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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

キャサリンさんとパソコンと日本

2010-10-25 22:55:45 | まさか、マレーシア!
帰るなりキャサリンさんがSUN新聞を持ってきて考えが変りそうだと言う。

SUNの場合は新聞本体の外側にもう1枚追加されてそれが広告になる場合があり、今日はその全面にSAMSUNGのAndroidスマートフォン"GALAXY 5"の広告になっていた。昨日ショッピングセンターでCSLのAndroid端末を触ってみて簡単に使えそうだと思ったからであるらしい。

キャサリンさんが最初にパソコンに触ったのはもう10年近く前になるだろうか。台湾と日本での通信に電話を使っていたらすぐに数万円になってしまったのでそれならパソコンを使った方が良いだろうと勧めたが、そのときは難しいだろうとか、どうせ覚えられないなどと頑なに拒否したものだった。結局電話代に負けてパソコンを購入した。そうして使い始めると一転、どうしてもっと早く教えてくれなかったのだと言い出す始末。

今では普通にパソコンユーザーになっているがそれでも新しいオペレーションは嫌がる。それなのにあのタブレットは使えそうだと感じたようで、今日の新聞にちりばめられたあれと同じアイコンを見て考えるところまで行ったということになる。本当に簡単に使えるかどうかは別としてこれにはびっくりだ。パソコンだってアイコンがあって画面に直接さわらないだけでそれほど違うようにも思えないが、直接触れることができる言うのは人間の感覚にとってより良いものなのかなあ、と思う。



明日の夜からキャサリンさんは日本へ行く。

お菓子やお茶などがさばるお土産だけで中くらいの大きさのバッグはほとんどいっぱいになった。それぞれはたいした事のないものなのに大荷物のようになる。それに加えて少し自分の荷物も持って行ってもらうことにした。ごめんなさい。そしてキャサリンさんはあちらでパソコンを買うことにストレスを溜めている。買ってからウィルコム3Gを繋げることもしないといけないのだ。面倒でごめんなさい。去年、日本からマレーシアに来るときに買っておいてもよかったのだけれど、あまりにも中途半端な時期だったので買えなかったのだ。

元気で。

ディーパヴァリ前のショッピングセンターにて

2010-10-24 18:20:18 | まさか、マレーシア!
ショッピングセンターは11月のディーパヴァリの準備に入って砂絵(孔雀)、米絵(左下)が床に描かれている。それと関係ないかもしれないがムスリムの巡礼用品も展示されていた。スーツケースに専用の布カバーがかかっていてこれから巡礼に参りますと言うことらしい。いろいろあって楽しいものだ。


(上)英国で発売されたエイサーのネットブック、Aspire One Happyがマレーシアではもう発売されていた。D255と言う日本には無いモデルだとのこと。CPUが新しいしメモリが2GB。日本で買うより内容はお得だ。

(下)CSL(←クリック)と言う携帯電話の会社が7インチのアンドロイド2.2端末を発売していた。1500リンギット程度の安い値段で少々大きいが携帯電話としても使える。携帯電話の契約をしない場合はiPadのような携帯端末になる。写真はパンフレットだけれど、実物を触らせてもらったら簡単に使えるコンピュータのようなものでけっこう良いようだった。動作も速い。難点はそのままでは日本語入力ができないこと。何かインストールすれば良いのかと思うが、誰か知っていたら教えて欲しい。


追加
どうやらAndroid端末の日本語化は簡単らしいとネットで調べてわかった。日本語入力もShimejiと言うソフトをインストールするだけだそうだ。しかもよく見たらこのspice MI700にはDocumant To Goと言うソフトが最初から入っていてMSOfficeのファイルをハンドル可能になっている。びっくり。

対応ネットワークは3GもGSMもOKなのでドコモのSIM(これはWillcom3Gに付いてきたもの。これだと音声通話はできない。)を挿せば使える。それにGPSまで。一つわからないのが内臓メモリが512MBのRAMとROMしかないのでアプリケーションが増えたときにmicroSDをハードディスクのように使えるのかどうか? しかしこの内容(考えられる限りにおいてフルスペックだ。)なら本当に安いかもしれない。ちなみにこの端末は中国製じゃなくてマレーシア製らしい。




