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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

藤野先生の黒板の絵が…。撮影、間に合わなかったなあ。

2025-07-06 08:51:27 | Weblog

ものすごく暑いのは、気温だけではなくて湿度も高いから。ナニクソッ!
鹿児島県のトカラ列島、地震が続いています。最近の地震の回数が、なんと1200回を超えたと。船で鹿児島市へ避難も。
「和牛を飼育しているから、島を離れることはできません」
という住民もいます。
田畑にする平地も少ない離島で、昔から地震も多いエリア。
されどふるさと。
人間は、強いなあ。
これ以上の災害になりませんように。

授業の後の生徒のメモに
 「今日は7月5日だから、何かおこる日だと思って、こわかった」
というのがありました。
気象庁の専門家が記者会見で
 「日本では一年間に2000回以上の地震が発生します。日を決めて、地震がおこりますと予想したら、地震がおこりますよ」
と、言い聞かせるような、ちょっとムカッと怒っているような解説をしていました。
ネット時代、こういうフェイクというか、デマというか、困るなあ。
生徒諸君。フェイクに騙されて釣られたり、デマに踊らされたりせんように、ちゃんと勉強しましょうぞ。

隣の教室で授業をしている藤野先生、黒板の説明図が漫画風でとても面白かった。さすが元美術部長。
ブログ用に写真を♪…と思ったら、黒板消しでザザッと消されて、次の説明へ。
残念。間に合いませんでした。面白い、わかりやすい絵だったのに。
ケースから大きな一眼レフを取り出して、レンズキャップをはずして、撮影モードを選んで、ズームレンズを操作して倍率を…という手間で、遅れました。
スマホで撮影すると簡単ですが、塾での授業中にはスマホで写真を撮影しないから、ここはクラシックに頑張るしかない。
私のスマホは、いきなり自分が写ったり、静止画を撮りたいのに動画が…うむ、難しいスマホです。手間がかかっても、昔ながらの一眼レフカメラのほうが使いやすい。
藤野先生、次は手際よく撮影します。また黒板の絵、名作をお願いします。
部活で疲れてしまって、欠席します。という生徒が数名ありました。
こんなに暑かったら、疲れ果てますね。
これこそ青春です。
ゆっくり休んで、ちゃんと食べて、しっかり寝て、そして明日も青春の部活へ。
がんばれー♪

写真は、またもやネジバナ。
陽射しを受けてぐんぐん育っていく水田の稲。
そして夏期講習会へと走るおうみ進学プラザです。

 


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梅雨が帰ってこないかなあ。台風でも、あんまり荒れなければ、来ていいです。暑さなんかに負けませんよ。

2025-07-05 09:52:08 | Weblog

 

あまり元気の出ない報告ですけど、大事なことです。
全国の学校で立て続けにおこっている先生の怪しからぬ事件をうけて、おうみ進学プラザは、施設の点検を実施しました。また社員やスタッフにルールを再確認。しつこく念入りに、繰り返して確認しました。
報告が来ていないところもありますが、これは「1週間のすべての曜日に、念入りに周知徹底をする」ということのようです。
明るくて、なによりも安全な学習の場を。そう思って対策を続行します。
お気づきのことがあれば、お伝えください。

【夏期講習会】この夏、新作したオリジナル版のテキストの原稿、校正作業が終わりました。田渕先生と、関東方面の先生に校正をしてもらいました。
一回目で既にエラー無しだったぞ、と自慢を…いや、まあ、それは…。
校正してもらわないと、自分では気づかない。
ありがとうございました。
生徒諸君へ。名作のページが6ページほど増えますよ。基礎基本、地理と歴史の復習から、ハイレベルな問題まで、パワフルな教材です。
記述式の難問もあります。
チャレンジしてみよう。鉛筆を削っておきなさい。

写真は、7月に入ってますます頑張る生徒たちと先生&スタッフ。
こういう写真で、塾の中での授業や指導のようすをオープンにしていきます。
花は、ネジバナです。
私は大発見だと思ったのに、そんなに珍しくもないらしいです。なんじゃらほい。
また新しくネジバナが咲いている場所を発見しましたー♪どこかというと…ヒミツです。

