釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

低所得でも豊かな地方

2009-02-28 08:17:59 | 経済
時事通信による2月12日内閣府発表の記事によると2006年の一人当たり県民所得は306万円で地域格差は5年連続拡大していると言う。1人当たり県民所得は、雇用者報酬、財産所得、企業所得の合計を人口で割った金額で、1位の東京が482万円、最下位の沖縄が208万円となっている。岩手県は41位で234万円である。北海道、東北、九州が平均して低くなっている。なんとなく想像通りという気がする。確かに数字の上で岩手などは所得が多くはないがその分県内での所得格差は大都市を抱えるところより格差は少ない。何も低所得県の負け惜しみを言っているのではなく、大都市を抱える所は低所得が極めて極端であり、生活が脅かされるほどの状態があることをむしろ指摘したいのだ。岩手と言わず、東北や北海道、九州、沖縄には自然が豊かに残されていて、平均して所得が低い代わりに極端な貧しさはなく、人の心も荒むことが少なく、何より、人の結びつきが保たれている。地方は自然だけでなく人の心も豊かなのだ。確かに一部には古い因習らしきものも残っているだろうが、都会に比べればはるかに人間らしい生活が残されていて、まさに本来の人間の豊かさを享受しているように思われる。これから訪れるだろう経済危機に対しても都会を抱えるところよりも却って危難に耐え得る強さを持っていると思う。精神的な強さは現在の人の結びつきと過去からの地方の伝統の両方が支えとなっているように思われる。残念ながら現在の都会はそのいずれもが失われている。かって東京砂漠と歌われたことがあったが現状はさらにひどくなっていて、間もなく、わずかに残っているオアシスすら消えてしまいかねない。


遠野のお雛様(家人撮影) 遠野の町家では江戸時代のお雛様がこの時期見ることが出来る

縄文人は想像以上に広範囲に活動していた

2009-02-27 06:59:57 | 歴史
縄文時代以前の後期旧石器時代、今から約1万8000年~2万年前は最後の氷期で、海水面は現在より約100m下がっていたそうだ。そのため大陸と樺太の間の間宮海峡、樺太と北海道を隔てる宗谷海峡はいずれも地続きだったようだ。現在水深が約450mある津軽海峡は幅が約10Kmしかなく、北海道がちょうど大陸の半島になっていたそうだ。その後急激に温暖化が進むと縄文時代が始まる約1万3000年~2000年前にほぼ現在の日本列島の形になったようだ。大陸と北海道が陸続きだった2万年前の北海道の十勝地方周辺の黒曜石(十勝石)がソ連と中国の国境の黒竜江の中・下流域に分布しているのが発掘されている。縄文時代早期の黒曜石の鏃の分析でウラジオストック~出雲(隠岐島)、ウラジオストック~北海道(赤井川村)の間に交流があったことが示されている。さらに驚くべきは約5000年前の縄文前期末の九州の土器に類似した土器が南米エクアドルのバルデイビア遺跡で発見されており,南太平洋上のブアヌアツ共和国エファテー島の遺跡で発掘された土器は三内丸山遺跡の土器と同じ成分であったと言う。南米エクアドルについては住民のHTLVIウィルスや寄生虫によっても日本との関連性が証明されている。縄文後期には北海道から津軽海峡、そして岩手県の北部までを南限とする棲息域の貝、サルアハビ・ユキノカサを使った貝の飾物が佐賀遺跡から出土している。縄文人はこれまで考えられて来た原始的な狩猟民族ではなく三内丸山遺跡に見られるような大集落に定住し、交流領域が想像以上に広範囲に及んでいたことが明かされて来た。


シメ ユーラシア大陸から冬に日本へやってくる

激動の世界が近づいているようだ

2009-02-26 07:00:30 | 経済
2月20日付けで経済新聞として世界的に定評のある英フィナンシャル・タイムズは数日から数週間のうちに米国のシティ銀行やバンク・オブ・アメリカなどの大手金融機関が国有化されるだろうという記事を載せた。大規模な金融崩壊が迫っていると言う。多くの金融機関が債務超過になっているためだ。クリントン国務長官(日本の外務大臣相当)のアジア詣は米国債の購入依頼が真の目的だったようだが、最大の外貨準備高とともに最大の米国債保有国となった中国が果たして米国の思惑通りに動くかどうか。それ以前に米国債の大暴落が訪れそうになってきた。しかも中国は欧米投資家の萎縮しているこの機に乗じて世界中に各種鉱山を多数持つオーストラリア・英国合弁の鉱物資源会社リオティントへの資本参加をしたり、オーストラリアの亜鉛鉱山を買収、ブラジルやベネゼイラ、ロシアの国有石油会社への投資を行っている。地下資源を確保していると言う。一方、昨年11月まで米国債の保有が第一位だった日本はその11月のG7で国会の審議もなく、先の経済的な破局への考慮もなく10兆円もの金をIMFへ拠出してしまった。いつまでも米国の顔色ばかり伺って、その体が死に体になっていることに気付こうとしない。米国の保守系研究所にまで日本は対米従属ではなく自主自立すべきだと、言われるようになっている。米国は今後間違いなく自由貿易を投げ捨て、保護貿易に走る。各国は経済危機にあってそれぞれの国益を優先する。日本だけは今だに経済大国の余韻に浸って政財界ともに悠長に構えて、米国の国益にもくもくと献身し続けている。この反動は相当高価なツケとなって返って来ることを国民は覚悟せざるを得ない。所詮これが現在の日本国家なのだから。


