黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

キッチンタイマーで、ピピピッ♪ リズムにのって勉強の秋が進みます。続編です。

2023-10-23 18:28:22 | Weblog

 

図書館で借りたイスラエル、パレスチナの本は、これがものすごく専門的で難しい。
読み始めてすぐに
「わぁ。こりゃあ大変だ」
と、かなりの重圧感。
ノートにメモをしながら読まないと…とにかく難しいです。
ユダヤ人という「人種」が単純明快に存在するのではない。
人種の要素と宗教の要素、生活習慣や職業、居住地や歴史や世界観などが混然と。
「ユダヤ人とは何か」という大問題があるぐらいに複雑です。
借りてきた本では、反対側に立つパレスチナ人も4種類に区分されていまして、これも難しい。
『世界史の中のパレスチナ問題』,臼杵陽著,講談社現代新書。

次に、イギリスの学者の冷静で客観的な本を。
『イスラエル全史』上下2巻,マーティン・ギルバート著,朝日新聞出版。
オックスフォード大学の学者さんらしく、極端に詳しくて、ちっとも先へ進みません。

図書館で本を探していて、そもそもこの問題では、著者と出版社とがキッパリと
  〇イスラエルと背後のアメリカ、西ヨーロッパ諸国が悪い。
  〇パレスチナとアラブのテロ組織が…。
この2つの区分、立ち位置で書かれて、出版されているように感じました。
正邪、善悪の結論が先にあって、その後から分析をして論拠を積み上げているいるような印象。政治的なキャンペーンのような本もありますね。
源氏と平家の戦いじゃあるまいし、そんなに単純なことではなかろう。
そう思って、客観的な分析をしている本を選んだのですが、それが難しい本だったのです。
イスラエルでの大規模なテロ事件とガザ地区への攻撃。
ニュースが気になるけれども、かといってニュースの画面を見せられると…。

一転してラグビーのワールドカップ。
決勝戦は、ニュージーランド 対 南アフリカ。
結局はイギリスのナワバリに落ち着きました。
決勝戦まで勝ち上がったチームを日本チームと比較すると、それはもうやっぱり
「ニュージーランドと南アフリカも強い。日本よりも格上のチームだなあ」
とは思いますが、勝負にならぬということもなさそうな。
日本、頑張ったぞ。
これからも頑張ってください。

写真は、私が勝手に始めた
「キッチンタイマーで秋を頑張ろう」
というキャンペーンです。
  10秒、5秒、1秒でも惜しいのだ。
  少しでも速く。
  もっと速く!
  ガリガリ進め。
ピリピリと行け!
そういうことではないのです。
まず入試問題に取り組むときには、時間を見ながらやるべし。
延々と時間をかけて、時間不足になっても困る。
逆に、大急ぎでチャチャチャッと高速で飛ばして、乱暴になって時間が余ってもいけません。
じゃあ、キッチンタイマーを使ってみましょう。
便利ですよ。
自宅での勉強にリズムが。
そういうことです。
ピピピッ♪
秋の音が響きますよ。

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