キャサリンさんが日本でネットブックを買うつもりだ。

推薦したのはASUSのEee PC 1015PEM。これもマレーシアだと2GBメモリだしOffice Starterが入っていて日本で買うよりお得だ。ただ日本語キーボードじゃないのとWindowsが日本語表示にならないので買えない。そしてキャサリンさんの場合は近所の量販店で買えることも条件になる。秋葉原じゃ無理なのだ。仕方ない。

そう言えば、HPがアメリカでSlatePCを売り始めたとニュースに出ていた。日本とマレーシアではまだだろうか? ちょっと高めだそうだけれど、仕事には良いように思う。

ナシ・ルマ記念日

2010-10-24 10:23:00 | まさか、マレーシア!
今朝はナシ・ルマの食べ比べをした。

朝、とてもお腹が空いたのでアパート内のミニマートでナシ・ルマを買った。1.5リンギットだった。(写真)ナシ・ルマはマレーの基本食でココナツミルクでちょっと味と香りの付いたご飯にサンバル味噌(名前が違うかもしれない)とピーナッツと煮干と卵が少しづつ付いて紙に包まれて売られている。日本で言えばコンビニのおにぎり、または海苔弁のようなものだ。

これを食べているとキャサリンさんがアパートの外のマレー食堂のおばさんの方が美味しいのだと言う。この前までナシ・ルマは好きじゃないと言っていたくせにいつの間にかナシ・ルマの評価までするようになっているとは、....いったいどう言うことだ。

それでアパートの囲いの鉄格子のところまで言って20mほど先のマレー食堂に向って叫ぶ。「ナシ・ルマちょうだい」と。量は同じ位だったがこちらはゆで卵でなくて平らな玉子焼きが1切れ入っているのが違った。食べると確かにご飯の味がちょっと濃い。おかずが少なくても美味しく食べられる。サンバル味噌も日本人的にも味噌っぽくてコクがある。確かにキャサリンさんの言うとおりだった。そして1個1.2リンギットと少し安かった。

このマレー食堂のおばさんは自分で工夫してサンバル味噌を数種類作っている。以前にもテーブルの上にあるのを食べてみたところ他の店には無かった深みのある味がしてびっくりしたことがあった。日本で言えばスーパーで1kg298円で安売りしている味噌となかなか値引きしない八丁味噌くらいの違いが感じられる。


朝のマレー食堂ではおばさんの娘さん(と言っても子供がいてもおかしくない年齢)が一人でやっていて"タ・ナンパ...シブッ・クルジャ?"と言われた。後の方は仕事が忙しかったのか?と言われたのがわかったが、タ・ナンパって何だっけ? そこで帰ってからキャサリンさんに聞いてみた。ナンパってなんだっけ? それは"見える"って言う意味でしばらく来なかったけどどうしてたの?って質問されてたんだんだよ。なるほど、インドネシア語ではそうは言わなかった。

この歳になって初めてキャサリンさんに言葉を教えてもらった。猫と鍵(マレー語)、頭とココナツ(マレー語)、マスカットとマスコット、カメレオンとカメルーンの区別ができなかったキャサリンさんが短期間によくここまでできるようになったのもだ。だから今日はナシ・ルマ記念日。(俵万智ふうに)(知らない人は検索してください。)

as a HELPER

2010-10-23 21:15:53 | まさか、マレーシア!
久し振りにマスジッド・インディアに行く。

せっかく行ったのでインド系のスーパーマーケットでタルカムパウダーと石鹸を買う。インド人は香りの強めなものが好きなのでインド人街にはそうしたものが多い。いつもはYardleyのラベンダーのパウダーを使っているが気分を変えてジャスミンを選んでみた。少し重めの香りでインドネシアのお茶に入っているジャスミンの香りに良く似ている。石鹸は前回と違うがまたアユルベディックのものにしてみた。前回のは植物性の油だけしか使っていないので泡立ちが良い代わりに減りが早かった。今回の物も同じ植物油製だけれど3個で4リンギット少々だから良いことにする。

