣 事前学習など
   6月18日 グロ-バル・コミッション 田中 にて
    変貌する世界
    
…… 中国、世界、そして、21世紀のわが国のあり方を見つめて 
     --海外学習を機会に学んでいただきたいこと
   7月2日 京浜工業所 王雷氏より
   7月中に、パンチ工業と第2回打ち合わせ、
   派遣者のうち1名は、金型関係ということで、
   フィ-サ㈱に、事前国内インタ-ンシップ受け入れをお願いしました。
 
  ・「若手技術者のための技術向上支援講座」について
   無料で行なわれるのは本年が最後(3年目)、
   東京同友会の製造業(情報)の全社に案内を送付
   「出前講座」実施の検討を
 
  ・7月1日 田原交流室長と打ち合わせ(内田・田中 15分程度)
   6月4日の「懇親会」から次へ、
   双方の歩調を合わせ、共通認識を生みだしていくために
   田原副校長(交流室長)が、直接、窓口となって
   今後の交流のあり方について検討していくことを確認
 
 
 
    ② 検討事項 (検討事項①)
 
 
1.本年度の中小企業家経営塾(講師の選定など)について
 
 ・講師5名の選定について
  (6月4日の「懇談会」から次へなども、考慮に入れた上で……)
 
 
 
 
 
 ・「中小企業家経営塾」の影響力の拡大のために
  「公開授業」の設定などの試みについて
  より、多くの学生に、経営者の声、生き方に接していただくために、
  同友会の多くの経営者の
  
「中小企業家経営塾」への認知度を高め、支部の発展に契機に
 
 
 
 
 
2.その他
 
 ・「若手技術者のための技術向上支援講座」の「出前講座」実施は可能か?
  (申込期限は、12月26日)
 
 
 
 
 
 ・高専図書館「中小企業家経営塾のコ-ナ-」の充実について
 
 
  
 
3.6月4日の「懇親会」から「次の一歩」へ (次項に)
 
 
 
    
③ 「懇親会」から「次の一歩」へ (検討事項②)
 
 
1.同友会と高専
   …… 環境変化を踏まえ、どのように「共通認識」を形成していくのか?
 
  6月4日の「懇親会」を踏まえて
  中小企業家経営塾(→海外派遣)、インタ-ンシップ等々
   …… 交流の前進と
  学校の体制の変化
 
  「端境期」を踏まえ、歩調を合わせたスム-ズな転換を進めるために
  「基本的考え方」(目的・理念)の明確化と「共通認識」の形成を
 
 
 
 
 
2.これからの交流を発展させるためのアイディアを出しあい 
  相互交流発展の方向性の「見える化」を
 
 
  同友会と学校
   …… 相互に交流を発展させるためのアイディアを出しあい
  交流発展の方向の「見える化」と「合理的な地域協働」の模索を
 
 
 
  これまでの交流のプログラムの改善点
 
 
 
 
 
  今までの試みで「復活」できる点          
  
  
  
 
 
  これからの課題として検討できる項目
 
 
 
 
 
  歩調を合わせて相互で検討を進め、アイディアを出しあい、
  交流発展の方向の「見える化」を
 
 
 
 
 
 「合理的な協働」の仕組み作りを
 
 
 
 
 
3.「共通認識」形成、交流発展のための
  
「プロセスマネ-ジメント」をどう進めていくか?
 
 
  6月「懇談会」から次へ
  相互の歩調を合わせ、「共通認識」を生みだし、
  次の課題を輪郭を明確にしていくために
  どのようなプロセスが必要か?
 
 ・これからの交流の「基点」となった「懇談会」
  
 → 次のプロセスをどう進めていくのか
 
 
 
 
 
 
 
 ・次回の「懇談会」の「獲得目標」をどう設定するのか?
 
  
 
 
 
 
 ・これまで(1984年~)の交流に立脚して、次の課題の明確化を   
  (新しい中長期プロセスの開始)
  
 
 
 
 
 
 (資料)
 
 学科改組・新校舎完成記念座談会
 『都立高専の将来像--高専改革と地域交流』
 (都立工業高専・学科改組・新校舎完成記念誌『21世紀を翔る』より)
 
 「これからの相互交流を発展させるための覚え書き」