もう大昔の話なんだけど
その日
私は栄螺を
エイルイなどと読んで
失笑を買った
かたくなになった心は
グルグルととぐろを巻いて
パタリと蓋を閉め
私は栄螺になった
あまりかたくななので
危うく壺焼きにされる
寸前で
ほとぼりが冷めた
知らないことは知らないこと
それを知っただけ
もっと素直に
ね
目覚めれば 霧の朝
まだ夏の気を帯びた
陽光が容赦なく大地を
あたため
霧は瞬く間に消えた
それでもそこには秋の気配
稜線を這うように流れる雲が
細くなっている
夜の間に秋を乞う虫たちが
秋乞いの歌を捧げている
ビロードの襞で
秋をまといに行こう
真っ赤に仕立てた
蜻蛉の細い腰が
山から下りてきた
暑い日でした。
帰省ラッシュで混雑していると思った19号線はガラガラ。
予定よりも小一時間早くエフエム局に着いた私は
きびすを返して明科駅へと向かいました。
影が濃い正午。
駅の回りを歩くことにしました。
でも篠ノ井線の廃線になったトンネルはここより遠く
トンネルへの道だけ辿りました。
頭がボーッとしてくるぐらい汗を掻きました。
ボーッとしながらラジオ原稿を反復していました。
人っ子ひとりいない、線路沿いの炎天。
そろそろ時間と駅に帰ると、駅には女神が立っていました。
美しい足指。
この爪先で大地に触れてすくっと立つ。
立つことの美しさを覚えました。
収録の話は「たなぼた」をご覧下さい^^
上がっていたのですけれども、上がるたびに応援の言葉が浮かび
温かい気持ちになりました。
収録が終わって明科の白鳥湖に寄りました。
湧水池に蒼い空が写っていました。
のぞき込むと、ガマの足にいたヒキガエルが慌てて飛び込みました。
波紋が広がりました。
支えてもらったんだと思いました。
ありがとうという言葉がジンワリ滲んで涙で空が優しい色になりました。
今日、午後13時半頃から15分間ぐらいでしょうか。
あずみ野エフエムに出ます。
「おひさまサークル」という生放送で、
ちょっと写真と詩の話をしてくる予定です。
あまりに人前で話すのが久しぶりで緊張・・・し・き・り・・・ 今からどうするの・・・・
生まれて初めて ラジオ原稿なるものを書きました。
パーソナリティの質問があって
アンサーを考える、一問一答形式のような。
音声だけの世界で伝わる言葉って選ぶの難しいですね。
でもパーソナリティの人が素敵な人で
(これで)いいですよ!って・・・
そう仰っていただけてホッとしています。
番組表
ちなみにあずみ野エフエムのHPトップ、最下段に「放送を聴ける」のボタンがあります。
と・・ここまで書いて また緊張です。
パーソナリティーさん! よろしくね^^
→ 踏ん張っている、の図
音声だけの世界は影絵のようなものですね。
見えていない世界がちょっと見えるかもしれません。
お楽しみに 声磨かなくっちゃ! いまさら・・・
この時間、あずみ野エフエムではユーミンのチャイニーズスープがかかっております。
あなたのために チャイニーズスープ!
よっしゃ、笑顔!
あ、飛行機雲に曲がかわったぁ! ゆらゆら陽炎の 飛んでみようね^^
あちらのブログと同じ内容になっておりますが がんばってオンエアしてきますね^^
あずみ野エフエムに出ます。
「おひさまサークル」という生放送で、
ちょっと写真と詩の話をしてくる予定です。
あまりに人前で話すのが久しぶりで緊張・・・し・き・り・・・ 今からどうするの・・・・
生まれて初めて ラジオ原稿なるものを書きました。
パーソナリティの質問があって
アンサーを考える、一問一答形式のような。
音声だけの世界で伝わる言葉って選ぶの難しいですね。
でもパーソナリティの人が素敵な人で
(これで)いいですよ!って・・・
そう仰っていただけてホッとしています。
番組表
ちなみにあずみ野エフエムのHPトップ、最下段に「放送を聴ける」のボタンがあります。
と・・ここまで書いて また緊張です。
パーソナリティーさん! よろしくね^^
→ 踏ん張っている、の図
音声だけの世界は影絵のようなものですね。
見えていない世界がちょっと見えるかもしれません。
お楽しみに 声磨かなくっちゃ! いまさら・・・
この時間、あずみ野エフエムではユーミンのチャイニーズスープがかかっております。
あなたのために チャイニーズスープ!
よっしゃ、笑顔!
あ、飛行機雲に曲がかわったぁ! ゆらゆら陽炎の 飛んでみようね^^
あちらのブログと同じ内容になっておりますが がんばってオンエアしてきますね^^
調べ物があって夕方、松本市中央図書館に行きました。
資料は見当たりませんでしたが
かわりに日本画家の平松礼二、写真家の杉本博司の本を手にとって読みました。
衝撃を受けました。
図書館から出れば、そこは開智学校。
満開を過ぎた桜が強風にあおられて舞っていました。
それでも残り桜の淡いピンク色が美しくて
思わず写真を撮りました。
真昼間のようにこのカメラさんは画像を自動補正してしまいます……
黄昏の一歩手前です。
花びらが折れていたり
蘂しか残っていなかったり
それぞれ それぞれの櫻ですが
それが故に愛おしさも千倍というか
心にしみるような桜色でした。
季節のうねりの中で
深呼吸するには いささか寒すぎました今日でしたが
確かに今年の櫻を
眺めた心地が致しました。