ネジバナは別名モジズリとも呼ばれています。モジズリの名は、「捩摺(もじずり)」というねじれ乱れた模様を染めた絹織物に由来するとされています。
百人一首にも採られている河原左大臣の歌
  「みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに みだれんと思ふ 我ならなくに」
に、その布の名前をみることができます。
〔三重県総合博物館のホームページから引用〕

朝からカンカン照り。梅雨、帰って来ませんか。台風でも、あんまり荒れないのなら来てもいいです。
暑さなんかに負けませぬぞ。
自転車で、ネジバナと、おっと忘れてはいけません、桑の木を探し続けます。

 


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①ムラサキカタバミ。②「せつない恋に身をよじる」というネジバナ。

2025-07-04 09:23:14 | Weblog

 

パンとサーカス。
ローマ共和制末期に、市民が有力者に要求したこと。パンは食糧、見世物(サーカス)とは円形競技場などでおこなわれる剣闘士試合などの娯楽。
権力を狙う有力者が市民に提供することで人気を得た。
*「世界史の窓」のページから引用しています。

この言葉は、高校の世界史の授業で、ある名物先生から教えてもらいました。
「生徒のみなさん。将来、選挙権ができたときに、こんなので釣られたらいけませんよ」
という話でした。
参議院の選挙がスタート。
NHKのニュースで拝見、拝聴すると、これは、政党を入れ替えても気づかないですね。
何か配るとか、何かを値引きしますよとか、そういう演説もあるなあ。受けそうな話題をハデに、かなり極端に言い立てる人もいます。
パンとサーカスに釣られないように気をつけて、怪しいSNSにも騙されないように一票を。
若者たちよ、しっかりと頼みますよ。もう若者じゃない人も…私はここに入ります…ちゃんと考えよう。

朝のNHKのニュース。赤木野々花アナウンサーがさわやかに登場して、ニュースを伝える。怪しい中年男の顔がアップで出てきた。
 こいつ、何をやったんだ!
 どこかで見たような顔だが…。
と思ったら、男性アナウンサーでした。
ネクタイをしていないし、ワイシャツに柄があるし、もう逮捕された犯人にしか見えなかったなあ。
朝早くから出勤してニュース番組に出る。大変だろうとは思うけれども、それでもネクタイを締める時間ぐらいはあるじゃろう。
日本列島の朝です。
良いニュースもあれば、悪いニュースもある。NHKのアナウンサーは、キリリッとした服装で出てきてください。

では前回の花の名前を。
①ピンクの花は ムラサキカタバミ です。
カタバミ科カタバミ属の多年草。南アメリカ原産で、関東地方以西に広く野生化しています。道ばたで見ることができます。 *岡山県の森林研究所のホームページから引用。
②次は ネジバナ です。
小さいけれども、ラン科の植物。あの高価なハデ系成金様御用達のランの仲間ですか。
可愛らしい花ですよ。花の穂の形が個性的です。螺旋階段のように巻きながら咲いている。ネジの巻方は右巻き、左巻きに、なかにはまっすぐなものもあるらしい。
  「ネジバナは、日本全国の日当たりの良い草地に分布するラン科植物です」
  *日本科学未来館のホームページから引用。
オシャレな花ですが、在来種らしい。
万葉集にも登場する花で、花言葉は、「思慕」であるそうな。ややっ、なんとまあ。

万葉集に根都古草(ねつこぐさ)という名で詠まれるほど、古くから親しまれています。ねじれて咲く花の様子が切ない恋に身をよじる様子を連想させることから、花言葉が「思慕」となったそうです。 *都立代々木公園のホームページから引用しました。

京都府立桃山高校のSSH(文部科学省指定のスーパーサイエンス・ハイスクール)の科学のページで見かけて、なんと不思議な形の花が、と思っていたら、滋賀県内の街路で見つけました。
生徒諸君よ。
ムラサキカタバミは簡単に見つかるけど、ネジバナはなかなか。
発見したら…お見事です。私は一カ所見つけて、他にも咲いてないかと探しています。
なお、交通事故や遅刻に気をつけましょう。下ばかり見て歩いたらいけませぬ。

緑はますます濃く茂り、色々な花も咲いて、夏が進みます。
もうすぐ高校野球の県大会も始まります。
いざいざ、山盛りの夏へ。

 


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大きな音で、頑張りとコダワリと気合をお伝えします。バシャッ♪

