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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

お金は無事だ

2010-11-08 18:56:26 | まさか、マレーシア!
ダイソーでコーヒーのフィルターを買った。

今朝コーヒーを煎れようと思ったら1枚も無い。気付いてよかった。ついでにジャスコで10個入りオレンジを10リンギットで買う。10個入りで袋に入っていると中には1個か2個、ハズレが出るのだけれど、今回のはハズレが無さそうに見えたので買ってみた。

水4本とヨーグルトはMyDinが安かったので帰りにそちらに寄って買う。MyDinの水はミネラルウォーターが無くてドリンキングウォーターしか無かったがお茶とコーヒー用ならミネラルじゃない方が良い。ドリンキングウォーターはフィルタを通した水ってことでミネラルウォーターとは区別して売られている。ちょっと安い。

ついでにパパイヤも買う。1kgあたり2.?リンギットだったから3リンギットほどもの。1kg超えても100円もしない。パパイヤはバナナやパイナップルと同じで1年中まんべんなくあって安い。今はマンゴーはほんの少しだけ、ドリアンは出回っていないなあ。



先日振込み機に閉じ込められた1000リンギットのお金はどうやら無事に大家さんの口座に入ったようだ。

銀行の窓口に行って調べてもらったところそれがわかり、領収書も発行してくれた。証拠と言ってもこちらがそう言って書類を書いただけだったので、これで無くなっていたらどうしようと言うところだけれども、ひとまず安心。

日本だったらお金を扱う機械についてそれほど心配することはないがマレーシアではそうはいかないと言うことがわかった。ただ、人間は機械と違って信用できるのだろう。

こんな事言っては失礼かと思うが、これがインドネシアだったらどうかな?、と思うとマレーシアで良かったと思ったりもする。あちらだって人間に関しては良い人も多いのだけれど、お金が絡むと安心してよいのかどうか怪しいと思わなければならないのだから。特に今回のように機械に入って取り出せなくなったお金については、そんなの知らないよと言われても仕方ないのだし。しかも大金。

ムラピ山噴火と気候の関係など

2010-11-08 10:32:02 | まさか、マレーシア!
しばらくニュースに出てきていたジャワのムラピ山の噴火が長引いている。

日本のニュースで航空便の欠航が相次ぐと書いてあった。最初はJALなどと書かれていたのでシンガポールやマレーシアからの便はOKでどうしてJALなのかなあと不思議だったけれど、やっぱりマレーシアからの便も欠航しているようで、先日日本から来たお客さんのジャカルタ行き予定も延期されていると聞いた。西側から東に向って行けば大丈夫なのかなあと思っていたけれど、どうもそうではないらしい。


と、思ったので調べてみた。

これは日本時間2006年6月9日にAVNIR-2が観測したインドネシア・ムラピ山の衛星から見た映像。
AVNIR-2が観測したインドネシア・ムラピ山 (←クリック)

噴煙が右から左へと流れている。ただ、これだとどちらが西でどちらが東かわからないのでGoogleマップと地形を比較してみる。

ムラピ山の航空写真 (←クリック)

これを見ると確かに噴煙は東から西へと、つまりジョグジャからジャカルタ方面へ流れているのだなとわかった。そうだったのか。

その理由は?
地学の先生、山賀 進さんの解説が詳しい。
大気の大循環 (←クリック)

簡単に言うと、亜熱帯高圧帯から吹き出した風は赤道に向って吹いていこうとするけれど、地球が西から東へと回っているので相対的には東から西へ吹く風になってしまうと言うことだそうだ。北半球(マレーシア)では北東貿易風、南半球(インドネシア)では南東貿易風になって、どちらも東から西に風が流れる。風の向きは上空でも地上でもやっぱり西向きなんだろうから、循環する空気はバネのようにらせん状に動くんだろう。


もう1つ疑問が出てくる。亜熱帯高圧帯ってのはどこにあるんだ? 亜熱帯と言うからには日本のある温帯地域とマレーシアのある熱帯地域の間くらいにあるはずだ。

亜熱帯高圧帯 -Wikipedia (←クリック)

これによると緯度が20から30度となっている。そこはどこにあたるのだ?

