ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

かけら

2010-11-05 | アート
ひかりのかけらを拾ったら
ひかりのかけらでなくなった

ひかりのかけらがほしくって
あの町、この町 旅をした

ひかりがさしてる誰かの傍で
ひかりのおすそ分けをもらった
暖かだった

追い求めたら逃げ出すのに
どうして分け与えられるのか、ひかりの粒。
もらった粒ほど暖かで
もらった粒ほどよく光る

自分が作った
ひかりのかけらがほしくって
一生懸命生きたとき
輝いているんだよ
この私だって
本当の自分がいるときは
本当に一生懸命生きているから
本当の自分が発するひかりに気がつかない

ひかり、ひかり、ひかり
見えないけれど、 見えるひかり