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千客万来

2010年07月01日 15時50分52秒 | 一期一会

 

 

とある温泉街、駅前の土産物屋さんの、看板猫さん。

もと野良猫だったけれど、いつの間にか居着いて、結局、飼い猫になったそうです。

名前は、ラブちゃん。

野良猫ではありませんが、特別掲載。

豪快なアクビを見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雨の日の訪問者

2010年01月12日 16時06分00秒 | 一期一会

 

 

ここは、おむさんやおかか先生のテリトリーであるが、刺すように冷たい雨の中、見慣れない猫がやって来た。
未去勢の雄である。
超みじか尻尾が可愛い。

現地の猫にお詳しいボランティアさんに、これらの写真をご覧頂いたが、ご存知ないとのこと。

私もその後、姿を見ない。

さすらいの旅猫だったのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


特別掲載

2009年10月09日 09時19分00秒 | 一期一会


 

野良猫ではありませんが、特別に掲載。
旅の途中、東北地方の或る街で出会った、クロさん、15歳、オス。
飼い主さんによれば、やはり泌尿器系の持病があるそうですが、さしあたり元気。この日も勢いよくオシッコをしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ああ気持いいっ

2009年09月13日 16時30分00秒 | 一期一会

 

 

散歩をしていたら
タチの悪そうな連中がたむろして、道をふさいでいた
彼等はおもむろに私を取り囲み
イヤな目付きでにらんでくる

「おう兄ちゃん、カネを返しな」

と、一人が言った

「あ、あなたたちに借金なんかありませんよ?」

と私が答えると、

「聞こえまへんな」という顔をされた
おびえた私が

「そ、それに、お金なんかありません」

と言うと、彼等はゲラゲラと笑うのだった

彼等は何ごとかを話し合っていたが
やがて悪だくみの相談がまとまったらしい
いきなり私にとびかかってきて
袖口をつかみ
「サイフを置いてけや!」

と脅すのだった
私は彼等に財布を渡し、ほうほうの体で逃げ帰った……
要するに私はカツアゲされたわけであるが
とても気持がよかったので、またあそこに行ってみようと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


思い出

2009年03月15日 23時59分59秒 | 一期一会

 

学校によって、また、専門によって、異なることであろうが、大学院も博士後期課程になると、いわゆる授業(講義)というものはない。
私的な研究会やら学会雑務やらは別として、学部での「授業」に相当する公的なものとしては、週に一度、「研究指導」があるだけだ。
人数もまちまちだが、一般に十数人から数人というところだろう。修士の学生や非常勤講師の先輩が非公式に参加する場合もあるが、指導教授一人に対して学生も一人、ということもある。実際、そうなったことがある。

一週間、ただひたすら勉強して、少しでも研究を進める。そして週に一度、研究室を訪れ、指導教授の前で、一対一で、発表し、質疑を受け、指導してもらう。そんな生活を続けた年もあった。

そんな研究指導の後は、くたくたになる。学校近くの喫茶店で先生にお茶をおごって貰うのが常だが、その後、学校から駅まで、(バスにも地下鉄にも乗らずに)歩いて帰るのが、微かに楽しかった。途中に公園があり、野良猫に会うこともできる。
暗い雲が低く垂れ込め、今にも雪が降りそうで、刺されるように寒い冬の日、疲れ果てた私がその公園のベンチに座っていると、仔猫が膝に乗ってきた。
私は仔猫を抱いたまま、震えながら、一時間ほど、一緒に過ごした。
だいぶ前のことだが、何かにつけて、思い出す。書いておきたかったので、書いておくことにした。

文章は読まずに写真だけ見ているという読者には気の毒だが、写真はない。当時もちろん、カメラなんぞ持ち歩く趣味はなかったし、そんな余裕もなかった。