大倉草紙

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【東京】 開館記念特別展Ⅳ 生誕120年 奥村土牛 (山種美術館)

2010年04月21日 21時00分00秒 | 美術館・博物館・記念館・資料館
4月8日(木)


山種美術館に桜を観に行く。
入口には、醍醐の桜のクローンが飾られている。


『聖牛』
インドから白牛が善光寺へ贈られたと知った土牛は、早速、善光寺を訪れて写生をしたのだという。
愛らしい牛だ。


『鳴門』
妻の実家のある徳島からの帰途、妻に帯をつかんでもらいながら、船から身を乗り出すようにして描いたのだという解説があった。


『茶室』
幾何学模様のようで面白い。


『泰山木』
古九谷の質感と、泰山木の花びらの柔らかい感じの対比がよかった。


『門』
姫路城の「はの門」。
以前、この作品について取り上げたテレビ番組を観たことがあるので、興味深く鑑賞する。
姫路城といえば、「平成の大修理」が本格的に始まり、暫くの間、大天守へ登閣できないらしい。


『醍醐』
地面に散った花びらも美しい。
醍醐寺の三宝院のしだれ桜なのだそうだ。


これは、昨年4月に醍醐の花見(豊太閤花見行列)を楽しんだ時の写真。