ムラピ山で7.5度(南緯)、オーストラリアのダーウィンでも12度しかない。亜熱帯高圧帯は砂漠になりやすいと書いてあるが、オーストラリアの砂漠はこの高圧帯になっていることが原因なのだろう。ちなみに北半球(こちらは北緯)ではハノイが約20度で那覇が26度、その間に香港、マカオ、台湾が入る。

そうしたらジャワで火山噴火が起きるとどうしてもジャカルタ方面に風とともに噴煙が流れていくと言うわけだ。



しかし、それとは別に、マレーシアのこのクアラルンプール近辺では年間を通してほとんど風らしき風が吹かないと思う。吹くのは入道雲が雷とともにやってくる前と去る時だけだ。チビ台風のようなものだ。北緯、たった3.5度だ。これでもモンスーンのシーズンと言うのがあって、体調が悪くなるとそんな話も出るがそれが気候のせいかどうかはよくわからない。なぜなら日本人的には気温も降水量もほとんど変化しないと同然だからだ。

マレーシアの気候についてはここが詳しい。
マレーシアの季節と天候 概論 (←クリック)

Intraasia Info Net さんのページによれば、マレー半島の西海岸地方はほとんど変化など無いに等しいってことがわかる。(日本人からすればね。)なんだ、やっぱりそうか。ここでは季節は気候じゃなくてお祭りやバーゲンセールの方が感じやすいのだ。




ムラピ山は最近の日本の報道ではちゃんと"ムラピ"と書いているようだ。以前は"メラピ"も多かった。なぜなら、"Merapi"と書くから。インドネシア語、マレー語では"e"を、エとウの中間で発音する場合が多いから"ムラピ"の表記が近い。マレーシアではこの州の名前を"セランゴール"って言う人もいるけれど、"スランゴール"の方により近いと思う。同じ地名でクランタンなどはケランタンになるとちょっとおかしい。ナシ・ルマもナシ・レマと書く日本人は多いが、店で買うときはナシ・ルマの方が近いように聞こえる場面が多い。

ムラピ山噴火で被災された方のご無事を祈ります。また、亡くなられた方のご冥福を祈ります。

食べ終わらず

2010-11-07 20:41:50 | まさか、マレーシア!
昼からKLに行ってみた。

紀伊国屋で養老孟司の新書を立ち読みしてフードコートで食べて帰ってきただけ。その後KLCCからビンタンまで歩いてみたらユニクロがオープンしていて、たくさんの人が並ばされて入店制限を受けていた。フォーエバー21よりはビジネスが上手いようだ。Tシャツが安ければ1枚5リンギットとか10リンギット(300円以内)から手に入る国ではどう言う売り方でどう言う値段の付け方をしているのだろうとちょっと思った。思っただけでそれ以上興味沸かず。


明日はちょっと買い物をしようと思っている。

火曜日からは休暇明けで平日にもどるの水と果物とヨーグルトと何かちょっとした食料を仕入れておかなければならない。平日だったらMyDinも混雑は少ないだろうか? それにスズキ君にガソリンも入れておこう。それから銀行に行って振込み機に入って取り出せなくなった1000リンギットがどうなったかも確かめなくては。

食料と言えば、この前買った大袋のデーツと長いバナナケーキ(短いのと長いのがある)とお徳用Murukuは1人だとなかなか食べ終わらないことがわかった。不味くて避けているわけではないのにどれもまだ残っている。もっと簡単に食べ終わるものかと思っていたらけっこう多い。




気が向いたら後で追記しようかな。

虫眼鏡で見る冒険

2010-11-06 22:33:54 | まさか、マレーシア!
連休の中日にもかかわらず今日は仕事に出なければならなかった。

急に日本からお客さんが来ることになったからだが、幸いにも確認すべきことが確認できたので夕方早々に終わることが出来た。数ヶ月前にふっと思いついたアイデアで作ってみた物が今こうして使えていて誰から見ても大丈夫だと思ってもらえる日が来るとは、思いついたときには考えてもみなかった。あの時に頭の中で計算して指定した0.?mmがほとんど修正なしにそのまま今使えているのも不思議に感じる。

