「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

本 州 の 屋 根 に 穴 を 開 け る !

2013年04月20日 07時10分12秒 | 日記
 昨日、紹介した「松島信幸さん」の「第二回飯田リニア学習会」の講演録を順次投稿します。
 11頁あります。項目は(1)断裂や断層が織りなす本州の屋根 鳥の目で見る (2)地形と地質の断面図 (3)さらに問題点がある  (4)本州の屋根「南アルプス」「中央アルブス」を掘り抜く (5)山は水がめ (6)どうする! 大量の排土  (7)大規模土木改変による攪乱 (8)国はJR東海へリニアをゆだねた (9)「夢の超特急」を信じますかの 9項目です。 
 この講演録は「まとめたり」することは出来ないので、今回は(1)(2)項目と図①から図⑤を貼り付けます。



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南アルプスにトンネルは掘れるか?

2013年04月19日 07時32分07秒 | 日記
 今日は一休みしょうかな!と思っていましたが、せっかく続けてきたんだからもう少し頑張ります。
 15日の衆議院予算委員会の佐々木憲昭衆議院議員の質問の中で、予想される大地震とトンネル区間の危険性などについて、リニア中央新幹線問題を追及されていました。
 地質学の問題は資料が膨大で理解しがたく避けてきました。しかし重要な問題ですので少しづつチャレンジします。
 飯田市の近くの高森町にお住まいで、「飯田リニアを考える会」「伊那谷の自然を守る会」の会員でもあり、地質学者の「松島信幸さん」は、南アルプスの山々を長年にわたり踏査・研究されております。 
 2011年2月6日の「中津川のリニア学習会」にも参加していただき、発言をお願いしています。2011年2月27日の飯田での「第2回リニア学習会」では、南アルプスにトンネルを掘る危険と自然破壊などについて講演をされています。(講演録があります。)また、2012年に、「リニア・市民ネット」が発刊した、「夢から覚めたリニア」には16頁におよぶ投稿をされています。
 今日は、中津川のリニア学習会の講演録から、松島さんの発言を貼り付けます。(中央道恵那山トンネルの工事中の模様などが語られています。)

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リニアの台車orリニア国会中継

2013年04月18日 08時25分39秒 | 日記
 皆様これまでアクセスをいただきありがとうございます。今日でブログを初めて約2カ月になりました。毎日投稿してきましたが、ネタもつきてきました。これからはネタを厳選し中身の濃いものにできるよう頑張ります。
 リニアの台車は、リニアの心臓ともいうべき一番重要なところであります。「超電導磁石」「冷却装置」「補助指示車輪」「案内輪」と車体を支える「エァーサスペンション」などがあります。 「超電導磁石」は車体を浮かせ走らせるための装置です。「冷却装置」は超電導磁石をマイナス269度に冷やし続ける装置です。「補助指示車輪」は、補助といえども160キロ以上にならないと磁気浮上しないと言われており、飛行機の車輪と同じ役目を担う装置です。「案内輪」は側壁に直接車体がぶつからないようにする装置です。「エァーサスペンション」は車体を上に載せ乗り心地を良くする装置です。
 1962年にリニアの研究を初めて、すでに50年以上が経過しております。日本には世界のどの国もあきらめた技術に執着し、開発成功の目途もたたないのに、ずるずると莫大な資金(税金)を投入している事業がいくつかあります。「高速増殖炉」「核融合」そして「リニア」もその仲間に入るのではないか?
 リニア実験線に展示されている? 台車の模型の写真を2枚貼り付けます。

 

お知らせ
 4月15日の衆議院予算委員会、第8分科会において、共産党衆議院議員の佐々木憲昭氏がリニア問題について質問し、太田国土交通大臣と鉄道局長が答弁しています。是非インターネットでご覧ください。
 これは、リニア問題が初めて国会の場で取り上げられたと思います。
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超電導磁石耐久試験