11月に入ってすぐにインド系のお祭り、ディーパヴァリがある。

そのために今はスーパーマーケットもインド人街もお祭り用品とインドの衣装が売られている。日本での年末商戦にあたるのだと思う。結婚式も多いそうで、贈り物やパーティーのデコレーションのお店はとても混んでいた。給料日が過ぎた頃はもっと混雑するのだろうか。




このあたりでちょっと仕事が落ち着いてきた。

これまで開発してきた製品が工場に移ってから初めて生産され、その品質が悪くなかった。それもあって今日は休日出勤もせずちゃんと土日の2日間休める。品質が良かったのは自分が上手くやったからではなくてオペレータ、スタッフその他それに関わった人たちがちゃんとすべき事を理解して良い仕事をしたからだ。そう言う仕事を見ているとマレーシアのポテンシャルはけっこう高いと思う。

こちらはそれができるようにするために準備したりテストしたつもりだけれども、当日になるまで本当にできるかどうか心配で仕方なかったのが本音だ。現場を管理している人(日本人じゃなくて中国系マレーシア人)にあなたのとこの人たちは仕事できるね、おかげで助かったよと感謝の言葉のつもりで言ったら、逆に、uさん(私)のようにいつも現場に来ていろいろ手助けしてくれる人の仕事はみんなちゃんとやるんだよなどと嬉しい言葉をいただいてしまった。

そうは言っても、エンジニアってのは現場の下働きみたいなものだから当たり前って言えば当たり前の事をしているだけなのだが。彼が言うに、マレーシア人でもエンジニアってのは少し高い地位にあって "○○をやってくれ" と言うだけで仕事を済ます、そして現場を見にも来ない人が多いそうだ。

日本ではエンジニアでもオペレータでも、仕事は違うにしても地位に違いは無いし給料だってそれほど違うわけではない。(他の国ほどには違わないと言う意味)だから日本ではエンジニアが現場でいろいろする事や話し合う事も普通なのだ。それでプライドに傷が付くわけでも何でもないし他人の仕事を奪うことになるわけでも無い。マレーシアでは日本ほどそうではないので日本人としてその間を埋めるのも良いかと思っている。

良いかなと思っている、と言うのはマレーシアのエンジニアもそう"すべき"と言うことではなくて(多くの日本人は"すべき"と考えるだろうけれど)単に彼らと別のやり方で仕事を分けるのが良いのかな、と言う意味だ。それぞれ得意な方法、やりたいやり方を選ぶのが良いと思うから。

オムツを買うまで

2010-10-20 21:56:00 | まさか、マレーシア!
最近ちょっと帰りが遅くなっていたが今日はわりと早目に帰ることができた。

そろそろ仕事も落ち着いて来そうなのでこれからは少し早く帰れるだろうと思う。



キャサリンさんがインターネットでニュースを読んでいた。
キャ「キグレサーカスが事業停止になっちゃったんだって!新型インフルエンザでお客さんが来なくなっちゃったらしいよ。」
キャ「日本の三大サーカスの1つだって書いてあるけど、木下大サーカスと....もう一つは何だったっけ?」
私「.........???」
私「そうだ、安田大サーカスだ!」



キャサリンさんは今日オムツを買った。

今日はジャスコの会員カードを持っている人だけがショッピングできる日だったので何でも安い。普段広く開いている出入り口が狭くされていてカードを提示しないと入れない。けれども人はごった返していてライバルのカルフールを閑散とさせていたと言う。

お目玉品に出ていた子供用オムツは1人様2個までの限定でそれ以上持ってはレジを通してもらえない。キャサリンさんが食品を買ってレジの列に並んだとき、前に並んだ女性がオムツを4個持ってきてしまったのでレジで拒否された。その女性がキャサリンさんに目で合図を送りつつレジ係にこの人と友達だからと言ったがレジ係も見抜いて別会計でなければダメだと再度拒否。

