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湖への道は
今朝の雨を含んで
青い
冬籠る山の吐息が染みて
真昼というに 霜降の相
捨て猫が坂の上から降りてきた
ミウミウと啼く
素知らぬ顔をしていたら
ネコが言うのだ
独り言だから聴かなくても良い
が
独り言は言わねばならない
冬籠もれぬ猫だから
冬の間中
青い吐息を吐いてみよう
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満たされることに満たされるまで
言わねばならない
青の吐息
採れたての信州りんごは
サクサクと口の中で割れて
少しだけ酸味が強い
保冷庫で寝かされて
少しだけ呆けて
少しだけ酸味が抜ける
どちらも
好きな信州の味
※
サンふじ 収穫が始まりました
傷りんごを買い求めに近くの農場へ
これをいただくと
信州の秋が終わる
そんな気持ちが定まります