釜石の日々

巨匠のメンバーの人たちと歓談させていただいた

昨日は巨匠のところのメンバーの一人に無理を言って家財の処理を御願いした後、巨匠からお電話いただき匠の方のところへ出かけた。冬期の活動の最後の日と言うことでメンバーが勢揃いしていた。今期の活動の無事のお礼と山の幸への感謝の気持ちを表す儀式の後いつもの歓談に入った。いつものごとく新鮮な珍味に溢れ、初めてで、しかも地元でもめったに口に出来ないと言う海藻のマツボ(まつも)を味合わせていただいた。新鮮な海藻の香りと味わいが何とも言えず美味であった。松藻は三陸でしか獲れない珍味だそうでもずくに似ているが蛋白質やカルシウム、鉄分が非常に多く含まれ、不老長寿の海藻として珍重されていたそうだ。鹿肉のミンチにハーブの入ったものや味の匠の釣り上げたイワシの干したものや味醂付けなど贅沢な味を味合わせていただいた。ここへ訪れるたびに新たな味に出会わさせていただいている。メンバーの一人一人に個性があって会話が楽しく、人柄もいい人たちばかり。これだけ才能豊かな人たちでいながらそこに驕りがなく非常に気持ちがいい。いつもながらほんとうに釜石というところに感心させられる。先日話題になった子供達との交流も声かけがなされたようで、また新たな人の繋がりが生まれる。海釣りや川釣りも並の腕ではない人たちがいて、話を聞いて驚いてしまった。プロが頼んで来るほどの腕なのだと言う。何とも恐れ多くなって来た。と同時にこうした方々とお付き合いさせていただいている自分の才能のなさに恥じ入ってしまう。それでもやはり興味だけは十分にあるので本日も巨匠にお供させていただいて巨匠の活動現場に連れて行っていただく。せめてもいい写真を撮りたいものと思う。


マツボ(松藻) 一般には手に入らず高級料亭でしか口にできないらしい
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