そしたらその女性はクレジット付きジャスコカードと100リンギット札キャサリンさんにすっと渡して会計を頼んだそうだ。その女性とはそこで会ったのが初めてなのだけれどもよくまあそんな無防備な方法をとるものだ。キャサリンさんは察してさっさとオムツの会計を済ませておつりをその女性に渡した。

マレーシア人はマレーシアを基本的には安全な国だと思っているらしい。

イマジン

2010-10-19 23:36:58 | まさか、マレーシア!
キャサリンさんはマレー語の試験が終わってからすっかり帰国モードに入っている。あと1週間ほどで日本だと言って浮き足立っているようだ。

その間にこちらは11月4日から8日の5日間の連休がある。もし仕事の都合がどうにかなればどこかに行きたいとも思うが一人だときっとだらだらして終わりになってしまうことだろう。どうしたものか。



安全カミソリの刃を想像する。
安全カミソリの刃はホルダーに入っていない。
テーブルに横たわっているカミソリの刃を手に取ってみよう。

カミソリの刃はテーブルのつるつるした表面に張り付いていてなかなか取れない。そして指の先に引っ掛けるには薄すぎる。それでもどうにかしてカミソリの刃を取ることができたがカミソリの刃の平らな面でなく両側の刃の部分が人差し指と親指の腹にかかっている。

危ない持ち方ではある。その状態のままカミソリを引き抜けばきっと皮膚が切れて血が出るだろう。そして痛いかもしれない。背筋がゾクッとする。人差し指と親指に力を入れすぎると刃は両方の指に食い込んでしまうだろう。想像しただけで背筋が凍りつく。もうこのあたりでこう言う変なことを考えるのを止めようと思う。

さらに指に力を入れると指の肉はバックリとカミソリの左右に口を開き血がにじむどころかだらだらと滴ってくる。普段見ることのできない新鮮な指の内部の肉が見える。切りたての刺身のような色をしている。さらに指に力を込めるガキッと何かにあたる。それは多分指の骨だ。


心はどの段階で想像力を撤退させるだろうか。
指がちょっと切れて血が滲むほどのところで済ませてしまうだろう。それが普通だと思う。わざわざ不快な思いをしたいものではないし、意味があるようにも思えない。だいたいそんなところだ。

ただ、ある種の人は指がもげるまで行ってしまう場合があるように思う。オカルト映画のようなものを作る人の事だけを言っているのではない。それは芸術家であったりその他の想像力を多く発揮する職業の人、もちろん職業でなくともそう言う人はいるように思う。想像力と言うのはきっとこのように指の上にあるカミソリの行く末をとことんまで思うことなのではないだろうか。不快でも結論がわかっていても途中で止めたりしないのが前提なのではなかろうか。

ミニバスに乗って

2010-10-17 22:19:35 | まさか、マレーシア!
ミニバスに乗ってみた。

もうここに来て1年になろうとしているのにミニバスに乗るのは初めてだった。

当初はKLとの間を行き来したりしていたのでRapidKLの大型バスばかり乗っていた。RapidKLのバスは停留所がだいたいはっきりしているし客を集めてから出発するようなことがないので一度走り出すと渋滞以外で遅れない。だからゆったり座って行けることが多い。そのライバルのメトロバスはやはり大型だけれどもバスはRapidKLほどきれいではないし、車掌が呼び込みをしてある程度客が乗らないと発車しないことがある。ただ、停留所と関係ない場所でも停まってくれると言う利点はある。

ミニバスは短距離しか走らないのでここからだと買い物範囲しか行くことができない。それにスクーターのスズキ君もある。そう言うわけでミニバスは乗ったことが無かった。キャサリンさんの場合は平日昼間にバスに乗れるからミニバスにも乗るので一度乗ってみることを勧められていた。大通り以外も走るので風景が変わって面白いのだそうだ。

今日はたまたまサンウェイ・ピラミッドからの帰りにミニバスが来たので乗れた。残念ながら帰りのコースは他のバスと同じだった。乗り心地はエンジンが前にあるせいか、それともベンツのバスだからなのかわからないが、かなり古いバスなのに悪くない。写真に撮るとものすごい田舎の風景の中を走っているオンボロバスって感じだ。オンボロバスは間違いじゃないのだけれど。

ところでこう言う古いバスがたくさん走っているけれど、いつまで補修用の部品はあるのだろう?