紅弁慶(カランコエ) 花言葉は「幸福を告げる」なのだが・・・

釜石の野鳥たち

2009-02-25 08:03:58 | 自然
岩手は八割の面積を山地が占めるだけあって多くの動植物が観察される。沿岸部に鮭がやって来るので北海道同様にオオワシやオジロワシもやって来る。北海道に住んでいた頃道東の斜里から知床半島にかけての道路から流氷が一面に着岸している氷上でオジロワシをごく普通の景色として見かけた。しかし岩手では沿岸でもやはりある程度限られた場所でしか観察することができないようだ。釜石の沖合にミズナギドリの生息地として有名な三貫島があるがこの三貫島には冬になるとオオワシやオジロワシがやってくるようだ。釜石の周辺の山にはイヌワシもいるようだ。イヌワシは留鳥で英名Japanese Golden Eagleという風格のある名前が付けられている。かってこのイヌワシが山間でその大きな体にもかかわらず目前を黒い影のように飛翔し去って行くところから天狗とされたという。天狗はむしろ修験者との絡みで信仰の対象であったようだ。あるいはやはり縄文の自然信仰とも関係しているのかも知れない。こうした猛禽類だけでなく小鳥も多く観察できるようで山間にはオオルリやサンコウチョウのようなきれいな鳥もいるようだし、オシドリも冬にはやって来ると言う。民家近くにはマヒワやベニマシコ、ウソなども見られる。昨日ちょうど職場の隣接地で椿を見ていると枯れ葉の茂みで音がするのでよく見るとアトリが4~5羽餌をついばんでいた。先日などは朝、庭に出ていると3mの距離のところまでミソサザイがやってきた。スズメよりやや小さいが丸くふっくらと見える体で少しづつ小走りで近づく様子はほんとうに可愛い。釜石は何もないと地元の人がよく言うがこちらの目には本来の豊かな自然に恵まれ、すばらしい環境に思われる。ある意味贅沢な環境とも言えるように思う。家人に言わせるとこれで温泉があれば満点だと言う。


職場のそばで見かけた雄のアトリ

報道は自滅してしまった

2009-02-24 06:59:42 | 文化
インターネットでは財務大臣の辞任よりもG7に同行したコンパニオン記者の方が話題になっている。一緒に飲んだとされる報道機関の女性記者の名前が実名で出ており、その中の新聞社などは当の記者のプロフィールをネットから削除したりしている。ここ10年以上前から日本の報道メディアには関心がなくなった。記事や番組が全く面白くないのだ。報道メディアの本来の役割は社会の監視役のはずなのだが、その監視役を投げ捨ててしまった。ただ発表記事を載せているだけで検証が全くなされていない。報道番組も大同小異で、ある意味でこちらの方がさらにひどくなっている。人気キャラクターが何の準備知識もなく平気で自分の個人的な意見を垂れ流している。政治や経済の指導者の指導者としての質の低下の責任の一端はマスコミの質の低下にある。今回のコンパニオン記者の問題などは端的にその事実を表している。新聞各社の売り上げ低下はインターネットの普及などのせいではない、記事があまりにもつまらないのだ。行間に記者の姿勢が伝わってこない。誰でも書けるような記事に誰がお金を払うと期待しているのだろう。監視役を降りた時点で報道機関はすでに報道機関ではなくなっている。こんな単純なことも忘れていることが自滅を招いている。一部で言われているようにマスコミではなくマスゴミに成り果てている。各界の質の低下と政策としての教育の軽視が関連しているように思われる。経費のかからない教育(国民負担の大きい教育)など未だかって成果の出た試しはない。維新政府は血眼になって教育に取り組んだのだ。その成果は100年後に得られた。それを考えると現在の教育の貧困は間違いなく日本の沈没に繋がると思われる。