2025-07-03 17:49:26 | Weblog

学校の先生の事件について、次から次へとニュースが。
そういう人が、本当にいるわけで、困ったこと、ケシカラヌことですが…。
私、自分自身が社内のカメラ係です。
昔とは違って、写真については注意事項が増えています。世の中が進歩したというか、悪くなったというか、色々な事件があって評価の基準が厳しくなっていると思います。カメラ係も気をつけねば。
昔は…昭和ですが…カメラを持っていると、運動場の真ん中で撮影したり、行事や発表会、式典で無遠慮に前の方まで行ってもかまわなかったり。カメラそのものが高級機材で、写真の撮影は専門的な技術だったからなあ。
機材がハイテクになって、「カメラを持っています」というのが特別の装備ではなくなった。スマホでも、ものすごくきれいな写真が撮れる時代です。そして、特別な技術が無くても、明るさとかピント、コントラスト、解像度…を気にせずに、簡単に撮れます。カメラの性能が格段に進歩して、そして画像の処理をするソフトが発達したからだそうですよ。
値段の高い一眼レフが、スマホに負けるのです。悔しいことに、負けます。
便利なことだなあ、と思います。旅の思い出。美味しい食べ物。きれいな景色。友だちや家族。
私は、そうなっても大型の一眼レフカメラを使っています。CANONのカメラで、ズームレンズ付き。
ホームページや広告のPR用の写真も撮影しますから、重い一眼レフカメラを使います。
シャッターの音量を、わざと大きくしてあります。
バシャッ♪と大きな音が出るので、耳障りかもしれませんが、これは現代のエチケットだと思っています。邪魔になったら、申し訳ない。
保護者は玄関まで生徒たちを送って来られる。あるいは迎えに来られる。しかし、塾の中のようすは見えない。できるだけ授業や指導のようすをオープンにしよう。
そういうことでブログを続けていて、そこに写真も加えています。長々と文章だけが書いてあっても、読んでもらえないですから。
生徒個人が識別できる写真は不可。
撮影対象がスタッフの場合にも、ちゃんと説明する。
などをルールにしています。
電車と植物の写真が多いのは、これは趣味というか…御勘弁ください。
生徒が「撮って、撮って」と笑顔でVサインをするのですが、今の時代は不可です。
どうにもこうにも世間では事件続きですが、だからこそ明るく、元気に、さわやかに。
マナーを守りながら、おうみ進学プラザの授業のようすをお伝えしていきます。
夏へ。
夏期講習会へ。
おうみ進学プラザの山盛りの夏を、福井カメラマンがお伝えします。

さて、今日の問題です。
このピンク色の花が何かわかりますか?
第一問は、出勤の途中の膳所神社の石垣に咲いています。この花、そこらじゅうで見かけますね。
第二問は、難問です。京都府立桃山高校のSSH(文部科学省が指定したスーパーサイエンス・ハイスクール)の科学関連のホームページで見かけて、こんな珍しい花があるのか、と。
そうしたら、滋賀県の市街地の草むらにも咲いていました。
花の付きかたがユニークですよ。そこで、名前もそのまんま。

梅雨が明けて、カンカン照りの滋賀県。
それなのに、遠くからゴロンゴロンと雷の音が。
ザザーッと降ってくれるとありがたいのですが。
あ。危険なのは困りますけど。


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北陸エリアのチーム、猛然と走っています。

2025-07-02 17:38:06 | Weblog

北陸エリアのリーダー・井上先生から電話報告。
先日の、学校方面でおこった生徒の写真などのケシカラヌ、本当に腹が立つ事件について、
 〇社員&スタッフに、安全の確認やルールなどをあらためて周知徹底しました。
 〇女性スタッフと一緒に、教室の中を点検して回りました。
 〇生徒の保護者のみなさんに、報告とお知らせの通知を出します。
などの報告でした。
北陸エリア、対応が速い!さすがスポーツマンの井上先生です。
井上先生は、アメリカンフットボール部出身ですから、猛然と全力プレー。