2013年04月17日 06時44分25秒 | 日記
 今日紹介するのは、2006年12月12日の超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会(旧メンバーによる最後の委員会と思われます。)の提言を受けて、「浮上式鉄道研究部」の「部長・高橋潔氏」の「鉄道総研月例発表会講演要旨」(2007年と2008年)です。
 旧メンバーによる最後の提言の主旨は、「今後10年間かけて、山梨実験線の延長工事を完成させ、実用化に向けた実験を行う。」ということでした。その技術開発の3項目は、「①更なる長期耐久性の検証について、②メンテナンスを含めた更なるコスト低減について、③営業線適用に向けた設備仕様の検討について」であります。
 高橋講演は、提言を受けてどのような研究・実験などが行われているかの進捗状況の報告です。
 4頁の報告の、1~2頁と超電導磁石耐久試験装置の拡大写真を貼り付けます。






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リニア山梨実験線の地図

2013年04月16日 07時01分08秒 | 日記
 超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニア)の技術開発として、山梨実験線プロジェクトは平成2年度から開始されました。
 山梨実験線で早期に開業した区間(18.4Km)を「先行区間」と呼び現在建設中の区間(24.4Km)を「一般区間」と呼んでいます。 実験線の延長工事が終わり新たな走行試験が始まるのは、平成26年度となっています。 
 山梨実験線の平面図と断面図の資料が見つかりましたので紹介します。資料で興味深いのは、起点が名古屋方になっている事です。また、1000分の40の勾配(1Km進むと40m登る)があることです。3月25日に紹介した、昨年9月の延長工事中の写真は、起点から6~7Kmあたりです。
 在来線では、中央西線で最大の勾配が25/1000です。勾配がきつくなると車輪とレールが鉄のため雨が降ると車輪が空回りしてしまいます。しかしリニアは40/1000まで大丈夫だそうです。
 リニアはなぜ40/1000の勾配にするかは、南アルプスにトンネルを掘る場合に、標高の高いところでは「地山圧力」という物凄い圧力がかかり、トンネルが押しつぶされてしまうために、少しでも高いところにトンネルを掘るためであると考えられます。
 ということは、最初から南アルプスにトンネルを掘る「Cルート」を想定した実験線であり、「Aルート」(木曽谷)、「Bルート」(伊那谷)は、長野県がもっと北のルートを主張したために、とってつけた話であったと推測できます。


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広瀬隆さん紹介

2013年04月15日 07時05分00秒 | 日記
 今年7月28日に、中津川で講演とシンポジウムをお願いした「広瀬隆さん」の略歴と著書を紹介します。
 私が紹介するまでもなく、皆さんご存知と思いますが、インターネットで「広瀬隆」で検索すれば動画や活動歴・活動予定などが溢れています。
 私は、今年2月10日に「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」の集会で、初めて講演を拝聴しましたが、すごく迫力があり、資料も沢山示され解りやすく感銘しました。
 貼り付ける資料(インターネットから印刷)にも「リニア中央新幹線計画については、無用の浪費計画であるとして、関連予算は凍結し東日本大震災の復興資金にあてるべきと述べている。」と紹介されています。



追 記
申し訳ありません。非常に見ずらい資料です。インターネットで検索された方が見やすのでよろしくお願いします。
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糸井川淳二さんの紹介

2013年04月14日 08時08分00秒 | 日記
 昨日の「リニア・シンポジウム・イン中津川」の講演とシンポジウムをお願いした、「糸井川淳二さん」の紹介文が見つかりましたので紹介します。
 糸井川さんは、地質学者として活躍される傍ら、シデコブシやハナノキなどの貴重な植物の研究もなされ、現在「日本シデコブシを守る会」の会長も務められています。
 リニアは中津川市千旦林岩屋堂から恵那市久須見、瑞浪市大湫、松野湖付近をトンネルで通過する計画です。トンネルの深さによってはシデコブシやハナノキなどの貴重な植物に影響を与える可能性があります。また「ウラン鉱床」に遭遇することも懸念されます。
 糸井川さんは80歳を超えられていますが健在です。この紹介文は数年前のものです。



