Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

雑談 ボサノバを聴いて思うこと(加々美淳の世界)

2013-11-21 18:35:32 | 雑談


11月21日(木)、ハードスケジュールで時間の流れが速い。
昨日は午前中オフィスで仕事をして、午後から大阪で打ち合わせ、その日の内に横浜に帰って、今朝は朝から打ち合わせ・・・。
昼食を食べるのも忘れて、午後5時にやっと休憩です。
休憩時間に先日買った加々美淳のアルバム「JUN」をはじめて聴いた。

ギターとボーカルの一発取り(録音)のアルバムです。
通常は楽器を録音して、ボーカルを録音するのですが、ライブ録音と同じですので、昔ぽいレコーディングと言えば言えます。

先日の青山CAYのライブで、20数年前のボサノバのオリジナル曲(ポルトガル語)を時間を掛けて、ブラジルの作詞家に作詞してもらい、先日聴かせてもらいました。
音楽的には、もちろん素晴らしかったのですが、その曲を当時発表した頃を知っていますので、成熟したその曲と演奏に心が揺れました。

1つのことを成し遂げると言うことは、音楽のだけではなく、仕事や生き方にも相通じることかもしれません。
成熟させることとは、そう言うことなんでしょうね。
若いときは、失敗しても次から次へと新しい事に挑戦する時期もあってもいいです。
あるとき、何かのきっかけで丁寧に基本に忠実に行ってみることが大切だと気がつくのかもしれません。

人間は、言葉や文字、絵などのコミュニケーション術を覚えた時点から、自分表現を何らかの伝達方法で相手の伝えたいと思うようになったんでしょうね。
その意味では、誰でもアーティストなんでしょうね。

20数年前に、自己表現ということで考えたことがあります。
音楽で考えるなら、人間の感性には、無限大のリズムがあるんだと思います。
何気ない鼻歌が実は名曲として評価されるんでしょうが、その人に譜面にする能力や楽器を演奏する能力に欠ける為に、その鼻歌の曲は世に出ないのかもしれないなぁ・・。と思ったことがあります。
それでは、それらの能力が無い人は駄目なのか?と言うとそうではなく、他の表現手法で伝えることができるんではないか・・。と思うんです。
ある人は、文章だったり、ある人は言葉だったり、五感に訴える手法は他にもあるわけです。

ですが、自己表現手法に気がつかないと、言いたいことが伝わらないと言う事になるんでしょうね。
そうすると、その伝達方法に磨きをかけようと思わずに、相手が理解できていないと相手が悪いと思いがちです。
まぁ、たしかに同じ周波数(感性)は必要かもしれませんが・・・。

仕事にせよ。コミュニケーションは、1言って10理解できる人も、10言って1つも理解できない人もいます。
相手の発するメッセージをキャッチして理解するのは、同じ感性や能力・知識が必要になるかもしれません。
でも言葉を持たない動物ですら、相手の気持ちを伝達しているのだとすると、人間は単に「わかってくれない」と滑っているだけかもしれませんね。

年齢や経験を重ねないと解らないこともあります。
人間はやがて朽ちる(死)をを感じたときに、はじめて死生観を考えるのかもしれません。

若いときは解らなかったことが、少し感じる年齢になったのかもしれませんね。

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