ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

残りバラ

2010-11-26 | アート
霜も幾度も降りて、
それでも、バラの花は咲きます。
それはたぶん、
この花の強さなのでしょう。

日中の暖を集めて、
わずかずつですが、
ツボミが展開していきます。
日本蜜蜂がやってきて、
花芯に身をうずめます。
花芯は受粉すると
おしべが黄色から赤く変わるらしく、
 (ツボミのうちに家に取り込むと、花芯は黄色のまま)
子孫を残す心がけも万端のようです。

それでも、この寒さですから、
展開した花びらの先の痛みが目立ちます。
いえいえ、夏場は三日で終わる、
開花から花の終わりまでの周期が
一週間以上に伸びた影響かもしれません。

いずれにしましても朝の光に、
神々しく輝いて見える、
残りバラなのでした。