大倉草紙

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【東京・千代田区】 尾張名古屋藩徳川家屋敷跡

2010年04月18日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
4月3日(土)


(東京都千代田区紀尾井町 料亭「福田屋」のあたり)

「この一帯には、江戸時代に尾張名古屋藩徳川家の麹町邸がありました。寛永14年(1637)に拝領してから、藩主や世嗣が一時的に居住するなど様々な使われ方をしました。
 尾張徳川家は、徳川家康の九男義直に始まる家で、紀伊家(十男頼宣)、水戸家(十一男頼房)と共に、御三家と称され、義直が年長で知行高も多かったため、御三家筆頭となり大名の最高位に位置しました。義直は慶長8年(1603)甲斐府中藩主、ついで慶長12年(1607)尾張清州藩主を経て、後に名古屋藩主となり、尾張一国と木曽の山林を領地としました。尾張徳川家は以後、加増を重ねた結果、石高はほぼ61万9500石となり、16代にわたって明治維新まで続きました。
 明治5年、この地域は紀伊徳川家・尾張徳川家・井伊家の頭文字を合わせて、『紀尾井町』という町名になりました。」(案内板より)