今日、サンウェイのジャスコに行ったら家電売り場のレイアウトが変っていて、パソコン売り場が中央に進出してきていた。やけに値段の安いネットブックがあるので見てみたらAcer(エイサー)のキャンペーンモデルだった。1099リンギット(3万1000円ほど)で新しいN550と言うデュアルコアのCPUが入っている。東芝やDELLだとシングルコアCPUなのに100~200リンギットも高いしボディも厚い。これならみんなエイサーを選ぶわけだ。



近所のインド食堂が最近流行らない感じになってきていると気付いた。

ほんの数軒離れた同じインド食堂は反対に盛況のようだ。数軒先の店の方がメニューも豊富で角地だから場所も良い。いろいろ浮沈の理由はあるだろう。


よーいドンで始めたとして、片方の店がもう一方よりも10%だけ多くお客が入ったとする。そのまま同じサービスで同じ料理でやっていくと永久に10%ずつお客の入りが違うのだろうか。今年の違いは10%、来年も10%、再来年も10%なのかな、と考えるけれど、果たしてそうだろうか?

もしその10%が魅力や求心力のようなものであれば今年は10%、来年になったら110%x10%=121%、次の年は121%x10%=133%...と、どんどん差が付いていくってことではないのだろうか? 例えば、その昔にスーパーマーケットと言うビジネスができた。そのとき、商店はほんのちょっと売り上げが落ちた。でもほんのちょっとだったのでそのまま同じ商売を何年も続けていたらいつの間にか取り返しのつかない事になったのはこう言う原理が働いたのだろうか?

世の中にはそう言う事がたくさんありそうに思う。「○○と言えばXX」と、もう他のものは考えられないと誰もが思っていても、知らないうちにそれはどんどん廃れて、気付かないうちに別の何かに取って代わられてしまっているのはありがちなことだ。そう言う意味では日本製品の中にももうその時期にさしかかっているものは多いだろうと思う。単に他国が似たような製品を作れるようになってきて選択肢が増えただけじゃないような気がしている。





フルーツを買って朝食

2010-10-17 10:06:26 | まさか、マレーシア!


タイパンの朝市でフルーツを買った後にその近くのインド食堂で朝食を食べる。
上:ブーリー
下:プトゥ

日本で朝からカレーを食べるのは昨夜の残りを暖めなおしたときだけだが、インド人はやはり朝でも夜でも昼でもカレーを食べる。豆とジャガイモのシンプルなカレーが付く。プトゥは隣の席の人が注文していたのを見て頼んでみた。本当は塔のように立っているが運ばれてくる途中で倒壊した。白いところがココナツで途中は小麦粉か何かそういった粉からできたものだ。多分筒に詰めてから蒸すのじゃないかと思う。かすかにシナモンの香りがするが味は薄くて甘みもなし。崩しながら砂糖を混ぜて食べる。

アユルベディック

2010-10-15 23:26:15 | まさか、マレーシア!
最近ほんとうにフランケン・スズキ君の調子が良い。

修理から帰ってすぐより今の方がエンジンがよく回るしスピードも出る。びっくりする位に。広い道路で反対車線にUターンしても普通(マレーシアの普通ってのはとっても速い)に走ってくる車の波に入ることができる。いったいどうなっているんだろう、スズキ君。


さっきYahooニュースを見たら、「ハルメンズ30周年ライヴ」の記事が出ていた。

確かに聞けばびっくりするけれど、80年代のあまりメジャーでもないバンドのライヴのニュースにどれだけバリューがあるんだろうと素朴に疑問を感じる。ハルメンズのライヴに集まる人たちってどんな人たちなんだろう?