そんな誰も試してみたことの無い物を、お金と労力をかけて作らせるのだから、あの時はほとんど賭けに近い思いだった。確信はなかったのだけれど、答えが必要だったのだ。ダメならまた別のことを考えようと思ってはいたけれど、他に良さそうなアイデアなんて頭には無かった。アイデアがあってもそれをやってみる時間も無かったのだけれど。とりあえず良かった良かった。ラッキーだ。


そうした中で時々思うのは、日本に親会社があると言うのは良くない面もあるなあ、と言うこと。なぜならそちらでやっている方法をマレーシアで真似したり改変したりするのが当たり前に行われていて、それ自体は同じことをするのなら悪いことでもないが応用範囲を超えた場合に新しいアイデアが出せなくなるからだ。誰もが実績のある安全な案を採ろうとするので実績の無いアイデアを自然と遠ざけているように感じられる。

もっと自由にやった方が誰にとっても良いと思うのだけれどなあ。失敗している時間(スタディしている時間)が与えられないのが一番いけないのだろうと感じる。そう思ってみると、マレーシアの人たちは失敗しないように恐々仕事しているように見えなくもない。もっとテキトーにやって楽しんだ方がこうしてラッキーを味わえるチャンスにも巡り合えるのになあ。


ついでに書いておくと、今回の設計はぐにょぐにょした物を溝のちゃんとした位置に遠くからぴょんと飛び込ませると言うもの。そんなのJISのハンドブックのどこを見ても書いていないのでテキトーにやってみるしかない。虫眼鏡か顕微鏡でよく観察しないとそんな冒険しているとは誰も気付かないだろうなあ....!ってわけ。




昼間はとても良い天気だったけれど、夜になって雨が降り出した。今夜も涼しくなるだろう。明日と明後日は休みなのだけれど、どうしようかなあ? やっぱりあれかな...ひきこもり。

生きてるよね?

2010-11-05 21:32:00 | まさか、マレーシア!
スズキ君のハンドルグリップの右側がゆるいので何か間違ってると思っていたら、カルフールに5.9リンギットで売られていたので買ってみた。直径22mmと24mmのセットだ。(どうして左右が違うかと言うと右側はスロットルだから鉄パイプの周りにプラスチックの筒が付いているからだ。)

帰ってきて付けてみたら元もと付いていたのがゆるい理由がわかった。スズキ(スズキ君を作ったメーカーの名前)が鉄パイプを節約して他のメーカーより細いのを使っているせいだった。結局、新しく買ったものもゆるいのだけれど、元から付いていたキツイ方と新しいもののキツイ方を左右に使うことで解決した。せっかくセットで買ったのに結局片方しか使わなかった。もっとも片方づつは買えないのだけれど。スズキ(メーカー)、そんな分からない事するんじゃない!



生きてるかなあと思う人がいる。

14年ほど前(だったと思う)にインドネシアでYさんと言う男の人と知り合った。その人は色白長身で自分とは年齢が近かった。家がお金持ちだったのでその人は仕事などせずに遊んでいても大丈夫だったけれど、実際にYさんは仕事などできる人ではなかった。精神的にちょっとだけ故障した状態だったからだ。

はじめはそうは思わなかった。多少言動に自分勝手なようなところがあったがお金持ちの家のおぼっちゃまで育ったのだろうからそう言うこともあるだろう程度のもの。新聞などはよく読んでいたようだしニュースなどで世の中のこともよくわかっていた。Yさんがそんなに深刻な状態だとはYさんと会っているときには想像もできなかったほどだ。

しかしYさんは自分に起こったことがわからないわけではなく、ちゃんと把握していた。実家に帰るとどう言うわけか死にそうになる。その状態を見たわけではないので想像するしかないのだが、母親からの電話を受けたこともあるので彼の言う自分が死にそうになったと言う事も嘘ではないらしかった。

その頃、Yさんは自分のところに居るととても調子が良いのだった。そうした病気の専門家ではないのでその点について解説は加えられないが、どうも自分と居ることに居心地の良さを感じてくれていたらしい。

ただ、やはり赤の他人である以上、そうした状態がいつまでも続けられるわけではない。結局時間が流れるとともにフェードアウトになってしまった。日本から見れば時間が止まったようと見える場所であってもやはり時間は流れいろいろあって人との関係まで流れ去ってしまう。

Yさんは結局もっと居心地の良い場所を見つけられたのだろうか。そして今でもちゃんと生きているだろうか。誰か、ああ、Yさんなら元気にやってるって聞いたよ、程度のことでも教えてくれないかなあ? せめて生きていてくれれば...