日射しを浴びる桃の花

日本に未来はあるのだろうか

2009-02-23 06:57:08 | 文化
現在の日本はこのままでは先進国の中でも歴史に照らすと既に成熟した国として米国とともに今後衰退して行くのではないかと思われる。何故かと言えば経済大国には確かになったが少子高齢化だけでなく生活の基盤があまりにも貧しいと思えるからだ。食料の自給率は最悪で、教育や医療、福祉はどんどん崩壊しており、一時うさぎ小屋と揶揄された住居は改善されることなく今に至っている。生活に必要なものの物価は他の先進国に比べても高い。その上これから多くの人が収入源すら断たれようとしてしている。こんな国民の生活の実態があって日本の未来が描けるのだろうか。政治は二世議員かタレント議員ぞろいで下々の皆さん感覚のリーダーしかおらず、財界リーダーは賄賂と脱税に絡んだ疑惑をもたれる。そうした暗澹たる気持ちにさせられる中で最近手に入れた古書にあの有名な阿倍仲麻呂の歌を見出した。孝元天皇の皇子、彦太忍信命に繋がる人だという。717年に19才で遣唐使の一員として唐を訪れ、一度は帰国しようとして嵐のため帰国できず、そのまま唐に50年もの長きに渡り残り、李白や王維とも親交をもち唐の高官となって唐で生涯を終えた人だ。万葉集の時代の人なのに何故か万葉集には収録されずに200年以上も後の古今和歌集に収録されている。百人一首にも選ばれている。 天の原ふりさけみれば かすがなるみかさの山にいでし月かも この歌は一般には大和の三笠山を歌ったものと言われ、ふりさけみれば、を遠くを振り仰ぐ、と解釈しているが、仰ぐは天の原を空としたために付加されている。異説の九州、筑紫の三笠山とする方がずっと生きて来る。潮を見て大陸へ向けて船出して壱岐の天ケ原を抜けて遠くの筑紫の春日の三笠山を振り返って歌った歌とする方が。こんな時代に日本を離れ、他国で立派にその才能を発揮して生きた人がいることに驚くとともに古の中国の大きさにも感心させられる。たとえ外国人であろうと才能ある人間を積極的に登用する度量の大きさ、国としての自信を感じざるを得ないがそこは多民族のいる大陸の一種の文化でもあるのだろう。驕りと自信は当然ながら異なるが。大国日本は・・・。


花海棠 屋内の鉢植えが早くも咲き始めた

百年に一度の危機は数字が示しているが

2009-02-22 09:05:48 | 経済
去る2月9日ロイター通信が報じた日本工作機械工業会発表の1月の工作機械受注額(速報値)は前年比84.4%減の187億0300万円となっている。12月は同71.9%であったので減少が加速している。これは凄まじい事態である。8カ月連続で前年実績を下回っており、前年比減少率は3カ月連続で過去最大となったとある。このうち内需は前年比84.0%減で90億3000万円で12カ月連続で前年実績を下回っており、外需は前年比84.8%減で96億7300万円で8カ月連続で前年実績を下回る。内需も外需もほぼ同比率の減少であり、企業はますます生産を抑え、余剰人員を切るスピードが早まるだろう。1カ月で減少率が10%も加速されておりこのペースが多少緩和されても4~5月には底に達するのではないかと思われる。もちろん以後は底の状態が際限なく持続するだろう。厚生労働省の発表する内定取り消し者数や非正規・正規労働者の削減数などまったく信用出来ない。生産現場でこれだけ生産財が削減されているのであり、生産ラインが動かなくなって来ていることは容易に想像できる。解雇の嵐は春先にかけて一層激しいものになるだろう。企業倒産も続々と報じられるようになるだろう。そして今のところこの危機の出口はまったく見えない。あまりの危機に政府はただ呆然としているとでも言うのだろうか。財界も大企業は内部留保と人員削減で乗り切れると高をくくっているとしか思えない。百年に一度の危機は政治で言うと明治維新に匹敵するエネルギーを要求されるということだが政財界ともに、また優秀と言われて来た官僚さえも救いがたい有様としか言いようがない。


大船渡の民家に咲く素心蝋梅

意外と雪に弱い東北もある

2009-02-21 07:30:09 | 文化
昨日から今朝にかけて東北、北海道は荒模様で岩手も内陸ではかなりの雪が降ったようだ。釜石は降っても日中に日陰以外は溶けてしまい、昨日も昼頃まで雪でなく雨だった。その後は日射しも見えていた。面白いのは昨日出勤時に釜石でも内陸よりにある家を出てしばらくは雪だったが職場のある旧市街地近くへ来ると雨に代わり、路面も雨で雪が溶けてしまっていた。内陸は積雪と強い風のため航空路線や高速道がかなり乱れたようだ。以前北海道にいた時は雪がある程度降るとすぐに除雪車が出動して道幅も広いので意外と容易に出かけられたが、岩手の場合は除雪車を見ることがなく、かえって北海道より走りづらくなる。道幅も狭いため車が滑ると簡単に対向車線にはみ出しそうで怖さを感じる。遠野ではこの2日間で40~50cm積もったと思われるが、山を隔てた隣接地の釜石では全く状況が違っている。同じ県内でもこういう積雪時期にはその違いに驚く。釜石市内は雪がいつまでも残ることはなく、主立った道路は簡単に走れるようになるが、あえて雪の積もった直後に遠野へ出かける気にはならない。しかし釜石も昨夜来強い風と山鳴りがすごく、まるで台風のようだ。家人が本来なら今日は花巻の温泉に友人達と出かける予定だったが内陸の風雪のために中止となった。花巻へ至るまでの国道には峠道が大小いくつかあるので路面が滑るとたちまち渋滞になるそうだ。南北に走る北上川沿いの平野部も北海道のような根雪になることはないようだ。岩手は東北でも豪雪地帯ではないのでいざまとまって降ると交通が麻痺するが沿岸部だけはほとんど雪の影響がない。