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リニア・シンポジウム・イン中津川

2013年04月13日 06時47分33秒 | 日記
 「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」主催の「講演」と「シンポジウム」を開催することになりました。
 開催日時は、2013年7月28日(日) 13時30分から16時30分です。
 開催場所は、「東美濃ふれあいセンター・歌舞伎ホール」です。(中津川市茄子川)
 講師は、「反原発ジャーナリスト」の広瀬隆さんと「名古屋大学名誉教授」の糸井川淳二さんです
 講演終了後、リニア新幹線沿線住民ネットワークの共同代表で慶應義塾大学名誉教授の川村晃生さんのコーディネーターで、シンポジウムを行います。 
 ぜひ皆様、友達を誘って、ご参加下さいますようお願いいたします。
 パンフレット(カラーとモノクロの2枚)を貼り付けますので、ご参照下さい。

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リニアはなぜ燃えたか? (パート13) 最終回 

2013年04月12日 06時47分24秒 | 日記
 アクセス戴いた皆様ありがとうございました。「リニアはなぜ燃えたか?」は今日で終わりです。
 この冊子を通して多くのことを学ばせて戴きました。私たちの運動はまだ未熟です。この先輩たちの経験と教訓を我が物にするために頑張っていく勇気をもらいました。
 「あとがき」の特徴的な文章を紹介します。
 <これまで、たくさんの海や山が一度きりのお金のために永遠に自然な美しい姿を失ってしまいました。いったん破壊された自然はどんなに大金を積んでももう取り戻すことは出来ません。>
 <「リニアが通ればもうかる」とか「便利になる」という考えは、「いのちと未来をひきかえにすれば]という前提を省いていたのではありませんか。>
 <「科学技術は不可能を可能にしてきた」という神話も、実は「資源と環境を交換して」というかくされた前提をあったのだと考えられます。>
 <「いのち」と「未来」を守るためには、声をあげ行動していくことで、人としての尊厳も権利も民主主義も守られるものと私たちは確信しています。>
 「市民によるリニア実験線検討委員会」と「ストッブリニア東京連絡会」の皆様ありがとうございました。
 「あとがき」と「リニアはなぜ燃えたか」の表紙と燃えてしまった「MLU002」の写真を貼り付けます。



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リニアはなぜ燃えたか? (パート12) リニア実験線即時中止申入書!

2013年04月11日 07時12分46秒 | 日記
 今日も続きです。1991年10月3日、宮崎実験線のリニアモーターカーが炎上し全焼しました。その4日後に「市民によるリニア実験線検討委員会」と「都留の自然と生活を守る会」の共同申入書が「山梨県知事」に提出されました。
 素晴らしい文章です。特徴的なところを紹介します。
 「リニアモーターカーは、基礎的な技術研究の段階です。安全性に関する研究は、皆無と言っても良いほどです。たとえ、それらの研究がなされたとしても、こうした巨大化したエネルギー消費型技術は、我々人間のコントロールの範疇にはないのです。それらは、我々の手を離れ一人歩き出し、その挙句に人類の傲慢さをあざけるように、我々に向かって暴走するのです。」
 「たとえ実験線が成功したとしても、その次は日本列島大動脈を破壊に追いやる元凶となるのです。とめどもない破壊への道へ、山梨県民は自ら進んで手を貸したことになるのです。」
 前にも紹介しました、ガスタービン発電から「誘導集電方式」に変更すると平成23年9月13日に「超電導磁気浮上式鉄道実用技術評価委員会」が発表しましたが、本格的実験は始まっていません。「推進コイル・誘導コイル」も開発途上です。「誘導集電方式」に変更することにより、停電時の予備電源の確保やブレーキ装置への給電は根本的に変わってくるはずです。
 実験線が僅か18キロ余りしか建設できなかった一番の理由は、「推進コイル・誘導コイル」の数が倍になり予算が足りなくなったためであります。今後「誘導集電方式」になれば、更にコイルを敷き詰めなければなりません。
 このように、電力・資源の浪費と環境破壊を伴うリニア中央新幹線建設計画は、リニア実験線の建設に反対した先輩方の心配が現実のものになる可能性が大であります。

 「リニア実験線即時中止を求める申し入れ書」と当時の新聞記事を貼り付けます。

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