などと、なぜか昔のことを思い出した。理由はなし。その他の人たちはきっと生きているよね?

あけましておめでとう ブァブァブァブァブァブァン

2010-11-05 07:43:14 | まさか、マレーシア!
昨夜午前0時切れ目なく何分間も花火が打ち上げられ続けた。

ブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァンブァブァブァブァブァブァーンと言う感じだ。よく聞けば1つ1つの花火はドン、ドンなのだがドンとドンの間の切れ目が無いためにこう聞こえた。何分間も。

そうだ、ディ-パヴァリなのだ。インド系の人たちの新年にあたるのだからカウントダウンの後の花火だったのだろう。昨日はやけに静かだなあと思っていた。何処かで何かあるでもなく、きっとみんな家族で過ごすとか寺にお参りに行く程度なのだろうと思っていたら、やっぱり派手にやる人たちもいるのか。サンウェイ・ピラミッドの方かと思う。

そう言うわけで、あけましておめでとう、か? マレーシアには正月が少なくとも3回は来るってことだ。いやいや、太陽暦の正月を含めたら4回だ。素晴らしいね。待てよ、どの民族も太陽暦など採用していないのにどうしてこの国では公式カレンダーが太陽暦なんだ? 英語を使うのと同じでカレンダーも共通仕様になっているのかなあ?



今朝は、雨が多い季節にしては良い天気だ。

お金が閉じ込められた

2010-11-04 21:35:42 | まさか、マレーシア!
銀行に行って家賃を振り込んだら振込機(ATMとは別)に1000リンギットを入れたところで機械が故障した。

画面が赤くなってここに電話しろと小さく書いてあるので電話したが繋がらない。ふっ、と後ろを見たらパーティション向こうの窓口側に人がいる。銀行はもう閉まっていることになっているがガードマンに言った。紙を1枚持って来てクレームを出せと言うので指示に従って書いた。ガードマンが窓口にそれを運んだら窓口係の人が出てきて不足している部分を足してくれた。

大家にはSMSで連絡したし、銀行からは大家とこちらに電話をもらうようにした。どうにかなると良いが。1000リンギット(28,000円ほど)は大金だ。ガードマンの話ではよくある事らしい。それを聞いて安心して良いのか良くないのか? 振込みはできるだけ窓口が開いている時間に行くべきだと思った。



以前、東京ガスから何かのイベントのときにもらった1GBのUSBメモリが特定のPCで使えなくなった。PCが悪いのかメモリが悪いのかわからないが、どうせタダでもらったものだしスピードも驚くほど遅いので新しいのを買うことにした。仕事でどうしても必要になる場合がある。顕微鏡パソコンがネットワークから外れているからで、顕微鏡で撮影した画像を別のPCに持っていくためだ。

そう言えば、最近、顕微鏡画像を保存して何かに使うのが流行っている。ちょっと前は誰もそんなことはしていなかったが、自分がそれを頻繁に使ってデスクトップに保存しているのを知って便利さがわかったのだろうと思う。台湾製のあまり良くない電脳式顕微鏡だけれど画像を取っておくには良いの。


ところでそのUSBメモリはKingstonと言うどこにでもある中国製のもので4GB。値段は28リンギット(780円ほど)と安い。たぶん日本で買うよりちょっと安いと思う。2GBが25リンギットだったから4GBを選んだ。昔のフロッピーディスク(もう知らない人がいるだろう)のようにデータを受け渡しするだけだから小さいのでかまわないのだけれど。

このUSBメモリには携帯版ソフトウェアが最初から入っていて、写真のビュワー、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、インターネットブラウザが入っていてこれさへ持っていれば外出先のPCでいつものように使えると言うことらしい。それにインターネットに接続していれば必要なコンパクト版のソフトウェアがダウンロードもできるのでカスタマイズも可能だ。