この事件に関しては、総指揮官の文部科学大臣のコメントが、笑うわけにもいきませんけど、ちょっと「ありゃ、まあ、はい…」と。
「事件をめぐっては、関係した教員らに一刻も早く名乗り出てほしいと語った」
  *文部科学省のホームページから。
なんか、学級会でもやっているような対応ですが。
決然と、断固と、徹底的に。そういう責任感や姿勢は何も感じられないのですが、これで大丈夫なのか、どうなのだろう。
 「戦後の改革の中で、〇〇委員会という仕組みは、日本ではうまくいかなかった」
 「お互いの顔色を見ながら、平和に穏便に運営するから、効率が悪くて、あいまいになってしまう」
 「そもそも委員の候補者がいない。それぞれの委員に主義主張、方針が無いから、対立も議論もない」
 「地域の名士さん(?)が、頼まれて名誉職で座っているから、積極的な判断や行動は無理。そういうパワフルな人は、元々選ばれていない」
しかし、こんな時代こそキッパリと判断していかねば、学校教育が漂流してしまいます。

【各教室、ブロックへ連絡】
先日の安全点検、社員とスタッフへの徹底について、完了したら報告をお願いします。

写真は、北陸エリアの井上先生。
そして、夏期講習会へと進んでいくおうみ進学プラザです。
ナゾの花も。はて?
京都府立桃山高校のSSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)のページにも登場している不思議な花です。一度見つけたら、滋賀県の街路でも、そこらじゅうに咲いていました。

 

 


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生徒たちに人気の「モケケ」って、何ですか?

2025-07-01 19:36:21 | Weblog

 

火曜日の定例の会議。
今週は、山口先生が仙台市へ出張しています。
そして、北陸エリアを統括している井上先生が登場しました。
ここから夏へ、その向こうの秋へ。さらには次の春へと、報告、相談や打ち合わせなどなど。
なんか広い範囲からの参加メンバーになっているなあ。金沢市から井上先生、奈良県から駆け付けてくる前川先生。
日本地図に物差しをあてたら、ものすごい距離です。
そうしてみると、私は琵琶湖畔にへばりついていますなあ。
議題、課題が次から次へ。忙しい山盛りの火曜日です。

小学校で、けしからぬ事件があって、あの名古屋市と神奈川県のほうの小学校の教師たちの事件ですが、あきれたり、腹が立ったり、もういっぺんあきれて、怒って、あきれ果てる。
それだけで片付けるわけにもいきません。
確認事項、ルールなどを再度のチェック。
念には念を入れて、教室でも先生たち&スタッフに徹底します。
生徒たちを、前に向かって押していく、引っ張っていく打ち合わせが一番いいのですが。

青葉キャンペーンは、作文コンテストでゴールインしました。名作多数で、力作もたくさんあって、個性的な作文も。
モケケという謎の人形…ぬいぐるみの一種ですか?…が人気で、優秀賞に追加して用意しました。田渕先生が京都タイプを手に入れてくれました。
青葉キャンペーン、頑張りました。本当に頑張った。
なお、モケケは
  「女子に人気ですが、男子にも人気です」
  「もともとは、ナゾの宇宙生物らしいです」
はい、何のことかわかりませーん。頑張ったから、いいですね。
猛暑の7月がスタートしました。
ここから夏へ、夏休みへ、夏期講習会へと駆け足です。
猛暑に負けない、記述式の夏、山盛りの夏へ。

写真は、北陸新幹線とサンダーバードで来た井上先生。
そして、ナゾのモケケの京都タイプと田渕先生。
締めくくりに、あらためて、
教育セミナーに多数の御参加、ありがとうございました。
事前の準備の予定を大幅に上回る大勢の保護者のみなさんに来ていただきました。
県立高校の入試の新方式など、これからも最新の情報をお伝えしていきます。
ありがとうございました。

 


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水面に白く咲いて ちょっと寂しいか オオカナダモ  *字余り。

2025-06-30 13:17:47 | Weblog

暑い月曜日。まったく、梅雨が…ブツクサ。
そこで、涼しい水草の話を書きます。読むと涼しくなります…か。

写真の白い花、何かわかりますか。オオカナダモです。
自転車で走り回っていたら、用水路で見つけました。
理科の光合成のところで登場する植物です。
  試験管に入れて、日光を当てるぞ。
  こっちはアルミ箔で包んで、日光が当たらないようにするぞ。
  こっちの試験管には何も入れませんよ。
さあどうなりますか。
と、色々な苦労をさせられている植物です。