実は自分もハルメンズをCDで聞いていたのだけれど、その時にどう言う人が自分と同じ音楽を聞いているかなんて気にした事もなかったと思うなあ。

「ハルメンズ」って知ってる?



今日は7時過ぎに帰ったのでマジュマジュで夕食。
マレーシアのご飯の量は多いので今日もさっぱり、ナンとチキン。


最近また変わった石鹸を使い始めた。
CHANDRIKAと言うインドのアユルベーダの処方を元にした石鹸と書いてある。

成分は全て植物原料とも書いてある。ココナツなどの油でできているのでとても泡立ちが良い。香りは濃いバスクリンと言う感じだけれどあの安っぽい香りでなくて気持ちが落ち着きそうな複雑な香りがする。どうしてこんな香りが作れるのか不思議だ。この香りだけで異国情緒たっぷりなのである。


写真は石鹸箱の中に入っていた説明書き。わら半紙のような紙に石鹸箱の絵もそのまま描かれている。インド製だ。

試してみたい?




インドと言えば、同じ階にインド人(マレーシア人かインドから来た人かはわからない)が引っ越してきた。近所には中国人もマレー人も住んでいる。インド人が住んでいるとお香の香りが、中国人の家からは線香と中華料理の臭いが交互に漂ってくる。日本人の家はたしてどんな臭いがするのだろうか? 醤油臭い?

「おならとベビーパウダーだ!」(by キャサリン)

ありがとう

2010-10-13 23:51:05 | まさか、マレーシア!
先日、以前失業時代に通った職業訓練CADコースの仲間からメールアドレス変更の通知をいただいた。

ここまで書いてみて考えたら失業時代ってのは職業訓練の時だけじゃなく、ちょっと前の2回目の大学時代もそうだしインドネシア時代だって失業時代と言えなくもなし、たしかその前にもそんなことがあったような気がする。それで今こうしてよく生きているものだと認識すると不思議だ。人生でこんなに自分だけの時間が有る人っているものなのだなあ、と自分の事ながら感心もする。


それはそれとして、その変更通知にあて先メールアドレスがたくさん付いていたのでそのまま返信したところ大量に送信不能で戻ってきてしまった。人はけっこう頻繁に電話を替えたりメールアドレスを替えたりするものなのだなあと思った。今時携帯電話を契約すると勝手にメールアドレスが付いてくるらしいけれども、メールを受信するだけでもお金がかかるそうだから使う人と使わない人に分かれるのだろうか。使わない人は電話を替えてメールアドレスもいっしょに処分してしまうのだろうからあまり重要なものにもならないのだろうか。

こうしてメールアドレスがたくさん無くなっているって事は、他人に教えるときにはその手段が一番手軽だと思ってそうするとしても結局携帯電話の付属品と言う認識になってしまうってわけだろう。メールアドレスは自分のもののようでいて携帯電話に付いていたりプロバイダに付いていたりするものでかならず端っこが紐で繋がれている。そう思うと不便だと思う。

今もこうしてマレーシアに来ているけれども未だ日本のプロバイダにお金を払い続けているのだってそのメールアドレスのせいなのだ。銀行その他今はインターネットで何でもできるとは言え、フリーのメールアドレスでは登録できなかったりするのでどうしてもプロバイダから縁を切ることができない。どこにも紐が付いていないメールアドレスってのは持てないものだろうか?


ところで、メールが行かなくなったみなさん、その節はありがとう。楽しい時間でした。




さわやかに 恋をして さわやかに 傷ついて さわやかに 泣こう さわやかに 夢をみて さわやかに あきらめて ただひとり 泣こう



昨日は帰りが遅くなってしまった。
今日もちょっと遅かった。


キャサリンさんがよく自分に聞く。
「誰かから(これだけ仕事をして)ありがとうって言われる?」と。
まあそう言う機会ってのは誰にとっても稀だろうと思う。
仕事してお金もらってさらに「ありがとう」なんて言う人や会社はない。

今日、トイレに入ったら会社のけっこうエライ人(この人が自分を去年採用した)が鏡の前にいた。
突然鏡越しに「○○さん、ありがとうね。」などと日本語で言った。
「仕事ですから。」謙遜やその種のものでなくてこれは本音。

