ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「クロワッサンで朝食を」

2013-10-30 | 映画のお話


フランス映画なのでフランスが舞台と思って観はじめたら
結構な雪景色、そして夜です。
酔っぱらいの中年男がふらついて倒れる
それを無視したものの助け起こして

そうして母の死

言葉もフランス語ではなくて
ピンとこない言語でした。

後にエストニア語とわかりましたが
エストニアは旧ロシアだったので知識のない国です。

すっかり「クロワッサンで朝食を」の題名に騙されて
思い込みがあり過ぎたようです。

原題は「UNE ESTONIENNE A PARIS(パリのエストニア女)」
随分ちがいますね。
 
ジャンヌモローは言わずと知れた大女優ですが
彼女に引けをとらない演技を見せたライネ・マギは
とっても素敵でした。

でも彼女の事は全然情報がなくって
エストニアの女優のようです。
ダンサー出身なのかしら。

いつもと違うパリの景色がそちこちに出てきます。
夜だったり、朝だったり、モノクロっぽくて
でもそこがフランス映画らしさいっぱい。

パリでの家政婦の仕事のことを話した時に
勧めてくれた娘。

離婚や母の介護を経て
若い頃あこがれてフランス語を勉強したパリに
家政婦という形で出てきた中年の女性アンヌ

高級アパートで暮らす気難しい老女フリーダ

それぞれの孤独がモノクロのパリの観光地と重ね合わされて見えるようです。

フリーダの若い恋人だったステファンが二人の間に入って
大人の愛の駆け引きやエスプリが素敵な映画です。

フランス映画らしさがやっぱりいいですね。


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「スーサイド・ショップ」

2013-10-29 | 想いで



自殺用品専門店の一家のお話だなんて
ちょっと変わったアニメです。

どんよりとした雰囲気のはじまり、
ビルから人が次から次へと堕ちてきます。

それらをよけながら飛んでいた鳩が
仲間のところに何とか帰りついて
自らも思い出したように堕ちてゆく。

それらしきムードでしばし観ていましたが
ミュージカルとは想像していなかったので
ちょっとびっくりしました。

それにしてもフランス語のアニメ、そしてミュージカルって
本当に別物の感ですね。

コメディと言うのか、ブラックユーモアというのか
矛盾するような展開もところどころにあって
日本的な発想ではあり得ない事も多々あって新鮮です。


何代も続く自殺用品店のトゥヴァシュ家 
暗い目をした兄妹。

父はミシマ
って三島由紀夫から? ミシマのくまはひどい・・

そうして店には多種多様な首つり用ロープや毒薬、毒入りキャンディ。
切腹用の腹切りセット。日本刀までそろっている。白装束もです。
溺死用のブロックはオリジナル。
 
長女マリリンはマリリンモンロー? 
自殺した人の名からとっているようですね。

母ルクレスだけがいやに明るく商売上手な感じですが
それは気丈な母として一家をきりもりするための偽りの明るさ

スーサイド・ショップをやっているから死ねない家族。

そこに生まれた男の子の笑顔。
この無邪気で明るいアランが一家をかえてゆきます。

ハッピイエンドでほっとしますが

フランスでベストセラーになったという
ジャン・トゥーレの小説「ようこそ、自殺用品専門店へ」が原作です。

でも本の最後は家族に本当の幸せを教えたアランが・・・
映画とは違う終わり方のようです。
それでも面白そう。
機会があったら、原作を読んでみたいものです。


ルコント監督の作品は、「橋の上の娘」が記憶に残っています。





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「このごろの朝」

2013-10-15 | きょうのできごと



この頃は何だか早起きができない

新聞をとりに行った時の虹の日も
今までなら朝食が始まっていたような時間帯だった。

暑さも陽射しもおさまると
身体はもう冬の準備が始まっているのだろう。

今日は台風が近づいていて
どんよりとして今にも雨が降り出しそう。

午前中に連休明けの用事を片づけて
時おり外の様子をうかがっている

今晩から雨、明日は一日中の予報は
あたるのだろうか?

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「冬のビールたち」

2013-10-12 | 美味しかったぁ~
ついこの間、秋のビールが発売されたと思ったら
もう「冬のビールたち」が売り場に並んでいる。

秋と冬の間はこんなにも短いのかしら
それとも今年は特別かしらと言う思いもあるが・・・


サッポロ「冬物語」 4つのうち唯一の生ビール
アルコール度数は5.5%で冬の食卓にぴったり
冬のビールならではの深みのあるコクと爽やかなのどごし
1988年発売当時の味を再現、きめ細かいクリーミーな泡が売りのようだ。
 
アサヒ「冬の贈り物」 発泡酒
アルコール度数は4.5%以上5.5%未満とばらつきがあるらしい
冬向けに特別に醸造した、上質なコクと華やかな香りが特長
ミュンヘン麦芽一部使用で、さらに3種類のホップを使用し
この冬にしか飲めない豊かな味わい

キリン「冬麒麟」 発泡酒
アルコール度数 5%の冬のうまさ到来
口当たりのまろやかさがアップし、よりマイルドなあじわい
冬の食卓を彩るなべ料理との相性ぴったりとのこと

サントリー「くちどけの冬小麦」 発泡酒
アルコール度数 5%
厳選した小麦麦芽と大麦麦芽を最適なバランスで配合し、雪のように白い泡を実現
雑味の少ない小麦麦芽を使用して低温から温度をゆっくりと上げる
“インフュージョン製法”のやわらかい口当たり

サントリーのネーミングが他社とはちょっと違う感じ
こだわりを表したかったのか説明も少しくどい気がしたが
それだけ複雑な作り方なのだろう

飲み比べは
やっぱりビールから飲んでしまい
発泡酒も結構負けていないねと言う感じ

そうしてここ数年のサッポロは昔とは違うと痛感
エビスもおいしいけどね。

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「金木犀の日」

2013-10-05 | 草花のささやき
今年の金木犀の日は10月3日、木曜日。

29日に買い物に行く途中の道で
何となく金木犀の香りがそよいでいるような気がした。

香りのようなものはすぐ通り過ぎてしまい
そこで「そういえば今年は・・・」と気づいたほどだ。

別な場所で1日に見かけた金木犀は
まだ全体に白っぽく香っていなかった。

木曜日の朝は金木犀の薄い香りが
あちこちでし始めた。
そして今日土曜日はしっかりとした香りが
漂っていた。

近くの小学校の歩道際の金木犀の花が
まだまばらな感じだが
咲き香っていた。

これがびっしりと開くと金木犀の秋となる。

実家の金木犀の木は今年も伸び放題かもしれない。

たおって来なければと道すがら
嬉しい想像をめぐらした。
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