班入りの椿

椿の咲く東北

2009-02-20 06:58:58 | 自然
夜半過ぎから降っている雪が今朝も降り続き2~3cm積もっている。北海道と違い湿った雪なのでほぼ真っ直ぐ落ちて来る。2月半ばを過ぎても東北の冬はまだ気温が低く、風も冷たい。朝はマイナス2~3度で日中も5度以下であったり、10度を越える日もあったりと少しづつは春に向かっているのだろう。職場の近辺の梅にもピンクの蕾が付いて来たし、木蓮の蕾も膨らんで来ている。薮椿は1月の終わりから咲き始めている。先日家人と大船渡にある世界の椿館へ出かけた。この日はやはり気温が低く青空は見えるが風が冷たく、三陸の沿岸を南下しているうちに山間で雪が降り、遠くの視界が悪くなってきた。幸い大船渡に近づくと晴れて来てすっかり雪が上がっていた。大船渡は市内各地に薮椿が自生しており、一般に椿と言えばこの薮椿を指す。そんなところから椿館を造ったのかも知れない。三陸独特の切り立った海岸の続く碁石海岸にあり、駐車場にもそこそこの車が止められていた。椿館に入る前にお腹がすいたので近くの麺類の店に入ったが中は思ったより広く、客は誰もいない。欅(けやき)の大きな一枚板で造られたテーブルが三列並び、その間に急遽組み立ての電気コタツを用意してくれ、頼んだ冬限定の鴨うどんも美味しく、出汁も美味しく飲ませていただいた。帰りには自家製の美味い大根の漬け物の作り方を家人が教わり、気持ちよく店を出た。椿館はさすがに多品種の椿が咲き誇り、時間を気にしないでゆっくりと一つ一つの椿を見て回った。大きさも形も様々だが色は概ね白かピンク系が多く、変わったところで黄緑色のものがあった。日射しを受けて深紅のビロード地のような輝きを見せる花弁を持ったものもある。椿の字がはじめて使われたのは万葉集だそうだが、万葉集の あしひきの 山つばき咲く 八つ峰越え 鹿待つ君の いはひ妻かも(山椿咲く山々を越えて鹿を獲って帰るのを無事を祈って妻が待っていることだろう)、は詠み人知らずで大和周辺の山だとされているらしいが果たして本当に大和周辺の山なのだろうか。


春の近づいていることを知らせる椿

あらたな釜石の小さな挑戦

2009-02-19 07:04:59 | 文化
昨日は気温が下がって寒くなった。晴れてはいたが最近では気温が低い方だと思われる。届け物があって匠の方の家に寄ると小屋の方に誘われてついつい甘えてしまった。そのうち巨匠やいつもの匠の方々が集まり、平日にもかかわらず週末の集まりのようになってしまった。カボチャを使った饅頭やそば粉を使った窯団子、中に黒砂糖とクルミ、胡麻、味噌が入ったものでいずれも手作りで素朴で美味しい食べ物であった。ワカメや野菜と味の匠の方が提供して下さったニューカレドニアの天使の海老などでしゃぶしゃぶを食べ、鹿肉のハンバーグを初めて口にした。牛を使った通常のハンバーグほどもたれる感じがなく味も非常に美味でこれはなかなかのアイディアだと思われた。折角の鹿肉を少し子供達や老人の慰問に使ったらどうかということになり、釜石の将来のことを考えて子供達、特に母子家庭の子供達に調理の段階から参加してもらって鹿肉を中心の料理を提供する方向で検討することになった。様々の匠の技が生かされる非常に有益な試みだと思われる。子供達にとっても地元にいながら直接地元の新鮮な食材を使った匠の味付けによる調理に参加することですばらしい経験が得られると思う。是非釜石の未来を担う子供達に釜石の自然の幸を再確認してもらい、若い発想でいつかこの自然を生かした釜石の再生に繋がってくれるといいと勝手なことを考えてしまう。地元の人ほどなおこの自然の豊かさを深く知っておいてほしいから。


匠の語らい