とりあえず、キャサリンさんに報告しとく。
たまにはこう言うこともあるらしいと。

イルカが邪魔だ

2010-10-11 22:09:49 | まさか、マレーシア!
キャサリンさんのマレー語の試験は無事に不正解3問と言う好成績で終わった。

ただ、これはよどほ勉強したための好成績ではなく、初心者レベルに合わせた解答し易い試験だったためのようだ。不正解のうちの2つはちょっとしたスペルミス、もう1つは完全に頭に入っていない言葉がでたそうだ。とりあえず終わってよかった。



ちょっと前にAVG anti Virus がアップデートされて2011版になった。
少し変わったらしいが違いがよくわからない。
こう言うのはとりあえず新しいのを使う方が良いだろうと思う。

土曜日、エクセルのファイルにデータを入れてグラフを描かせていたら「エラーが発生したためエクセルを終了します....」などと表示された。そのままボタンを押して終了すると全部消えてしまうのでそのまま画面のスクリーンショットをとり、表示されている部分だけでも残しておくことにした。困ったことに青いイルカが勝手に出てきてふきだしが表示されていた部分は白くなってスクリーンショットに入らなかった。迷惑なイルカだ。あれはどんなタイミングで何のために出てくるのだろう?

ところでこうなると世の中ではなぜこんな欠陥ソフトにたくさんのお金を支払うのだろうと思う。オープンオフィスは無料なのに途中でエラーが起きて再起動しても次の起動時にほとんど元の通りに復元してくれる。(最近はそのエラーもごく稀にしか経験できなくなっている。) 無料なのに。最近、図と文章で説明する必要がある書類を作るときにはオープンオフィスのDrawを使うことにしている。絵が簡単に描けるし、ほとんどのPDFファイルの編集もできるからだ。

MSオフィスのセットの値段はマレーシアで働くネパール人やミャンマー人の月給よりずっと高い。そんなのどう考えてもおかしい。

オープン・ハウス

2010-10-10 23:39:19 | まさか、マレーシア!
午後1時30分、フランケン・スズキ君に乗って仕事場まで出る。

今日はキャサリンさんを乗せていたので思ったより時間がかかり到着が2時ちょっと前になった。しかしお迎えの車より一瞬だけ早い到着となったので安心。待たせなくて済んだ。スズキ君は守衛さんに頼んで今日は閉まっている門の中に保管していただく。

軽自動車の後部座席に乗り家とは反対方向、ヤマハの工場やシャープの工場の横を抜けて住宅街に入る。初めての風景だ。新しくて大きな3階建ての家が並び、その後にもっと古い団地のような建物が現れたらそこが目的地だった。


今日招いてくれたのは遠くから来てこの地の工場で働く人の借りているアパートなので、はっきり言ってしまうと小さくて古い。住居費にお金をかけられるほど給料は多くないのだ。アパートの最上階の4階まで階段で上がると小さな踊り場には黒白のちょっと毛足の長い猫が2匹の子猫を育てていた。踊り場は猫の住居であると同時に靴脱ぎ場にもなっていて、猫と靴が入り乱れて非日常的であるが温もりのある光景を作り出している。これならアパートが古くてもさびしさも怖さも感じなくて済むだろう。

踊り場の左右にドアがあったが右側が目的の家だとすぐにわかる。なぜなら当たり前のようにオープンしているからだ。


靴だらけの踊り場に自分の靴を紛れ込ませておいてからドアを入るとそこはすぐにテレビのある居間だった。そこにもう女性ばかり3人ほど(家主含)がいたので全部で7人になった。居間は8畳間ほどしかなく、ここの4分の1ほどだろうか。日本じゃないのでもちろん玄関などは無い。そして勝手口でもないのだ。キッチンは一番奥で建物の反対側になる位置に隠れていて、そちら側に大きな窓があるわけでもない。人の生活の向きは日本と全く反対になっていることがわかる。