理科の実験でお馴染みのオオカナダモは、南米原産の帰化種、多年生沈水植物。日本には、植物生理学の実験植物として導入された。
北海道を除く各地のため池,湖沼,河川,水路に侵入・定着している。
これまでの観察によると、富栄養な水域でも貧栄養な水域でも分布がみられる。
花期は5~10月で、1日に1花ずつ水面上に出て開花する。
雌雄異株であるが、日本には雄株のみが帰化しているため、結実しない。日本で見ることのできるオオカナダモは、切れ藻などの無性生殖によって増えた個体である。
*岡山理科大学 生物地球システム学科 時光さんの研究発表から一部を引用。

オオカナダモは、1910年代に植物実験用として日本に持ち込まれたものが野生化したアルゼンチン原産の帰化植物。
特徴は後ろの文字が透けるほど薄い半透明の葉。
特別な処理をしなくても細胞や葉緑体の様子を観察できるため、現在でも理科の実験材料として重宝されています(もしかしたら中学校の教科書にも載っているかもしれません)。
日本生態学会が定めた「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定されるほど、生態系や人間活動を脅かす存在としても知られています。
オオカナダモには雄株と雌株があり、それぞれが雄花と雌花を咲かせ受粉を行うことで繁殖します。
しかし日本で野生化しているオオカナダモは雄株だけだそうです。確かに桃山高校の池で見られるのも黄色い花粉が特徴的な雄花だけでした。雌花がなければ受粉は行えません。では日本に生育するオオカナダモはどうやって繁殖しているのでしょうか?植物には何か特別な繁殖方法があるのでしょうか?
後編へつづく(5月28日公開予定)

*こちらは、京都府立桃山高校の研究発表のページから一部を引用しました。オオカナダモで検索したら、前のほうの順番で出てきて、大学の理学部のような立派なページで、驚きました。
 この高校は文部科学省に、SSHスーパーサイエンスハイスクールに指定されています。
 まず生徒たちの観察、研究がすごい。そして、こんな生徒たちをサポートしている桃山高校の先生たちは、うむ、さすがです。
 そういえば河合塾マナビスの伏見桃山校には桃山高校の生徒たちが。
 Y先生へ。桃山高校の生徒たちに、福井クンが科学系のホームページに感激していたとお伝えください。大学に負けない研究です。
 こんなホームページを運営するハイレベルな生徒たち&先生たち。
 なお、滋賀県で文部科学省のSSHに指定されているのは、膳所高校、虎姫高校、立命館守山高校の3校です。
   京都でも、滋賀でも、高校生と先生たちは頑張っているなあ。頼もしい♪
 ホームページで科学の甲子園。がんばれー♪
中学の理科の「無性生殖」のところでも使いやすいのですが、教材には登場しませんね。
①オオカナダモというけれども、カナダじゃなくてなくて、南アメリカのアルゼンチンから日本に来たらしい。
②モ(藻)というけれども、藻類じゃなくて、れっきとした種子植物、被子植物、単子葉植物。イネ、トウモロコシなどとは分類上の住所が近い。
③はるばる日本まで来たのに、男子ばっかり。女子は来てくれなかったのですね。
雄株だけしかいないから、花が咲いても無駄なことで、無性生殖で増えている。
ちぎれて、流れて、そして根を出してふえていく。

  ここで一句。
   水面に白く咲いて ちょっと寂しいか オオカナダモ

今、琵琶湖に注ぎ込む小川や、水田地帯の用水路で白い花を咲かせています。実物を見るチャンスですよ。ただし、川に落ちたり、遅刻したりせぬように。

  

 

 


