幼き亊は美しき哉

2008年10月10日 12時51分00秒 | G地点 チッチ

 

チッチはその後、メリーちゃんと交際することになったが、両者の関係は今の所まだ清らかである。

「メリーちゃん、遅れてごめんね」

「いいの、あたしも来たばっかり」

「実は、ぼ、僕、メリーちゃんとアレしたいんだ、もう我慢できないよ」

「えっ、アレって…… (ドキドキ♪)」

「メリーちゃあんっ」

がばあっ

「ああっ♪」

「君とプロレスしたかったんだよ!」

バキバキバキッ

「ギャーッ!?」

「ドロップキーック!」

「ぐえぇっ」

「ひー」

「あれっ、どこ行くの?」

「うーん、メリーちゃんはプロレス嫌いなのかなぁ? とっても楽しいのに……」

……こうして、今日も両者は清らかなのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


縞々トリオ+ワカゾー

2008年10月10日 12時29分00秒 | G地点 その他

 

読者諸兄姉は、この二匹を個体識別できるだろうか? 恐らくできないであろう。私もこれまで、できなかった。
このブログでは、G地点の「縞々トリオ」を何度か紹介してきた。だが、なにしろ互いによく似ているので、名前の表記にも誤りが多々あったようである。

そこで、今日こそは、個体識別ができるよう、特徴をきちんと纏めておこう。
これは、ナナちゃん。

まあ普通に大人っぽい顔をしている。
額の縞模様は、ほぼ平行線をなしている。
夏頃の怪我も治り、傷跡には白い毛が生えている。
これは、サクラちゃん。

ちょっと口が尖った感じ。
怒っているような、泣きそうになっているような、拗ねているような、そんな独特の表情が、よく見ると実に印象的だ。
眼も特に美しい。
額の縞模様がナナちゃんと異なる点にも注目してほしい。

(なお、以上は09月23日の撮影、以下は10月10日の撮影である。)
これは、メリーちゃん。

サクラとナナは一緒にいることが多いが、このメリーちゃんは、両者とは余り仲が良くないらしい。
メリーちゃんの外貌の特徴は、かぎ尻尾である。(サクラとナナの尻尾はまっすぐ。)
額の模様も、サクラやナナとは微妙に、しかし確実に異なる。

さて、この猫は、ワカゾーと呼ばれている(「カメラの若造」とは無関係である)。オスなので、縞々トリオの一員ではないが、間違えやすい。

実際、私は間違えたようである。このエントリでは、「縞々トリオのメンバー」、「サクラかナナかどちらか」、等と書いてしまったが、あらためて写真を見ると、本当のところはこのワカゾーだったと思うのだ。

このワカゾーの額にも特徴があるが、何よりも判りやすい徴標は、目の色である。縞々トリオのメンバーの瞳はエメラルドグリーンだが、ご覧の通り、ワカゾーの目はかなり茶色っぽい。また、鼻が黒みを帯びているのも大きな徴標だ。

さあ、以上で、読者諸兄姉も、これからは縞々トリオ(ナナ/サクラ/メリー)とワカゾーを見分けることができるだろう。