そしてこれは便利だと思う機能がもう1つある。インターネットに繋がっていることが前提だけれど、オンラインストレージを2GB使わせてくれるらしい。これもUSBメモリの中のソフトからアクセスするようになっているので、USBの4GBと合わせて6GBのメモリを買ったのと同じと言うことだ。
便利と言えば便利、おせっかいと言えば言えなくもないけれども、考えたものだ。ついでに瞬間的に起動するOSまで入っていてくれると良いのに。(今時はご存知の方も多いと思いますが、実はそれはやってできないことじゃありません。と言うより簡単です。)



USBメモリを買いながら、カルフールで食料を調達しようと思った。

と言っても、1人だし、外食中心なのでそれほど多くはは要らない。だいたいちょっとした間食用のものがあれば良い。でも、お菓子だと甘くてカロリーが高すぎるしそれほど食べたいと思うものもなし。そこでインドのMuruku starのお徳用400g入りとエジプトのデーツ(ナツメ椰子)1kgを買ってみた。デーツは甘いけれども天然の甘みなので許そう。Murukuは硬くて食べた感じがするのが良い。それにスパイスは頭がちょっとだけはっきりする感じだし。



最近ちょっと仕事が落ち着いてきたと思ったらまだ何かしら問題ってのは次から次へとやってくる。

困ったものだ。今日から5連休、明日はディーパヴァリだって言うのに電話がじゃんじゃんかかってきて、それも自分の知らないことが大半。この期に及んでいったい何なんだろう? 幸か不幸か身体も頭も1つしかないので知らないことは知りません。できることは何でもやりますが、できない事はきっとできませんので悪しからず。

明日はどうしよう?

奢ってみたり募金してみたり

2010-11-02 23:22:10 | まさか、マレーシア!
最後(たぶん最後だったと思う)の肝炎の予防注射をした。

今日は中華の屋台村で夕食。暇そうにしている洋食屋(中国系のおじさんがやってる洋食なので日本で言う日本の洋食のようなもの)のおじさんにブラックペッパーソースのかかったチキンをたのんだ。洋食なのでフォークとスプーンでなく、フォークとナイフで、そしてご飯でなくてパンとコールスローサラダが付いてくる。(KFCをばらばらにしたみたいなメニューだ、と今思った。ソース以外は。)

この手の料理は台湾にもあったが、あちらの味付けは妙に甘かった。マレーシアの方はそうでもない。こちらは昔西洋人が住んだことがある土地だからか? よくわからないが、あちらよりはかなりマシだとは言える。こうしたものもたまに目先を変えて食べてみる。


それを注文してテーブルで待っているといつものお茶の注文のおにいちゃんが来てVサインを出す。今日はVサインじゃなくて1つで良いから人差し指で応答。少しすると氷入り中国茶が運ばれてくる。お茶のおにいちゃんは中国系の店ばかりの中にあってアフリカだか中東だかそちらの方から来たと思しき容貌で珍しい。中国人の中にタイ人が混じっていてもわからないし、それはポピュラーだけれど、中国人の店で黒っぽい人がアルバイトしているのは相当珍しい。中国語のテレビドラマを横目で見ながら仕事をしている。よくわからない。


お茶を一口飲んだところでタクシー運転手のV氏が入ってきた。彼はチキンライス(鶏の出汁で炊いたご飯と炙った鳥)を頼んでからこちらにやってきた。そしてこちらの頼んだものを聞くとその店(屋台村なので屋台)に行きこちらの分を支払って戻ってきた。彼の収入はこちらのたぶん1/3程度(もしかしたらそれ以下)だろうと思う。奢ってもらうことになるのだったらもっと安いメニューにしておくべきだろうが、注文した後だから仕方ない。ありがたくいただいておくことにしよう。

時々マレーシアでは奢ってくれる人がいるのだ。(マレーシア以外では経験していない。)そうだ、何度も言うが、去年初めてマレーシアに来た時のホテル代も食事代もマレーシア人からの奢りだったなあ。


先日、工場のオペレータさんのお父さんが亡くなったと言うことでその近くに働いている人たちがお菓子のプラスチック容器に貯金箱のような細長い穴を開けてお金を集めていたので少額だけ参加させてもらった。その同じ日にタイの工場で洪水被害にあった人たちのために同じようにやはりプラ容器で募金をしている人たちがいた。今日も似たようなプラ容器を持って歩いている人がいた。マレーシアでは何かにつけて募金のような活動を自主的にするのだろうか?


