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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

瀬田教室のクリスマス・プレゼントは、ドイツ・ステッドラー社のコンパス♪

2012-12-15 09:56:14 | Weblog

おうみ進学プラザの先生たちは、南草津教室で会議。この後は冬期講習会に集中するから、会議は年内の最終回です。講習会チームの加野先生からは「雪やスタッフの風邪などに備えて、教室では万全の態勢を」と指示など。がんばろう。
竹中先生からは「先日の県中入試模擬考査のデータの処理をきちんと。年が明けたら県中入試模擬考査の最終回です」との連絡。おう、がんばろう。
小西先生からは、一足早く冬期講習会に突入する個別指導についての連絡。よっし、がんばろう。
そのほかにも講習会期間中の塾新聞の印刷と発送の手順などなど、色々な連絡と指示が飛び交いました。手帳にメモする先生たち。いやぁ、仕事の山がどんどん…忙しい年末です。
夕方から小雨。寒さはゆるんだけれども、やっぱり寒い。瀬田教室で中3の社会科。今日は公民のラスト付近で、国際機関。UNESCO、IMFなどなど。「元々の英語を知っておくと理解しやすいよ」と英単語を紹介しました。調子に乗った私は(お調子者!)、ずっと前にアメリカ一人旅をしたときに国連本部に立ち寄った話など。総会や安全保障理事会の部屋を見せてもらって、椅子にも座らせてもらいました。勝手に座ったけど、叱られなかったから、よかったのだろう…たぶん。地下の売店でTシャツなどの国連グッズ各種を買い込んで帰りました。つまり、ただのアジア産野次馬でしたね。「国連というのは、学校で勉強したときには強大な国際組織だと思っていたけど、実際に来てみるとビルも小さいし、意外にショボクレた場所だなあ」と落胆したのを覚えております。ま、授業ではそんな生徒たちの夢を壊すようなことは言いませんでした。
後半は中1数学の授業をお手伝い。佐藤亜未先生が「みなさんへのクリスマス・プレゼントがありまーす♪」と。これから中1数学では作図が始まります。そこで、佐藤先生からコンパスをプレゼントしたのでした。これがドイツ製のステッドラー。文房具の老舗です。紹介しておきましょうか。
ヨハン・セバスチャンが1835年に鉛筆製造工場を設立した事が、 ステッドラー社の始まりとなりました。また、設立者のヨハン・セバスチャンの祖先であるフリードリッヒ・ステッドラーは、現存している「鉛筆製造者」としての世界最古の記録としてニュルンベルク市役所の資料にその名が残されています。
うむ、明治維新よりも先ですね。さすがはドイツ。私もステッドラーの鉛筆を持っています。学生時代に「やっぱりステッドラーでなければならぬ」というような文が小説に登場していたので、丸善に行って買いました。貧乏学生だったのに、見栄を張って無理をしたなあ。が、まだ使い切っていない。何年目だろう…?でも、コンパスは持っていません。欲しいけど。百円均一店などで買った安物のコンパスではダメですよ。すぐにネジがゆるんで、円がフニャーッと広がって、「の」になってしまう。ドイツ製のコンパスで、美しい円を描きましょう。
生徒たちは「わーっ、このコンパス、書きやすいー♪」と大喜びでした。垂直二等分線、角の二等分線などなど、楽しそうでしたよ。将来、ステッドラーの製図器具で機械や建築の設計をする人になるかな。
美しい円、美しい青春を描きますよ。

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