Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

フィアット パンダ 温泉三昧の旅 (中川温泉 蒼の山荘)

2013-11-04 10:09:22 | フィアット パンダ


11月2日(土)、東名の30km渋滞を回避して、山北町の丹沢湖にきました。
この地は2度目の訪問です。



この山間の地も、紅葉が始まってます。
イチョウの葉も、黄色く色づいています。



本日の訪問は、武田信玄の隠し湯と言われている中川温泉です。
以前、日帰り温泉で町営のぶなの湯に来たことがあります。



目的地に到着です。
本日の温泉は、中川温泉 蒼の山荘です。
この宿も、日本秘湯を守る会の会員宿です。



自宅から3時間のドライブでパンダは快調に目的地到着です。



これが蒼の山荘の入り口です。
温泉宿というか山荘って雰囲気です。




ロビーから、バードウオッチングができます。
この日も、この餌箱にいろんな野鳥が来ました。
時期的には、これからの冬の時期の方が、野鳥が来るそうです。
こうした餌箱を我が家の屋上にも置きたいなぁ・・。



玄関の入り口には、巣箱があります。
こちらの巣箱には、定点カメラが設置してあり、ヒナがいるのは春の時期だそうです。



案内された部屋です。
雪見障子が良いですね。



窓際の椅子に座ると自然の景色が最高です。



これが部屋から見た景色です。
この蒼の山荘は、ホタルの宿とし有名です。
ホタルの時期は長く5月から9月までホタル鑑賞をできるそうです。

この自然は、動物の獣道でもあるそうです。
毎日、イノシシ、鹿、狸などが通るそうです。
実は、そんな話を聞いて、奥さんが庭に出ると狸に遭遇。
それだけで奥さんは大喜びです。



一休みして温泉に入りました。
早く到着したので、温泉は独占状態です。

宿から150mの敷地内に自噴する源泉は昭和40年、地域の期待を背負って地元の僧侶が掘り当てたものだそうです。
このpH10.22の高アルカリ性温泉を現在は蒼の山荘が単独で使用しています。



湯温40℃のぬる湯で、長湯向きです。
湯舟を出た後のお肌ツルツルします。
敷地に囲まれた男女別露天風呂は柵も低く、山あいの自然を全身に感じ取れます。



温泉を出てからロビーに行って、蕗谷虹児のギャラリーを見学。
この蒼の山荘に戦時中、蕗谷虹児は疎開していたのだそうです。



この挿絵って、見たことあるなぁ・・と展示物を眺める。



1925年(大正14年)挿絵画家としての生活に飽き足らず、渡仏しパリへ留学。
苦学の末、「サロン・ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール」、「サロン・ドートンヌ」等への連続入選を果たし、またフランス画壇で活躍する日本人画家の藤田嗣治や東郷青児等と親交を深める。
ようやく画家としての地歩を固めつつあったが、1923年(昭和4年)東京の留守宅の経済的破綻により急遽帰国。
借金返済のため、心ならずも挿絵画家の生活に戻るが、パリ風のモダンな画風は一世を風靡した。
彼を世に送り出した夢二の柔らかい画風とは対照的に、このころの彼の挿絵はシャープかつ洗練された線で描かれ、都会的な香りに満ちていた。



1935年(昭和10年)詩画集『花嫁人形』出版。
しかし、やがて戦争に突入し戦時色が強くなると蕗谷虹児の絵は時勢に合わず、制作を休止。
この時期は、軍の挿絵も描いています。

童謡「花嫁人形」

金らんどんすの帯しめながら
花嫁御寮はなぜ泣くのだろう・・。

この歌の作詞は、蕗谷虹児なんですね。



夕食の膳です。
料理は美味しいです。



鮎の塩焼きです。
今年はたくさん鮎を食べました。
塩分制限がある私は、塩焼きって言葉に反応してしまいますが・・。



この豚の陶板焼きも薄味で美味しいです。
料理の量も、丁度良いですね。



このご飯、地元の新米を朝精米して炊いた物です。
当然美味しいですよねぇ。
食事制限がありますので、ついついおかわりしたくなる食欲を抑える。
前だったら3杯は食べていただろうなぁ・・・。



食事が済んで再びロビーに来ます。
山の中の宿ですので、窓の外は真っ暗です。
ロビーの暖房が暖かい。
フクロウの照明がぬくもりを感じます。

蒼の山荘は、自宅からも近く、のんびりできます。
四季折々に楽しめる秘湯の宿ですね。

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