奢るにしても募金にしても気軽にこうして分け与える方法を知っているのだとしたら、それは心にそれだけ余裕があると言うことか。まだ良くはわからないけれども、みんなの行動や話を聞いているとそうかも知れないなと感じる。

つぶれてなかった

2010-11-01 23:59:59 | まさか、マレーシア!
今日は9時過ぎに帰った。

この前つぶれたのかと心配したインド食堂が今日は開店していた。少しだけ模様替えしていたのと、従業員の顔ぶれが少し変っていた。どうしてのなか不明。ビザ切れ帰国してしまった人がいるのか? 今夜は5.5リンギット。


今日から11月。

昨夜、先月分のお小遣いの清算をした。毎月の予算が200リンギット(5600円ほど)で今月の余りは81.35リンギット。役120リンギット(約3400円)使ったことになる。そのうち80リンギット(約2200円)が昼ごはんと10時の朝ごはん代。あと40リンギットは何に使ってるのだっけ?



時々、マレーシア人の学習能力の高さにはびっくりさせられる。

今日、日本からある技術指導に(日本)人が来た。

彼の指導を受けるのは大学出レベルでなく、日本で言えば工業学校出レベルの4人。彼らは通常工場機械のメンテナンスなどをしている。新しい機械が入るとそのセットアップも時々するが決して知識豊富とか考案したりするのとは違い、どちらかと言うと身体を動かすのが仕事だ。彼らは一度立ち上がっている機械の設定を変更したりまではするが、ソフトを作ったりはしない。

今回は実際に動く機械、そしてそれをコントロールするシーケンサ、そして表示用ターミナルでそれぞれにソフトウェアがあり物理的にもソフト的にも連動しなければならない。各々にソフトウェアがインストールされ、どれも最低限設定の変更はしなければならないし、動きは機械図面を参照しなければ正確には制御できないので複雑と言えば複雑だし、覚えなければならない量も多い。

これらが短い時間でできるかどうかは未知数だった。が、要領良くソフトと機械との関係を通じない言葉で質問しながらどうにか一通り覚えてしまっている。それにはまず、その質問の内容が的を射ている。日本的に1から積み上げ式に覚えたりはせず、概念がわかるように質問で狭めていくようだった。一見その質問があっちの内容からこっちへと飛んで散漫なように見えるが少しするとそれらが繋がってきて何を知りたいのかがよくわかってきた。


その数時間だけ見ていても日本ではあまり見られない光景だと感じた。個別の能力に関してはマレーシア人(今日のメンバーはマレー系3人で中華系が1人)の可能性はかなり高いように思う。

何をするでもなく

2010-10-31 16:32:32 | まさか、マレーシア!
家賃を早めに振り込もうと思って銀行に行ったら2台ある振込機がまた画面を真っ赤にして"今使えないよ"と書いてあったので振り込めなかった。来月に入ってからにしよう。

銀行がダメだったのでその近所にあるタイパン・カレーハウスでチキンのカレー、野菜の煮物とテータレ・クランマニスで昼の食事にした。5.2リンギット。まあそんなものだ。今日はいつもより空いていた。どうしてだろう。

同じ銀行がどこにあったか思い出せなかったので駅の近くのカルフールまでスズキ君を走らせて見たが無かった。


カルフールでグァバ2個と水2本などを買う。まさかと思いながらも帰り道でマイディン方面に曲がってみたがやはり銀行はなし。マイディンで何か買おうかと思って入ったが混雑していてとてもそれどころでなく、カゴを空のままにして出た。巨大スーパーマーケットの日曜日、しかも多分給料日後の人も多い、さらにディーパヴァリの祭り直前だからだろう。


代わりにレジの外にあるお菓子売り場でKari Pap(カリーパップ)のお徳用袋入りを4.95リンギットで買う。普通のカリーパップは太った揚げ餃子の中にカレーがぎっしり入っているようなものだけれど、これはそれを真似したお菓子で中身はほとんど空。だけれども内側に煮干のペーストが塗ってあるのでなかなかイケる。

