ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

その15分

2010-11-29 | アート
朝、目が覚めると、
テーブルに朝日が射し込んでいました。
日の傾きが大きくなって
家屋の奥まで日が届くようになったのです。

光の中にりんごを置きました。
りんごがキラキラ見えました。
りんごの後ろにレフ版を置きました。
りんごはますますきれいに見えました。

用事があって15分、席を立ちました。
テーブルに帰ってくると、
もうりんごに光はありませんでした。

その時を捉えられなかった思いが
悲しく広がりました。