その8畳間ほどの居間の長手の壁に長細いテーブルが置かれ、その上にいくつも料理の入った容器が並んでいた。まずはナシ・クラブと言って黄色っぽく色付けしたご飯に生のキャベツの千切り、生のモヤシ(シャキシャキ)、角切りの肉、生姜か何かの花を和えたも、サンバルなど数種類を自分で盛り付け、そこにスープをかける。それを(スプーンを拒否して)右手でかき混ぜながら食べる。これが思ったより爽やかで、日本で言えばわさびの効いたお茶漬けのような感覚かと思う。

その後にラクサも出してくれた。ラクサはカレー味のラクサが有名で(インスタントラーメンにもある)その他にもいろいろな味があると聞いていたが、今回のものはお米で作っているがきし麺のような麺に魚のすり身で作ったと思われる白いスープをかけて食べると言う、今回初めて見たラクサだった。これは相当に美味い。


そう言うわけで、食べ物に満足した後は次々と訪ねてくる人を交えて話をしていた。この小さなアパートに家族3人で来る客もいてなかなかの賑わいだった。キャサリンさんは習い始めたばかりのマレー語を知っているだけ全部使って話をしようとしていた。と言っても話すのが遅いので話し始めるとみんなが聞き耳を立てることになり、その光景は傍から見ていると面白い。


今日は料理の事も建物の事も書いているのに写真が1枚もない。(猫の写真を載せても仕方ないと思う。)読んでいる人には想像も付かないと思うが世の中自分で見ないと分からないものだと思って勘弁していただくことにしよう。

オープン・ハウスに行こう

2010-10-10 10:33:11 | まさか、マレーシア!
マレーシアにはオープン・ハウスと言う習慣がある。

説明によるとイスラム暦で断食が終わった次の月には他人(友人・知人)を家に招いてご馳走するのだそうだ。マレーシアではムスリムのマレー人だけでなく、中華など他の民族の家でもそれをするとの事。ちょっと前にはマレーシアの首相も国民を招いてオープン・ハウスをやっていたのでそちらへ向う自動車の渋滞なども含めてニュースなっていた。

そして今日はそのオープン・ハウスをする月の最後の日になるけれども、仕事場の工場に働く人の家に招かれている。2時に工場の前に行くと車で家に連れて行ってくれるとの事。手土産などは必要ないと言っていたから真に受けて何も持っていかないことにする。

そろそろ1周

2010-10-09 19:20:37 | まさか、マレーシア!
左折して高速道路に入るとスクーターの先は真西を向く。
右バックミラーに太陽がちょうど入ってまぶしい。

そう言えば、マレーシアで仕事を始めたのが11月。
その時もこうだった。

もうすぐカレンダーのトラックを1周してもとの所に戻るのだな。ここでは季節の変化が無いのでどの位の時間が経ったのかはわかりにくいけれども、こうして頭の上を行ったり来たりする太陽が教えてくれる。そろそろ1周目を走り終えるよ、と。




修理から帰ったフランケン・スズキ君は調子が良い。
今までにない位に。本当はこうだったのかとやっと気付いたように。

発音と文字

2010-10-08 06:59:34 | まさか、マレーシア!
肝心なところが練習になっていない、とキャサリンさんが怒っている。

先日マレー語の試験勉強を手伝っていると書いたら、もっと分かりにくいところの勉強をしなければならないので全然ダメだそうだ。それは試験がペーパーで行われれるので言えても書けなければお話にならないと言うことだとのこと。確かにそうだ。

マレー語は比較的簡単に発音できるけれども少しだけクセがある。主なものはこんなところだ。
(1)"ウ"と発音するとき、普通にuであったりeであることもある。
  eの場合はウとはちょっと違うけれど似たような感じなので書くとき間違える。
(2)mとnの違いが日本人にはわかりにくい。
(3)lとrも英語同様にわかりにくい。
(4)cをチで発音する。

そう言うことで私はいくらか言葉を発音することができても書くことができないので練習台になってあげることはできなかったのだ。何か良い方法?、って言ってもそうは無いだろうけれど。