形は違うけれどもよくシンガポール土産で売られているポピア(プラウン・ロール)に食べた感じが似ている。


こうして今日は夜になってからスズキ君にガソリンを補給しつつどこかで夕食をとって早めに寝ることにしようか。
そうだたまにはDVDでも見よう。まだ見てないのが山ほどあるのだった。

秋口のような涼しさ

2010-10-30 19:19:42 | まさか、マレーシア!
今朝は雨が降っている中を出かけて行ったけれど、仕事場に到着したときにはもう小雨だった。

スズキ君に乗りながらだんだん空が明るくなってきて、北の空には青空が見えていた。この国では天気が悪くてもその時間は一般にとても短いし、ここに雨が降っていても空のどこかに青空が覗いていることだって多い。天気が深刻な問題になる事はまずないと言って良い。だから天気予報なんて全く必要じゃない。こちらの人に聞くとそんなの見たことも気にしたこともないと言う。

ここの天気はどんな悪い状況の中にだって必ず希望はあるものだと教えてくれているような気がする。マレーシアは何故かいつもそう言う気持ちにさせてくれるところがある。特に仕事をしているとそう感じる。あきらめて止めてしまわなければ。



夕方近くになってまた雨が降った。

まるで日本の秋口のような涼しさだ。昨夜もシーリングファンを止めて寝ることができたが今は空気が動いていると寒く感じるほどだ。




マレーシアでもデジタルフォトフレームと言うのを(日本と同じで)よく売っている。単に写真を印刷しないで表示したりするだけのものだけれども、普段から写真など壁やテーブルに飾ったりする習慣がないのでそれ自体にはあまり興味を持てるものではない。

しかしながら前からキャサリンさんには言っていたのだけれど、両親に印刷して写真を時々送るのなら携帯電話会社が出しているメールに写真を入れて送るとフォトフレームに表示されるタイプのを置いてもらったらどうかと思っていた。写真を送る側での操作が少しあるけれど、見る側での操作はほとんど必要ない。ただ、これを使うと月額料金がかかる。一番安いauで、390円~780円する。

機能はメールで写真を送るとそれが表示されるだけだ。メールに文章を書いたものも表示できるらしい。そして契約すると無料で本体をくれるとのこと。

(どうせなら広告が表示されても良いから月額料金まで無料にしてくれると良いと思うが、それは未だ無いのだろうか。それにPicasaWebアルバムと連動してくれるともっと嬉しい。)

つぶれちゃった?

2010-10-29 22:59:13 | まさか、マレーシア!
よく利用していた近所でセブンイレブンの横のインド食堂のシャッターが閉まっていた。

ここは24時間営業なので1年のうちに閉まったのはハリラヤの時だけだった。今日は何の休日でも特別な日でもないので閉まっているとは思わなかった。帰りに食事をしようといつものように大通りから歩道の段差を乗り越えてショップロットの通りに入ると暗くて変だなと思った。一際明るいセブンイレブンばかりが目立つと思ったらその手前にあるはずのインド食堂はシャッターが下りている。通路に置いてある備品らしきものも何もない。

これはとうとう潰れてしまったのか!?
また明日、明後日にも見てみよう。
店員のみんなはどうしただろう?
同じアパートに住んでいるのだけれど。


仕方ないのでその数軒先のライバル店のインド食堂に入る。
そこは1年前に入ってからほとんど行っていない。

インド食堂はどこでもメニューは似ているしご飯を皿にもらってから自分で好きなおかずを取ると言うシステムも同じ。テーブルについてから飲み物の注文を聞かれて、同時に料金の書いた紙がスプーン入れの下などに挟まれるのも同じだ。味だけがちょっとづつ違う。今日はビーフシチューのような色をした肉のカレーとキャベツの煮物、それにテータレ・クランマニスで7.2リンギット。この店はちょっと高いかもしれない。

鳥レバーとアイスコーヒー

2010-10-28 23:04:40 | まさか、マレーシア!
帰りにマジュマジュで鳥レバーのカレーと野菜、テータレ・クランマニスで6.4リンギット。少し贅沢。

