ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「茶がゆ」

2010-01-29 | きょうのできごと
テレビ番組で和歌山県人が茶色いおかゆを食べるというのをやっていた。
ああ茶がゆね。「おかいさん」と夫は言うが・・・
でもどうして和歌山なんだろう・・・?と思った。

私がずいぶん昔に見た料理本には
奈良の大和地方で茶がゆを食べると載っていた。
作り方も普通のお粥とはまったく違っていて、
強火でしじゅうかきまわしながら炊き、
一般のお粥のような粘りがないようにさらっとした感じに
仕上げるとなっていたように記憶している。

結婚した相手の両親が奈良の出身で
朝はこの茶がゆを食する習慣があった。

義父がはるばる仙台に来てくれた時、
新婚のわたしは張り切って茶がゆを作った。
つきっきりでお鍋をかきまわし、
ほうじ茶ではなく、わたし流に煎茶で作ってみた。
初めてにしてはおいしく出来上がり、
義父もほめてくれたのを覚えている。

そうしてそれ以来、我が家は煎茶の茶がゆの朝食が続いている。
今頃になって、お粥のおいしさや奥の深さがわかってきた。

いろいろなお漬け物やつくだ煮やお昆布を並べて
好きなものを少しずつ、お粥と一緒にいただく。
食欲のない朝でも、消化がいいので胃に優しく
食べ過ぎないのでダイエットにもいいのかもしれない。

残念ながら年相応にあちこちふくよかになり
昼も夜も茶がゆにしたらもっといいのかもしれないけれど・・・
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年は・・・?!

2010-01-11 | きょうのできごと
年末からごちそうのための買いだしとごちそう作りとで
大忙しでした。
晩さん会が続くうちに新年になり、
張り切っていつになくたくさん作ったお節料理も
結構おいしくできあがりました。

つつがなく年を越し、
家族そろって迎えることができた新年の
ささやかな幸せを感じました。

みんなで実家を訪れて帰ってきた二日の深夜、
寝床の中でいいようもない吐き気に襲われて、
身動きできないほどに苦しみました。

何年ぶりでしょう。 いえ十年ぶりかもしれません。

何かに当たったのか、ノロか・・・とも思いました。

同様に娘は一晩苦しんで、
翌日は寝込んだものの復帰しました。

私はと言えば、少しおさまっていたので、
誘われるまま初詣に行きました。

おみくじは中吉でほどほどの身の丈の幸。

が、夕方、おふろからまた寝床に直行です。

ふらふらで立てず、服も着れないほど、
どうしようもありませんでした。

思えば、家事や育児を放り出して、
寝込んだことなどありません。

どんなにつらくてもそれなりにがまんしながら、
あれこれ気持ちを紛らわせ、
痛みや苦しみをかわしてやってきたものでした。

でも今回はもうどうしようもありませんでしたから、
やはり年齢なのでしょうか。

翌朝はまた起きだして、
洗濯を始めたのはさがというものでしょうね。

ここ一週間ほど、おなかの調子も体調も思わしくなく、

おかげで月末の検診には少しは痩せてくれそうで
実はありがたいのです。

さすがのくいしんぼうも食傷気味で
なんだか助かりそうな今年の始めです。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする