又吉さんの本紹介というかエッセイというか。まあ、でもやっぱり本紹介です。最初に書影があり、大抵の場合、本とは関係ない著者の思い出などが語られ、そして本文最後の3〜5行程度に本の印象が語られて終わる。最後にあらすじが小さく紹介。全部で5ページくらいのものがたくさん(50個くらい)あるのです。単に純文学を読むよりもっと人の心の奥が覗けるような作品だと思った。
君に恋をするなんてありえないはずだったの裏話とか後日談などを集めた短編集。当時こんな感じでは全くなかったが、自分が高校生だったころの当時の教室、校舎、渡り廊下、自転車小屋などを思い出した。