洗濯をしてアイスコーヒーを1リットルほど作り冷蔵庫に保存。味はまあまあ。

仕事場の工場のパソコンにみんなでどこかに行ったときの撮った写真を保存している人たちがいてそれを見せてもらった。

さすがにムスリムの国だけあって泳ぎに行くときは男は混ざらないのだろうか、女性ばかり10人弱だった。工場なので普段皆同じ水色の作業服を着ているしムスリムの女性は帽子でなくて征服と同色のトゥドゥンをかぶることになっているので私服がどうであるか想像ができない。が、やはり普段はカラフルでさまざまなのだなとわかる。ジーンズもあるしトゥドゥンをかぶっていない人もいる。それで初めて髪の長さがわかったりもするし、少しの驚きをもって写真を眺める事ができた。

トゥドゥンをかぶっているムスリムの女性などと言うと聞いただけで、奥ゆかしいと言うのが正しいかどうかわからないが男社会の中でちょっと引っ込んだイメージが日本人的にはあるのではないかと思う。けれども実際、マレーシアではそうでもなくて積極的で現代的な人が多いように感じる。明るいし仕事の上で男だから女だからと言うような事もほとんどない。トゥドゥンだって隠すためにかぶるのでなくて、それ自体が一つの自己主張のアイテムになっている。日本から見ているとそう言う感覚もわからなかったなあと思う。

おやすみなさい。

キャサリンさん日本でEeePCを買う

2010-10-27 22:06:03 | まさか、マレーシア!
今日は8時前に帰ったがキャサリンさんがいないので帰る途中のどこかで食事をするか何か買って帰る必要があった。

と、気付いたのがかなり家に近づいたところだったのでもう選択肢はいつも行く範囲のものしかない。が、いつも食べる食堂の近くに露店を開いている人がいるのが目に入る。スズキ君を寄せて近づいてみるとやはり食べ物を売っていた。ナシルマと焼きぞばや焼きうどんなどが鍋とバットの中に入っていたのでナシルマを注文し、さつま揚げのようなの(食べてみるとかまぼこだった)を1個と鳥のカレーの汁だけかけてもらって2.8リンギットになった。


アパートに帰ってから日本のキャサリンさんに電話をしてみる。

なぜかと言うと日本でネットブックを買って自分でWillcom3Gを設定しているはずだからだ。やり方は別に難しいこともないが、やる前からできないできないとうるさいのでそれが出来ない原因だと気付くことができないのだから、ここで電話でもしてやらないとさらにうるさいのだ。(放っておいてもきっと自分でできるのだろうが。)

案の定、Windows7 Starterを起動して最初にユーザー名とパスワードとコンピュータ名を入れるところでできないと言っている。日本語でかいてあるのを読ませて適当に名前やIDを入れてそれだけで終わり。その次に3Gモデムを入れてしばらくしてからインストールが始まってライセンスに関するところとインストールする場所の指定が出てこれも終わり。Willcom3GのWindows7用アップデートもUSBメモリに入れて持っていっているのでそれもインストールして本当に終わり。後はインターネットエクスプローラを起動してからgmailを検索してやれば何もすることはなし。簡単だ。

明日は両親にUSBに入れて持っていった今年の写真を見せるだろう。


そうしていたらメールが入った。
ちゃんとGmailが使えたようだ。

じゃ元気で。

一人暮らし

2010-10-26 21:44:03 | まさか、マレーシア!
さっきキャサリンさんが日本へ行った。

KLセントラルへバスで出てそこから空港行きのバスに乗ろうかと行っていたが渋滞する時間帯(2時間以内で到着するはずがその2倍かかるだろう。ただ金額はたった13リンギットほどと安い。)なのでタクシーで行く。タクシーはいつもお願いしている近所のV氏だ。昨日SMSを入れておいたので頼んでおいた時刻よりちょっと前に来ていた。彼はいつも正確だ。

V氏は少し前に(スズキ君が修理に出ていたとき)目のレンズが曇って見えなくなってしまったのを人工のレンズに入れ替える手術をして復帰したばかりだ。今日も以前に増して見えるようになったのをまだ喜んでいたようだった。60代になればみんなこうなるのさ、と明るく言えるまで回復してよかった。それで運転は大丈夫なのだろうか?


と言うわけで今日から一人暮らしになる。
(バナナケーキ1本を1人で食べられる状況と言う意味。)