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ダニエル電池の説明を、さてどこまで詳しく…。

2025-06-29 22:33:15 | Weblog

朝から参考書をていねいに読んで、ネットでも調べて、勉強しました。
ダニエル電池。
はてさて、どこまで説明したらいいものか。
元々はボルタ電池だけだった。そこへ後からダニエル電池が登場しました。
ボルタ電池の欠点をカバーする新しい電池がダニエル電池です。
うむ。それはいいとして、ダニエル電池は、中学の理科に必要だったのかなあ。
ちゃんと説明したら、中学の範囲を超えてしまう。
電気分解とボルタ電池でゴールイン♪
にして、さっさと「酸とアルカリ、中和」に進んでしまえばよかったのじゃないかなあ。
生徒にとっても、教える人にとっても、それが幸せだったのに。
案の定、授業の後で生徒2名が「シャチョー、ちょっといいですか」と、質問に来ました。
一人は男子、もう一人は女子。
いいことですよ。とてもいいです。
男子生徒
「どうして亜鉛が硫酸亜鉛の溶液に溶けるんですか。硫酸そのものじゃないですよね」
女子生徒
「セロハン膜、素焼きの容器は、なぜ必要ですか」
テキストにも(おうみ進学プラザの授業で使っているテキストは、解説の部分がとても充実しているのですが)そこは詳しい説明がのってないのです。
私は、理由なんかどうでもいいから、とにかく覚えなさい!…というのは絶対に嫌なのです。それでは勉強ではないし、腰を折られてしまって、その先を勉強する気持ちが阻害されます。
が、うむ、これを詳しく説明してもいいものか。
生徒のほとんどは、特に疑問も感じていないわけですから…。難しいし、とにかく通過したい。終わってよかった。…が本音でしょう。

授業で、「復讐もかねて、もう一度説明するよ」と、頑張って説明しました。この場合、基礎基本の復習も大事ですから。
高校生が相手じゃないから、ブレーキをかけながら、それでもごまかさずに。
ここで疑問を持った生徒は、高校生になってからの化学は「面白い!」と思うだろうなあ。
そして、私は、「中高一貫校の授業は、合理的に進めることができるなあ」と思ったのでした。
イオンはセロハン膜、素焼きの容器を突破する。
生徒諸君も、突破する夏へ。

写真は教育セミナーのようすです。
今回の教育セミナーは、どの教室も参加者が多くて、満員です。県立高校の入試が変わる年度で、保護者のみなさんも情報が必要だと思っておられるのでしょう。
座席が足りないかも。
資料は足りますか。ギリギリかも。
スリッパが足りないようですけど。
そういう状態でした。ありがとうございます。
そして、写真の後半は藤野先生の授業など。
暑くなってきたのに、藤野先生は連続2コマの授業をエンジン全開のフルスロットルでやりぬきます。すごいなあ。負けてはおれぬ私。頑張らねば。
藤野先生に、次回はオロナミンCかリポビタンDを差し入れします。あ。ユンケルがいいですか。私もオロナミンC、飲みます。


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梅雨よ、時期を間違えとるぞ。戻ってきてくださーい。

2025-06-28 07:24:11 | Weblog

梅雨が明けたそうです。
これ、めでたくもないです。このままで夏になったら、降水量が足りません。西日本各地、水不足になってしまうのじゃないかなあ。
四国のダムではダム湖の湖底が露出して、香川県では給水制限などなど。
琵琶湖も「湖面はマイナス40㎝」などのニュースが出てきます。
お米も心配。
私のメッセージ。
  「梅雨よ、時期を間違えとるぞ。戻ってきてくださーい」

ニュースによれば、和歌山県の白浜にいたパンダが、このたび期間満了で中国へ返されるそうです。
昔の言い方をすると、パンダの年季奉公があけて、めでたく故郷に帰るのですね。
ニュースでは、別れを惜しむ人また人。泣いている人もあります。
 「観光の目玉が無くなってしまうが…」
 「白浜は、これまでパンダに頼り過ぎていた」
などと地元の経済にかかわる議論も。
しかし!
そんなに可愛い動物かなあ。本当ですか。のせられてないですか。
パンダがいなくなっても、日本にはツキノワグマがいます。北海道に行けばヒグマもいるじゃないか。
どうしても白と黒の2色がいいのならば…乳牛はどうですか。牛乳も出ます。
あるいは、ツキノワグマを美容院に連れて行って…コラッ!

NHKのニュースで見ると、中国に帰っていくパンダを一目見ようと白浜の動物園に詰めかけたお客さんは、ほとんどが女性です。泣いている人も。
ここで、画像から
 「男女で比較すると、女性の方がパンダのファンが多い。たぶん圧倒的に」
ということを発見しました。
オジサンや男子少年は少ないし、登場するオジサンは、そんなに別れを惜しんでいるようには見えませんでした。一人、泣いているオジサンがいましたけど、ほとんどのオジサンは子どもを連れてきたお父さんに見えました。
NHKのニュースでも、女性アナウンサーは「パンダが中国に帰ってしまいます」と本気で言って、そばの男性アナウンサーは適当にうなずいているだけ、という感じです。
となると、私が「ツキノワグマでいいじゃないか」とか「北海道にはヒグマがいるぞ」やら、「白と黒なら乳牛でもいいと思う」などというと、女性に嫌われるかも…。う。
概して、男性はカタログや効能書き、故事来歴が頭に浮かぶ傾向が強いと思います。
  パンダ → 中国 → 習近平 …
「パンダ、可愛い♪」よりも先に、習近平主席の顔が浮かんでくるのじゃなかろうか。
女性は、パンダそのものをちゃんと見る。カタログや肩書とは別に、パンダを受けとめる。
こうしてみると、パンダの話題は避けた方がいいような気がしてきました。
  「パンダよ、日本のほうが快適ですよ。戻ってきてくださーい」

今日は南草津第一教室で、教育セミナーを開催します。
午後2時~3時15分。
明日29日(日曜日)は、膳所教室で 午前10時30分~11時45分。
最新の情報をお伝えします。
今回は特に、滋賀県の県立高校の入試の仕組みが変わることについて。
そして、中学入試について。
河合塾マナビスのスタッフからは、最新の大学入試の情報をお伝えします。
ふだんの教室とは別の会場も、遠慮なく御利用下さい。お知り合いの方もどうぞ。
お待ちしています。


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トキオは空を飛んでも、キヨトは飛びません。自転車で走るばっかりです。さぁ、夏へ、走りますよ。

2025-06-27 14:10:06 | Weblog

パソコンの画面に、どうでもいいニュースが次々に出てくる。便利なようで、「うるさいっ!」と思うこともありまする。
トキオというグループが、不祥事で解散するとのことですが。元々が知らないグループですが、そういえば私の「清人」と似ている、と思ったことがあります。
私の名前は KIYOTO だから。
沢田研二の歌にも登場していたか。空を飛ぶ人ではなかったかなあ。
とにかく、良くなさそうなことで有名になるのは困りますね。
沢田研二が「トキオが空を飛ぶー♪」と歌うから、私は「キヨトは空を飛びませーん♪」と歌っていました。

菊池雄星投手、好投で3勝目をあげました。
頑張っているのに、味方の打線がさっぱり打ちません。点を取ってくれないから、菊池投手がよく投げても、勝ち投手にならない。
今回は絶好調で、相手のバッターをバッタバッタと三振に。
見事に…待っていましたー♪…勝ち投手になりました。
なお、菊池投手の奥様は、NHKでスポーツニュースを担当していた女性であります。
あ。なんだ、こいつ! こんな美人を…と思ったので、それから応援しています。
大谷翔平選手は、打っても打たなくてもNHKが報じる。TV中継も多い…というか、毎日の全試合を放送。
日本列島の元気の素、暑い夏のビタミンだから、いいと思います。
 「大谷翔平選手、打ちましたね」
と、さわやかな朝の話題で、学校も会社も明るく元気に始まります。
しかし、菊池選手が気になる。それから、ダルビッシュの治療はどうなのか。佐々木投手は…。
日本選手、みんな元気で頑張ってください。
菊池投手、3勝目おめでとうございます。

研修を強化しているおうみ進学プラザ。
金沢市を担当している倉田先生が、京都エリアに来て山口先生たちの指導、助言を受けています。倉田先生だけじゃなくて、先生たちみんなが夏に向かって研修中。
研修が終わった後で、厚見先生(南草津駅前校)、竹内先生(阪急桂駅前校)、倉田先生のフレッシュ3人組…フレッシュとは?…は石山校へ。
真壁先生の話を聞きました。
パワフルなだけでなく、理論派の真壁先生。後輩たちに訓示や経験談、アドバイスを伝えてくれました。
理屈だけではなくて、気合も受け継いでください。
その後は、私も加わって夕食会へ。美味しい晩御飯を…ここで字数の関係で省略します。
研修でパワーアップした先生&スタッフが、生徒諸君の夏を応援しますよ。

応援その1で、まず明日は南草津第一教室で教育セミナーを開催します。
翌日の日曜日は膳所教室で開催。
*詳細はホームページでご確認ください。
あれっ?
晴れていて、夏のような滋賀県南部。梅雨はどこへ行った?
水分補給と適度な休憩を。そして、部活動と勉強と、頑張りましょう。

 

 


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